「孤高の守護神 ゴールキーパー進化論」を読んどるちゃ

図書館によぉ、面白い本があったがで、ちょっこし借りてみたがいちゃ。

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今のテーマとしては最適やちゃね

今年のワールドカップもよぉ、ベスト8が揃ってしまっとるがやけど、このノックアウトステージになってからよぉ、PK戦が行われるということもあって、GKが注目されるポジションになってきとるちゃね。

日本のPKを3本止めたクロアチアのGKドミニク・リヴァコヴィッチによぉ、スペイン戦で3連続で止めたGKボノ(ヤシン・ブヌ)に注目されとるということもあって、GKに関する本を借りてみたがやね。

オラは体育の授業でのサッカーとか、大学のスポーツサークルでGKをやらせてもらったことがあるがで、結構オラはGKは思い入れがあるポジションやったりするがで、本当に興味深いがやね。

「戦術の歴史」の著者の本やちゃ

この著者はイングランド人のジョナサン・ウィルソンながいど、これまで多くのサッカー関連の本を書いてきているがやね。その中でもよぉ、オラの目が鱗になったのが、この本ながいちゃ。

ジョナサン・ウィルソンといえば、たくさんの著書があるがいど、オラのお気に入りは「サッカー戦術の歴史」ながいちゃね。これはサッカー黎明期の頃から、現代に至るまでのサッカーの歴史を記した本ながいど、イングランドのキックアンドラッシュ、50年代ハンガリーのマジック・マジャール、その後にくる70年代オランダの「トータルフットボール」やったり、ソ連を率いたヴァレリー・ロバノフスキーの科学的なアプローチのフットボールなど、いろいろあるがいど、今と通ずる分が多くて、結構おもっしい本ながやね。

今では絶版になっとる本ながで、なかなか手に入れることは難しかったりするがいど、富山県内では富山市立図書館、富山県立図書館に置いてあるがでよぉ、是非一度借りてみることをおすすめするちゃ。

ゴールキーパーの存在意義から問うちゃ

この本に関してはよぉ、上記の「サッカー戦術の歴史」に通ずるところがあるがやけど、こちらに関しては「ゴールキーパー」に完全にクローズアップされている書籍ながいちゃね。

普段サッカーを見ていたら、そこにあるものという印象で、あんまし日頃から疑問に思っているわけでもないがやけどよぉ、改めて振り返ってみたらよぉ、「なんでGKは存在するがやろう?」という疑問を感じるのではないかなーと思ってくるんやないかなーと思うちゃ。

あんましネタバレになるとどうかと思うがやけどよぉ、GKに関しては、今のようなルールになってきたのちゃ、20世紀初頭ぐらいであってよぉ、それまでは2人GKを置けたり、ハーフウェイライン付近まで手でボールを触れたりしたこともあったみたいやちゃね。

サッカーは手を使ってボールを扱ってはいけないスポーツながに、なぜか1人だけがボールを触れるとか、よくよく考えてみたら、かなり異質なゲームであることが分かるちゃね。昔からよぉ「手でゴールを守る」というのは間違いなかったがやけど、根本的にゴールをたくさん決めてナンボの風潮が強かったころちゃ、GK自体が「除け者扱い」されている時代があったがみたいがやね。

そういうことを考えるとよぉ、いかにGKというのちゃ、孤独な立場であるのが分かるちゃね。

GKちゃ、すごい難しいポジションであって、他のポジションと全く違う点として「相手が攻めてこないと光らない」という点にあるちゃね。最近のサッカーにおいては、足元の上手さや攻撃の起点になるプレーを求められてきとんがやけど、そんでも根本的には「唯一手を使えるポジションとしてゴールを守る」ということを求められていることには変わりないちゃ。

ペナルティエリアから離れたら、フィールドプレーヤーと同じ選手として扱われるがやけど、GKが持ち場から離れても、他の人が代わりになって手を使えるようになるわけやないがで、結局はペナルティエリア内で張り付いていないといけなくなるわけやちゃ。そう考えたら、なかなか光を当てづらい難しいポジションと言えるちゃね。

…というところから考えていってよぉ、世界各国のGKを振り返りながら読んでいく本ながいちゃ。詳しいことはこの下のHPを見ながら、GKの歴史が簡単にまとめられてあるがで、見ておくといいちゃね。

ゴールキーパー進化史
http://zip2000.server-shared.com/gk.html

こういうGKの文献ちゃ、すごく貴重なもんやし、実際読み応えがあるもんやから、ぜひともおすすめしたいもんやちゃね。みなさん読んで見られ。

オラもまだ読んでいる途中ながで、全部読んだら、また感想をアップするちゃね。

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