ベスト16が揃ったじゃ

ワールドカップやけど、ベスト16が揃ったがで振り返ってみるちゃ。

目次

グループA・B

まずはグループAやけど、オランダとセネガルが勝ち上がったのう。戦前の予想通りになったんやないかなーと思わされるところではあるちゃね。

カタールは3戦全敗やちゃね

オラが最も注目していたのはよぉ、開催国のカタールやったがいど、残念ながら3戦全敗で終了やちゃね。これまでW杯には出場したことはなくて、開催国で初出場ということになったがやけど、力及ばずやったじゃ。2019年のアジアカップではよぉ、サウジアラビア、韓国、日本に完勝してよぉ、見事に初優勝を飾ったこともあって期待はされていたがいど、カタールの選手に関してはあの頃がピークであって、本番まで持たなかったと考えられるところやのう。

最もいい時期が長く保たないのと同時によぉ、266万人の人口の中で、しかも多くが出稼ぎ労働者であることを考慮したら、まあどうしても人材が限られてくるのが現実ながやろうのう。全体的な底上げが乏しくて、選手層の薄さも感じさせられたところでもあるちゃ。それ以前に「プレー強度が弱すぎる」のがネックではあるがいど。

米英が通過やちゃね

グループBやけどよぉ、イングランドが1位で、アメリカが2位の結果になったのう。

オラは実はイランのカードを3試合見ていたがで、このグループではイランに注目していたがいど、イングランド戦で7失点で負けたがいど、その後は結構盛り返した感じやったのう。ウェールズ戦は特にいい感じで、最後までバチバチやり合ってよぉ、後半アディショナルタイムに2得点を入れて、見事な勝利をあげたがいちゃ。

ただよぉ、グループリーグを通過をかけたアメリカ-イランの対戦は、アメリカがプリシッチのゴールで勝利やちゃね。裏のカードでイングランドがウェールズに勝っているがで、アメリカはドローでも通過できる形やったがいど、自力で突破を決めているがやね。このチームはプリシッチ、ティモシー・ウェア、レイナなど若い選手が揃っていることもあるがで、やはり本番は自国開催の4年後が勝負かなーと思わされるちゃね。しかし、お父さんのジョージ・ウェアが果たせなかったW杯出場をよぉ、国は違えど息子のティモシー・ウェアが実現して、しかもゴールをあげているとは感慨深いもんがあるちゃ。

グループC・D

ポーランドが突破やちゃね

グループCやけど、注目するところは初戦でアルゼンチンに劇的勝利をあげたサウジアラビアやけど、この後は2試合連敗して終了してしまったがやね。このグループは下馬評でアルゼンチン、メキシコが優位と見られていたがいど、得失点差わずか1の差でポーランドが勝ち抜けやちゃね。

ポーランドに関しては、実は結構前からチェックしている代表チームながいど、このチームの注目ポイントは、国際大会になるとなかなかゴールをあげられんかったロベルト・レヴァンドフスキながやね。レヴァンドフスキはこれまでPK失敗とかもいろいろあったがいど、サウジ戦でようやくゴールを決められたがやね。超絶な決定力を誇るレヴァンドフスキに渡るまでが勝負であるポーランドやけど、この点ではまだまだ解消されていない感は否めないところやちゃ。

しかしよぉ、このグループに関しては、メキシコがアディショナルタイムにサウジに決められたゴールによって、敗退が決まってしまうのがキツいところやちゃね。ベスト16には必ず上がってくるチームやったがやけど、今回は残念な結果になったじゃ。

オーストラリアが勝ち抜けやちゃ

グループDやけど、やはり戦前の予想通り、前回優勝国のフランスが最初の2試合で決めてしまったがやね。デンマーク戦は割とバチバチした展開で、最後まで分からんなーと思っていたがいど、ここはさすがエムバペの存在が大きいなーと感じさせられたじゃ。

2位に関してはよぉ、EUROでベスト4になったデンマークが有力かと思っていたがいど、最後にオーストラリアに破れてしまって勝ち抜けんかったがやね。デンマークとしては残念なことにグループ最下位で終了やちゃね。

勝ち上がったのはよぉ、チュニジア戦、デンマーク戦と1-0で勝利したオーストラリアやったがやね。フランスには4失点で負けたがやけど、その後はしぶとく戦い続けてよぉ、チュニジア戦ではファジアーノ岡山のミッチェル・デューク、デンマーク戦ではレッキーとベテランのゴールで勝利をもぎ取ったがやね。

2000年代はヴィドゥッカ、キューウェル、ブレシアーノ、ニール、シュウォーツァーらがいて、近年ではジェディナクがおったがいど、彼らも代表から退いたあとは、かなり地味なメンバーになっとって、今は「谷間の世代」と言われてもおかしくない状況やったがやね。ほんじゃけどよぉ、彼らとしては今できるサッカーをしっかりやって、2006年以来の決勝トーナメント進出を果たせたがやね。

