24日から3日間、地域リーグチャンピオンズリーグが行われてよぉ、東北王者のコバルトーレ女川が3連勝で、優勝してよぉ、来シーズンからのJFL昇格を内定させたがいちゃー
ブログ更新 : 【地域CL】「決勝R3日目」コバルトーレ女川はアミティエSC京都に勝利し優勝!テゲバジャーロ宮崎はVONDS市原とのPK戦を https://t.co/CqT1w2DnSo – コミュサカまとめブログ #コミュサカ pic.twitter.com/zJaxHxb7jS
— コミュサカ@管理人 (@commusoccer) November 27, 2017
選手は女川のために。女川は選手のために。
本当におめでとうやちゃ。オラはこのクラブを知って10年くらいやけど、ついにこの日がやってきたがいちゃね。
2011年、震災の年の私のツイート。
戦う意味。共に生きる矜持。 https://t.co/acgfCCa0Gd— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) 2017年11月25日
コバルトーレ女川のメインスポンサーの蒲鉾本舗高政さんのツイートの一つ一つが熱量が半端ないちゃね。とにかくエモいがよ。そこには共に戦う人々の姿を感じさせられるがよ。選手達は女川のために、女川は選手達のために、選手達と女川の人達が共有して、こりゃ応援しないわけにはいかないがになるがよ。
なんか選手達だけやなくて、女川がそのものが戦っとる感じやちゃね。
[300リツイート] とんでもない名作「サクラクエスト」完結。若者ばか者よそ者な女子による、町おこし問題提起アニメ https://t.co/jSmIBkM8dU pic.twitter.com/mhglbKekLz
— エキサイトニュース (@ExciteJapan) September 22, 2017
9月まで「サクラクエスト」という、若者たちが過疎化が進む町のために、地域の人々を巻き込んで町おこしをしていくアニメがやっとったがいど、コバルトーレ女川も通じるものがあると感じたのう。サクラクエストは他所者で若者の主人公の木春由乃ちゃんが、寂れた田舎町の観光大使になってよぉ、B級グルメ、ゆるキャラなどのイベントや、路線バスや廃校の利用などの問題に取り組むなど、徐々に住民の信頼を得てよぉ、最後には街の人達が一緒になって、50年前に途絶えた地元の祭りを復活させていく感じになっていくがいど、コバルトーレ女川に関しちゃ、サッカーがいろんな人を巻き込んでって、地元の一体感を作り出していく感じに見えるがやね。
女川の公式HPでも「サッカーをしに来た若者が異質」だったがいど、それぞれの職場での取り組み、町の活動などを通じてよぉ、地元で信頼関係を築いていって、選手達は街を盛り上げるために、街の人達はチームを盛り上げるという信頼関係を築いていったのを、熱く書いてあるのを見ると、サクラクエスト同様に「街自体が主体性を持って、周りを巻き込んでいく」という町おこしの本質を見た気がするがいちゃ。
カテゴリーが居場所ではなく、コバルトーレ女川が居場所ながよ
JFL昇格内定の瞬間もゴール裏にいた女川町長のブログが更新されました。
「もしかするとこれまでと同じステージにまた降りることになることもあるかもしれない。」
「でも、もしそうなったとしてもまたチャレンジすればいい。」女川町長須田よしあきブログhttps://t.co/DFqHJhnEP8#俺たちの町長
— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) 2017年11月27日
須田町長のブログ読んで思ったのちゃ、このおめでたい日ながに、目先の面白さに囚われない姿勢を強く感じられたのう。
公式HPでもコバルトーレ女川は「100年続くクラブ」を目指すと言っとるがいちゃね。100年やとその間にいろんなことがあるやろう。日本やとサッカーは新しいものになるがいど、海外のサッカーのクラブを一つピックアップして、100年間振り返ってみたら、実にいろんなことがあったりするちゃね。他のクラブやと、カテゴリーに囚われやすいがで、未来の話まで持っていかんケースが多いがいど、コバルトーレちゃ、しっかり地に足の着いていく意志を感じられるちゃね。
これは地味なことながで、もしかしたらあんまし食いつかない人は多いかもしれんじゃ。ただ、JFLに昇格することよりも本当に大切なことには違いないちゃ。仮に安易な成功だけを追い求めるクラブやったら、まず震災時で街の人達が活動再開に後押ししてくれんかったやろう。それは女川の街自体がクラブを盛り上げるという意思表示やからのう。
ほんじゃから、選手達の大半ちゃ、女川に対して「縁もゆかりもない場所」には違いないがいど、そこで仕事もサッカーも頑張れるのちゃ、女川にとっちゃ「必要としている」のかのう…と感じられるちゃ。おめでたい日に「また落ちるかもしれんがやけど、また挑戦すればいい」と言えるのちゃ、コバルトーレ女川が地域と一体化しとるのを言い表しとるがやないかと思うちゃ。そこまで確立されとるクラブちゃ、Jリーグを見渡しても、ごく僅かやないかと感じるちゃね。
そう。コバルトーレ女川ちゃ、選手達や住民たちにとって、居場所になってきとるがいちゃ。だから戦うがやろう。
人が集まる場所。戻ってこれる場所。その一つがコバルトーレながやね
コバルトーレ女川にはよぉ、「町の復興」という大きなテーマがあるがいど、過疎化や震災復興ちゃ、攻略しようがない根深い社会問題には違いないちゃね。
定住型のサッカークラブを目指しとって、引退してもセカンドキャリアが充実して、女川に定住できるようにしとるがいど、これは人口減少時代に向き合っとられるから、そうなっとるがやね。サッカーする場所を求めとるがいど、仕事はしてかんならん。そして、とにかく若い人が欲しい田舎。そこをサッカーで繋げているのが、社会問題に向き合ったコバルトーレの特徴ながやね。
これまでJリーグに昇格していったクラブにしても、これから上がっていくクラブにしてもよぉ、昇格という目標は優先的に考えるもんやし、コバルトーレ女川だってそこを目指していくことには違いないがいど、ただ目先の試合に勝利したり、昇格したりしても、得たものは一過性の盛り上げだけで、町の活性化にとっては大したものは残らないのかもしれんちゃ。なかなか昇格できずに立ち消えていったJ標榜のクラブがあるようによぉ、勝利や昇格を高々と謳ったとこちゃ、表面的に心地よくなるようなものを求めた人が来るだけであって、クラブそのものを求めているのとは違うがやと感じるちゃね。
コバルトーレ女川がなぜ存在すらーかとか、様々な考えはあると思うがいど、彼等がサッカーで人を集める場所、賑やかな場所、女川に誇りを抱く場所を作ることにあるやろう。サクラクエストでも「人が自然に集まってきて、楽しそうにして、帰ってこれる場所」ということで、地元の祭りはいいな…とかゆっとったがいど、コバルトーレという場所ちゃ、女川の名の下で地域の方々が集まってよぉ、楽しめる場所そのものながやろうと感じさせられるのう。
女川や石巻辺りで様々な職場で働く選手達にとっちゃ、サッカー場というのちゃ、まさに「帰ってこれる場所」ながいちゃ。そこに喜びや誇りを抱いて、居場所を作ってあげる女川の人達。まだまだ道半ばやけど、改めてサッカーの可能性を感じさせられると思ったじゃ。
コバルトーレ女川、JFL昇格おめでとうやちゃ

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