大むら菓子舗の「春の四重奏」「ヒスイ羊かん」いただくちゃ

富山県の最東部にある朝日町によぉ、老舗和菓子屋があるちゃね。

目次

半世紀以上の歴史を誇る「大むら菓子舗」

朝日町によぉ、半世紀以上の歴史がある和菓子屋さんがあるがいちゃ。

その名は「大むら菓子舗」というちゃ。「バタバタ茶」などお茶の文化がある朝日町においてよぉ、長いこと朝日町に親しまれている和菓子屋さんやちゃね。お餅とか羊かんとか上生菓子とか発売してきとるがいど、地域に根ざした和菓子も常に提供してきとるとこやちゃ。

現在85歳の大村邦夫さんが店主を務めてよぉ、60年以上も営んできとるちゃね。こないだよぉ、朝日町のショッピングセンター「アスカ」の中に、大むら菓子舗のいちご大福売っていたがで食べたがやけど、これまた食感がたまらなくてよぉ、コンビニで買うもんとはえらい違ったじゃ。

春の四重奏

この季節やと、ちょうど朝日町では「春の四重奏」の季節ということで、国内外から多くの観光客が訪れてきとるがいど、そのタイミングで四重奏の和菓子を提供しとるちゃ。

ということで、オラも大むら菓子舗の「春の四重奏」を頂いたがいちゃ。四重奏の「立山連峰」「桜並木」「菜の花」「チューリップ」の4つが同時に見られるところやけど、これをお菓子で演出したのがこれやちゃね。

これ、一つの和菓子で4種類を楽しめるのがいいちゃね。

元々は4つに別れていた和菓子を一つにまとめたもんやけど、それぞれの食感をかけあわせたものを作っとるちゃね。試行錯誤を重ねて、今の形にまとめたみたいやけど、味も食感も混ざり合う感じがいいのう。

ヒスイ羊かん

あとよぉ、大むら菓子舗の看板商品といえばこれやちゃね。

「ヒスイ羊かん」やちゃ。

朝日町の宮崎海岸ではよぉ、ヒスイが取れることで有名ながいちゃね。美しい緑色に白がかかったヒスイの石が結構あってよぉ、よく探してらっしゃる方々がおられるちゃ。朝日町から糸魚川にかけては、ヒスイを売っている店もあれば、アクセサリーにしとるところもあって、この辺りでは名物になっとらーよ。

ヒスイの歴史といえば、縄文時代からあるとされていて、その頃から加工の文化があったみたいやちゃね。それに「豊穣」「生命」「再生」をもたらしてくれる「幸運の石」として大切にされとったようやちゃ。

そんでよぉ、大むら菓子舗では、今から30年前くらいによぉ、店主の大村邦夫さんが、宮崎海岸で散歩しとるときに、ちょうど大きなヒスイと出会って、和菓子で表現できないかと思って作ったのがこれやちゃね。

いやあ、見事なまでに美しい羊かんやちゃ。複数の餡を練り込んで作られた美しい緑によぉ、天然の糸寒天を使って作られた白が本当にこだわって作られてもんやちゃね。

見た目も非常に美しくて、食べては緑と白い部分の舌触りとか硬さとかも違うしよぉ、食べられないはずのヒスイを食べて味わっているというような、ちょっと変わった感覚を味わえるもんになっとるのう。

いやあ、これはたまらんかったじゃ。今まで足を運んでなかったのが後悔するくらいやちゃね…。

大むら菓子舗

住所 富山県下新川郡朝日町沼保288
電話 0765-82-0422
営業時間 9:00〜19:00
定休日 火曜日
HP https://www.oomurakashiho.com/

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