グループE・F

日本が首位突破やちゃ

グループEやけど、言うまでもないがやけど、日本が首位突破を決めとんがやね。

優勝経験国のドイツ、スペインに勝利しとることから、これは文句がない結果やちゃね。前回大会は他のカードの状況次第であって、だいぶ他力本願の感じやったがいど、今回は本当に文句がないちゃね。何よりもチーム全体の選手の底上げが素晴らしくて、特定の選手に依存するような体制でなくなっていたのが大きいとも言えるやろう。

今の所の日本のMVPは、オラは板倉滉をあげたいところかのう。守備面でほぼ完璧なできやったし、それにドイツ戦では浅野拓磨の決勝ゴールをアシストする見事な縦パスを入れているのも大きいのう。彼が今度のクロアチア戦に出られないのは痛いところやけど、それがどう左右していくのか見ものではあるちゃ。

モロッコが初の決勝トーナメント進出やちゃ

前回大会準優勝のクロアチアに、3位のベルギーがおったグループFやけど、首位突破をしたのは、まさかのモロッコやったがやね。

モロッコに関しては、大会前にヴァヒド・ハリルホジッチ監督を解任して、ワリド・レグラギ監督が就任したがやけど、ハリルホジッチと確執があったチェルシーのハキム・ツィエクが素晴らしい出来やったのう。彼が一人ものが違うところを発揮していたのが大きかったじゃ。あと地味やけど、アンカーを務めていたソフィアン・アムラバトが地味に効いていたがで、今後の試合も注目やちゃね。

そして、問題は優勝候補と言われながら敗退したベルギーやけど、オラとしては正直こういう結果もあるかなーと思っていて、そんなに驚きもなかったりするちゃ。確かに選手の個々のレベルは高いチームではあるがいど、4年前に比べると底上げが薄いチームで、ロベルト・マルティネス監督のサッカーもマンネリ化が進んでいる印象は拭えんかったがやね。コンディションが上がらないルカクとアザールに頼らざるを得ない状況とは、チームづくりに失敗していると言わざるを得ないやろう。それによぉ、モロッコ戦で3バックの一角に本職でないティモシー・カスターニュを起用しとるのは、相手を舐めすぎではないかと思ったがやね。

グループG・H

決勝ゴールでユニフォームを脱いで退場するアブカバル

実はこのグループ、あんまし見れてなくてよぉ、実際フルタイムでちゃんと見た試合が「セルビア-カメルーン」戦くらいやったりするちゃね。あとはハイライトなどで確認した程度やったりするちゃ。

結果としては、ブラジルが渋く勝ち上がった感じかのう。最近のブラジルに関しては、強烈なスカッドでゴールを奪って勝ってしまうというよりは、非常に守備が強くて、なかなか破れないチームながやね。大量得点を奪うような試合はなかったがいど、結果としては実質消化試合のカメルーン戦でヴァンサン・アブカバルに決められたゴールだけで、非常に安定しとんがやね。こりゃ優勝候補筆頭には違いないちゃ。

ブラジル戦でよぉ、ヴァンサン・アブカバルが決勝ゴールを決めたがいど、ユニフォームを脱いでしまって、2枚目のイエローカードで退場になってしまったがやね。レフェリーにちゃんと握手をしておいて、しっかりレッドカードもらってしまっとるがに、なんかやり尽くした顔をしとるのが面白いちゃ。近年のカメルーンはなかなかW杯で結果を残せんかったがやけど、なんかほっこりしたじゃ。

韓国が逆転でグループリーグ突破やちゃ

最後にグループHやけど、首位はポルトガルで、2位は韓国が突破したがやね。

2010年のW杯で因縁があるウルグアイとガーナはよぉ、両チームともグループリーグ敗退となってしまったがいちゃ。下馬評では高くなかった韓国が抜けてしまった感じやちゃね。

韓国の試合をチェックしていたがいど、日本の隣国とはいえ、戦いっぷりに関しては、ソン・フンミンを中心にガンガン仕掛けていくチームながで、日本とはかなり対称的な戦いっぷりやったがやね。それがよく見えたのが、惜しくも破れたガーナ戦やったかなーと思うちゃ。負けてしまったがやけど、0-2から追いついとるしよぉ、決勝ゴールもアンラッキーな形やったがで、戦いっぷりには悪くも感じなかったのう。

それが最も結果として繋がったのが、最後のポルトガル戦やったのう。正直オラはウルグアイ-ガーナを見ようかなーと思っていたがいど、オラの目当ての選手がスタメンに出場していないこともあって、韓国の試合を見ていたがいど、これは当たりやったのう。最後までバチバチとやり合って、最後はファン・ヒチャンの決勝ゴールで見事に勝ち抜けやったがやね。

アジア勢大健闘やちゃね

全体を振り返って思うのはよぉ、やはりアジア勢の健闘が目立つちゃね。

南米がブラジルとアルゼンチン、アフリカがモロッコとセネガル、北中米はアメリカだけと考えたらよぉ、アジアが3つも勝ち上がっているとは、近年のW杯では非常に珍しいちゃね。敗退してしまったサウジ、イランにしても1勝しているがで、アジア勢は全体で7勝もしていると考えたら、結構伸びているなーと感じさせられるちゃ。

さて、これからの決勝トーナメントはどういう展開になるやろうか?まだまだ楽しみいっぱいやちゃね。

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