【絶メシ】87歳のおじいちゃんが営む「お食事処ポーク」へ行ってきたじゃ

とある日によぉ、富山市に用事があったがやけど、11時半過ぎくらいで終わったがで、とある店へ行ってきたじゃ。

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87歳の店主のお店やちゃ

結構有名なお店ながやけど、まだ行ったことなかったがよ。何度も通りかかっていて気になっていたがやけど、タイミングが合わなくて、全然入る機会がなかったがやね…。今は昼に約2時間程度の営業時間でよぉ、週2,3日ほど休んどるちゃ。

創業が1967年(昭和43年)でよぉ、今年で57年目に突入しとる東田地方の「お食事処ポーク」やちゃ。

半世紀以上も営業していて、地元から非常に愛されている店やけどよぉ、こちらの店主さんちゃ、今年で87歳ながいちゃ。娘さんらしき方が手伝ってらっしゃるがやけど、どうやらここの味は店主のおじいちゃんだけしか出せないみたいでよぉ、料理はほとんどワンオペでやっとらっしゃるちゃね。

このおじいちゃんの料理を食べたくてよぉ、連日開店前から行列ができとるちゃ。

営業時間も11:30〜13:15と、2時間もないがやけどよぉ、ここの店は「ご飯がなくなり次第終了」ながで、13時になる前に営業終了することもあるみたいながでよぉ、おじいちゃんの料理を食べたいもんは、開店前から待ってでも食べたいもんやちゃ。

まるで仙人のような手捌きやちゃ…

店の中で待っていたがやけど、くもりガラスの向こう側でよぉ、店主のおじいちゃんが黙々と料理を作ってらっしゃるちゃ。

さすがに87歳の高齢ということもあって、動きはゆっくりしとられるちゃ。

ただよぉ、一つ一つの動きに全く無駄がないがいちゃ…。50年以上のキャリアもあってか、自分の仕事場がよぉ、非常に効率的になっとってよぉ、身体を振り向かせるだけで、ちょこっと作業するだけになっている感じがすごいちゃね。何年も積み重ねてきてやってきたことがよぉ、一切「無駄がない動き」に至ったのかもしれんちゃ。

圧巻やったのはよぉ、お食事処ポークには欠かせない半熟気味の卵焼きながやけど、卵を溶くのが「クルッ」と一回しだけで、溶き卵が一瞬でできてしまっとるがいちゃ。本当に魔法がかけられたような感じやったじゃ。

行列ができるほど、すごい盛況している店ながやけど、ほぼワンオペで捌いてしまうところはすごいがいちゃ。それも全く急いでいるようにも見えず、ゆっくり作っとられるがに、次々と仕上げてしまう様はすごいちゃ。

看板の「ポーク風ライス」

店に到着してから、20分は経とうとしとるくらいで、ようやく席に座れたじゃ。

もちろん注文するのは看板メニューやちゃ。

これが「ポーク風ライス」やちゃ。

エビピラフ、丁度いい半熟具合の卵焼き、そしてとんかつというシンプルな料理やちゃ。一皿で完結していてよぉ、全部スプーンで食べられるように、上手くデザインされている、半世紀以上愛され続けてきた看板メニューやちゃ。

※写真撮り忘れたやけど、豚汁セットにしとるちゃ。

これは絶妙やちゃね…。まず、ピラフの味付けがあまり主張が強すぎんがで、丁度いい濃さやちゃね。バターの香りがしっかり漂わせているところがお見事やちゃ。そんで卵焼きやけど、かなり薄い卵焼きで半熟具合が絶妙ながいちゃ…。これを下敷きになっているピラフと一緒に食べると、味変がしてまたたまらんがやね。それにサクサクとしたとんかつがたまらんちゃ。

これは見事な三重奏やちゃね…。料理自体は非常にシンプルやけどよぉ、食感も味付けも異なる3種類を組み合わせたら、なんて素敵な料理になるがやろう…。味付けは濃すぎないし、油も控えめになっとって、ややあっさりしたところはあるがいど、これがじんわりと染み込んでくるような感じがしてたまらんがやね…。

このレトロな皿がたまらんちゃね。今は牛島本町へ移転している日赤病院が近くにあったことを示す皿やろう。どうやら今から30年ほど前には、東田地方に日赤病院があったらしくてよぉ、少なくとも30年前から使われとる皿やちゃ。こういう歴史を感じさせられるものを使っているとは、また素敵なもんやちゃ。

店の雰囲気から、おじいちゃんの調理風景、そしてポーク風ライスに、レトロな皿…あらゆるものが詰まった店にオラは行くことができて本当に良かった…という気持ちになったもんやちゃ。

後継者がおらんらしいがで、おそらくおじいちゃんが引退と同時に、このお店は閉店になるやろう。そのこともあって、オラは最初は「必ず1度は行かないといけない!」と思ったもんやけど、今回行ってみたら、やはり何度か通っておきたいと改めて思ったもんやちゃ。

ポークのおじいちゃん、本当にありがとうやちゃ。

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