【中華そば】大岩山日石寺の新名所「あざみ大岩本店」へ行ってきたじゃ【自家製平打ち手揉み麺】

去年の年末ぐらいから、富山県東部各地で新店がいろいろ出てきとるがいどよぉ、その中でも最も話題の店にようやく行ってみたじゃ。

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1300年の歴史を誇る大岩山日石寺

上市町の山奥によぉ、真言密宗の「大岩山日石寺」があるがいちゃ。

大岩山日石寺といえば、725年に開かれてからよぉ、1300年の歴史を誇るちゃ。上市町では剱岳、穴の谷の霊水と並ぶ観光名所の一つでよぉ、毎年多くの観光客が来ているところやちゃね。写仏、巡礼、滝行などの修行体験をすることができてよぉ、近隣には天然温泉かけ流しの「大岩不動の湯」があってよぉ、県内外から多くの参拝客が来られとるちゃね。

上市の知り合いによると、上市の年明けの恒例行事として、よく滝行をされとるみたいやちゃね。なんか正月明けのときの大寒の滝行にこそやる方が多くて、おもっしい文化があるもんやと思ったじゃ。

カターレの選手も、一度やってみてはいかがやろうか?

名物の「大岩そうめん」

そんで大岩山の名物といえば「大岩そうめん」やちゃね。

室町時代から歴史があってよぉ、多くの僧兵を抱えていた大岩山日石寺は、乾物であるそうめんを重宝していたということから、この地方の名物になったみたいやちゃ。今は「ドライブイン金龍」「だんごや」「大岩館」の3店舗が営業していてよぉ、3年寝かせた自家製のそうめんを提供しとんがよ。ぴしっと整列しているように美しく盛り付けるのが大岩流と言えるやろう。夏の時期では、たくさんのお客さんで賑わっとんがよ。

大岩山日石寺の新名所「あざみ」

ただ、大岩山日石寺の観光のシーズンちゃ、春〜秋頃であってよぉ、紅葉の季節がすぎると一気に寂しくなる場所やったりするちゃね。そこでよぉ、老舗旅館の「だんごや」が新しい店をオープンしたがいちゃ。

以前やっていた素麺屋「滝路」の空き店舗のところに入ったがいちゃ。100年以上の歴史を誇る「だんごや」の製麺技術をいかした中華そばを提供しよう…ということで、この店ができたがいちゃ。

開店以来、えらい人気ながでよぉ、オラも一度行ったときにすでに無くなっていたこともあったがやけど、11時くらいに行けそうなタイミングやったがで、1月某日に行ってみたがよ。そしたら平日にも関わらず、結構並んでいたがいちゃね。えらい人気やちゃ。

メニューはシンプルやちゃ。「中華そば」か「肉中華」やちゃ。ライスとかビールとかあるがやけど、中華そばに関しては、量が多いか肉が多いかのどちらかというくらいしかないちゃ。

そして、こちらが中華そばやちゃ。

到着したのが10時50分くらいやったけど、11時半くらいになってようやく食べられたじゃ。いやあ、平日ながにえらい人気やちゃね…。

店の看板にデデンッ!と「平打ち手もみ麺」と書いてあるようによぉ、断面が長方形の平打ち麺ながいちゃね。それに手でしっかり麺を揉んだものながいちゃ。このスタイルは喜多方ラーメンなどで見られるもんやけど、あざみでは大岩そうめん由来の製麺技術を元に作られとるちゃ。

味の方やけど、これは凄いちゃね…。

麺の舌触りがツルンとしとるがやけど、麺自体がかなり弾力があるちゃね。それによぉ、麺自体が太さや縮れ具合が不規則になっとるがよ。縮れというか、もはや「ピロピロ麺」やちゃね。麺の太さが統一されてなくてバラバラになっとるがやから、一つの中華そばを食べているがに、複数を食べているようなバリエーションを感じられるもんになっとんがよ。並盛でも麺の量が300gあるがで、結構多いがやけどよぉ、食べてて全然飽きてこんがやね…。これは凄いのう…。

スープの方も素麺の技術から由来しとるのか、あんましこってりとしてなくてよぉ、しっかり醤油ベースのスープを堪能できるといった感じかのう。若干甘めにしとるのが、老若男女も食べられるように考えられとるのかなーと思ったじゃ。

そこでよぉ、テーブル備え付けの塩コショウ、にんにくを入れて、味変を楽しんでいくのが楽しいちゃね。メチャクチャシンプルな中華そばというがに、これほど堪能させられるとはびっくりやちゃ。

場所が上市の市街地から遠く離れた場所やし、アクセスもなかなか大変なところに店を構えているがやけどよぉ、わざわざ中華そばを食べに行ってもいいほど、ここでしか食べられないものが「あざみ」にはあるちゃ。本当に驚かされたじゃ。

あと、なくなり次第終了やから、食べに行こうとするなら、開店時間には店におられるようにするくらい、時間に余裕を持って来るべきやろう。

店名中華そば あざみ大岩本店
住所〒930-0463 富山県中新川郡上市町大岩6
電話番号076-473-1480
営業時間11時00分~15時30分(なくなり次第終了)
定休日



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