フェミニズムを理解できていない自称フェミニストの情報ソースは常に「妄想」やちゃ
こういうツイートをしたがで、ブログでもう少し詳しく書くことにするちゃ。
目次
フェミニズムちゃ何け?
タイトルが「フェミニズムを理解していない自称フェミニスト」ということながでよぉ、まずは「フェミニズム」というもんはどういうもんか触れていこうとするちゃ。
これは、そんなに難しいことやなくてシンプルながやね。
「男女同権」
これに尽きるちゃね。
元々の始まりと言えば、フランス革命後の「フランス人権宣言」やったがいど、その頃に男性にだけ権利が与えられることを不満に思った女性たちが行動を起こして、欧州全体に広まっていったのが始まりながやね。そんで19世紀のアメリカでも、男性にしか認められてなかった参政権を求めて、女性が参政権運動を起こしとるがいちゃ。
日本やと、明治末期に社会が「良妻賢母」を求めとってよぉ、その頃は女性には選挙権はなくて、治安維持法によって政治活動さえも禁じられていたがやね。それを平塚らいてうを始めに女性の権利獲得に奔走していたがやね。明治から大正期で出版されていた、女性だけで編集・出版した「青鞜」がよぉ、「新しい女」を前面に出していっていったがやね。
まー「フェミニズム」とかゆっても、いろんな思想と折り混ざったりするもんやし、時代や地域によってはテーマも異なってくるもんやけど、基本的には「女性も男性と同じ権利を持つ」というところが大きなところながやね。
自主的な女性を遮ったら「フェミニズム」でなくなるちゃ
まあ、昨今で起きている「公共の表現」についてよぉ、フェミニストを名乗っとらっしゃる人達がよぉ、ギャーギャー騒ぎ出す事例が結構あったりするがやね。
よく槍玉に挙げられるものと言えば「セクシーな表現」でよぉ、結構前やと「キズナアイ」「碧志摩メグ」「のうりんのコラボ」などあって、直近数年くらいやと「宇崎ちゃんの献血コラボ」「ATSUGIのラブタイツ」「温泉むすめ」「月曜日のたわわ」「雀魂×咲-Saki-」のコラボなど、結構山程あげられるわけやちゃ。
そういうものに対して「男の都合のいいものを描くな」とか「性的搾取」とか「性の商品化」とか「環境的セクシャルハラスメント」とか「性犯罪を誘発する」とか、これといって根拠もなしに好き放題言っとんがやね。
ただよぉ、日本でフェミニストと名乗る方々が非難しているそれらの表現というもんはよぉ、実際のところ、女性のイラストレーターが多かったりよぉ、男性向け成人コミックでも女性ファンが結構おるがやね。
要するに「女性が進出している分野にフェミニストが攻撃している」という意味不明な状況になっとるわけやちゃ。
去年の松戸のVtuberの戸定梨香さんと松戸市警察のコラボ動画が、全国フェミニスト議員連盟に抗議されたがやけど、戸定梨香さんは中の人がデザインを考えてよぉ、クリエーターの方々は全員が女性やったがいちゃね。こういうことから「フェミニストが自立する女性の邪魔をする」という現象が起こってしまっとるわけやちゃ。
そもそも「フェミニズム」自体は、どの時代も地域にしても、根本的なところは「女性の権利を拡充していく」というところにあるがで、女性が自ら好きなものを表現していること自体を遮る行為をしてしまった時点でもはや「フェミニズムではない」がやっちゃ。
自分を飾るためのファッションに過ぎんがよ
なんでこういうようになっていくのかなーと思うとよぉ、おそらくこういうことが考えられるんやないかなーと思うちゃね。
自分を補強するための”飾り言葉”
はっきし言ってしまったらよぉ、「フェミニズム」「性的搾取」「性の商品化」「環境型セクシャルハラスメントのようなもの」とか言ってしまうのちゃ、自分の意見を補強するためにしかないがやね。なーんとなく強いイメージのあるような言葉を使って、ただ自分を着飾っているだけに過ぎんがいちゃ。
先人たちの活動とかから考えたら、フェミニズムというもんちゃ、根底には「男女同権」があってよぉ、その定義に従っていることが最低条件であるはずながやけど、前述のように「女性の自主的な行動を遮る」という謎の現象はよぉ、やはり「意味も把握しないでただ自分を飾るために使っている」からと言えるやろう。
フェミニストを名乗っている人達にとっての「フェミニズム」というもんちゃ、自分を飾るためのもんでしかないがやから、「フェミニストなのにフェミニズムに反している」という現象が起きてしまうがやね。
フェミニストは常に妄想がソースやちゃ
こういう「意味を把握しないで言葉を使う人達」ちゃ、実際にフェミニストと名乗る人達には多く見られたりするもんやけど、こういう人達を相手にすると、本当に会話が成立しなくなるがやね。
神崎ゆきさんがよく「言葉の定義を大切にしない」ということを指摘してらっしゃるがやけど、これにはオラも同感ながやね。オラなんかはどういう文章を書くがにしても、たった140字のツイートであっても、やはり自分の使う言葉は間違えた使い方をしていないかと意識したりするしよぉ、本当にオラ自身が認識していることが怪しいなあと思ったら、ググったりもするもんやちゃ。
おそらくよぉ、論文を書くがにしても、会社で書類を作っていくがにしてもよぉ、さすがに意味を誤ったまま使おうと思わんもんやろう。ましてやプレゼンとかで間違えた言葉の使い方とかしていたら、発表会で大恥を欠いたりするもんやし、下手したら会社の業績に影響することも考えられるもんやちゃ。
そう考えたらよぉ、どういう言葉を使うがにしても、ちゃんとしっかり把握することを求められるもんやちゃ。
ただよぉ、フェミニストを名乗る方々ちゃ、オラや神崎さんなどが当たり前に思っている「自分の使う言葉を大切に使う」という意識が、本当に欠損しているがやね。なんていうかよぉ、辞書で調べたり、ググったりする前から、自分の脳内で思っていることをそのまんま使ってしまうような人達が多いがいちゃ。
- 辞書を引かない
- 国連や国の機関が定める定義を無視する
- 過去の事例も参照にしない
- 憲法や法律さえも無視する
- ググって確認もしない
フェミニストを名乗る人達には、やたらと「ジェンダーギャップ121位」などをあげる人やけど、その「ジェンダーギャップ指数」の計算方法すら把握しないまま、イラストに噛み付いてしまっとるのが、よく見られるがやね。
こういうのを見ていると「ググることもしないで自分の妄想だけで語る人が多い」というのがよく分かるやろう。これがジェンダー関連の学者、政治家でも見られるのがよぉ、日本における「フェミニズム」とも言えるちゃ。

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