こないだよぉ、富山駅北口で行われたイベント「ほんとカレーなんていつでも食べたい2022」によぉ、オラの友人でもあるカレー探偵やみちゃんが出された本「おいしいイミズスタン」が販売されとったがいちゃ。
17日によぉ、富山駅構内で「ブックDayとやま」と同時開催で、カレーのイベントをやっとったがいちゃ。13時からよぉ、東京の編集者のワダヨシさんと、射水市在住のカレーブロガーで、イミズスタン・アンバサダーを務めるやみちゃんの対談がやっとったがいど、やみちゃんが小冊子を発売されとったがやね。
それg「おいしいイミズスタン」やちゃ。
この本にはよぉ、イミズスタンが栄えた経緯からよぉ、イミズスタンの各店舗、イミズスタンの各メニューやったり、あとは興国史などが掲載されとるちゃ。
イミズスタンというのを軽く触れておくとよぉ、富山県の射水市の8号線沿いでよぉ、プレハブ小屋でロシア人向けに中古車販売をしとるパキスタン人が、90年代〜2000年代まで結構盛んにやっとらっしゃったがやね。そんで富山に住み着くようになって、パキスタン人を中心にムスリムの方々が独特な文化を形成している場所ながいちゃ。
2001年には、コーラン廃棄事件が発生して、全国的なニュースになっとったところながいど、それから20年経ってよぉ、500人ぐらいのパキスタン人が地域に根ざして暮らしてらっしゃるがいちゃ。
ロシアが中古車の関税を大幅に引き上げたことから、パキスタン人の中古車ビジネスはしぼんでいったがやけど、その代わりに出てきたのが、飲食店の事業やったがやね。2000年代はカシミール、ラジャ・レストラン、DILレストランの3つくらいやったがいど、そのうちザイカ・カレーハウス、ホットスプーン、ハムザレストラン、パークマサラなどがいろいろ出てきたがいちゃ。
いろんな店が出てきては、閉店したりといろいろあったがやけど、そういったのが記録されている本ながいちゃね。
南アジア系の料理店でよぉ、これほどまとめられている冊子ちゃ、全国的にも珍しいかと思うがやけどよぉ、富山ではこういったものをまとめて残す人はほとんどおらんがやから、これは貴重な資料やちゃね。
「イミズスタン」というのは、パキスタンコミュニティーから発展したものではあるがいど、この冊子の中では、もう一つの流れとしてよぉ、元デリーのシェフで、現在はインディラグループの社長を務めるアンサーさんの流れを組んでいる方々も取り上げられとるちゃね。こちらはベンガル地方のコルカタから来られた方々が多くて、イミズスタンとは異なる流れを持っているのが魅力的ながいちゃ。
あとよぉ、イミズスタンと聞いても、どんなカレーがあるのか分からん方々が多いやろうけど、この冊子には個性的なカレーの数々が紹介されとるちゃね。インド料理店といえば「バターチキン」とか「ラムチョップカレー」とか、はたまた「ブラックカシミールカレー」あたりを想像するところではあるがいど、イミズスタンではよぉ、パキスタンでよく食べられとる「ビーフハリーム」「ニハリ」「チキンビリヤニ」「マトンプラオ」なども写真で掲載されとるちゃね。
これを見たら、イミズスタンのことがよく分かるに違いないちゃ。どうやら通販での販売も考えとらっしゃるみたいながで、よかったら手にとっていただきたいところやちゃね。お値段は500円やちゃ。
ちなみによぉ、「おいしいイミズスタン」はこれだけやなくて、今後も継続的に発行していくみたいながで、今後とも楽しみやちゃね。
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