京都地下鉄烏山線によぉ、今夏のTVアニメでやっとる「時々ボソっとロシア語でデレる隣のアーリャさん」こと「ロシデレ」のラッピング広告がXで炎上騒ぎになっとるみたいやちゃ。
ロシア語でデレるラブコメやちゃ
京都国際マンガアニメフェア2024のコラボで、地下鉄烏丸線にロシデレのラッピング電車が出てきとるがよ。
ロシデレは学園モノアニメで、主人公のアニオタ男子の久世政近と、お隣に座っているロシア人と日本人のハーフであるアリサ・ミハイロヴナ・九条(通称:アーリャ)による学園モノラブコメながよ。アーリャさんは典型的なツンデレで、いつもツンツンしとるがやけど、隣の政近に対してはデレデレでよぉ、そのときだけロシア語でデレとんがいちゃ。
ただ、主人公の政近は、実は過去の経緯からロシア語を理解できるがで、アーリャがボソッと言ってるロシア語を理解できとんがよ。そんでよぉ、肝心のアーリャさんは政近がロシア語を理解できていることを知らない…という設定になっとんがやね。
ロシデレ電車は「性の対象」とか寝ぼけたこと言っとんなま
そんな作品ながで、ロシアものに関わらず人気ながやけど、なんか烏丸線のラッピング電車に噛み付いとるもんがおるがやね。
はぁ…「性の対象」ねえ…。
ラブコメものやし、作中ではアーリャさんに靴下を履かせるシーンとか、着替えシーンとかあって、おっぱいのサイズの話が出てきたりして、多少は性的なところはあるのは確かやちゃ。実の妹が近親相姦を匂わせるシーンはあったりして、刺激的なところはまあまああるちゃ。
ただ、こういったところは50年前くらいの漫画・アニメからの伝統的なもんやし、何を今更…というところがあるのう。それにラッピング電車自体は、肌の露出が際どいもんになっとらんし、ただの制服やちゃ。
「性の対象」とかゆっとるがやけど、別にそう思う人は思えばいいだけやし、思わない人は思わないもんやし、そんなことは「個人の感想に過ぎない」というレベルの話でしかないちゃ。そんなことで広告をなくせという人の方がおっかしな話やちゃ。ほんじゃって、公共の場では、法や施設のガイドラインこそルールであって、それさえ満たしていりゃ自由やからのう。


ただ一つ言えることは、「性の対象だー!」とか叫んどる人の方が、発情してしまっとるのは間違いないちゃ。あーりゃさんの広告の是非とか、見ている人がどうとかやなくて、誰よりもギャーギャー騒いどる本人こそ、アーリャさんに性的興奮しとるのが明らかやちゃ。本当にスケベな人やちゃ。
むしろラッピング広告にふさわしいちゃ
実はオラはこのアニメを毎回楽しみにしとるがよ。アーリャさんをお絵かきするくらい楽しんどるがよ。

この作品、むしろラッピング電車の広告になっとるのはオラは良いことやと思っとるがよ。一人の視聴者として「良いことだ」というのは、ただのファンの戯言のように思えるやろうけど、ファンでなくても納得できるやろうなあ…と思えることをちょこちょこ書いてみるちゃ。
ロシア語の勉強になるちゃ
まずは「ロシア語を勉強できる」ということやちゃ。
オラは今から7年前にロシアへ旅行しとることがあってよぉ、ロシア語を少々勉強しとったことがあるちゃ。
そういうこともあって、キリル文字はある程度読めるし、ロシア語の文法のある程度は分かっていて、多少挨拶するくらいの程度のロシア語なら、まあまあできるがよ。キリル文字の文化圏へ旅行へ行っても、看板見てどんな店なのかそれなりのは分かるちゃ。
そういうこともあってよぉ、ロシア語を学んでいたオラにとっては、この作品は結構刺さったのう。
2022年のロシアによるウクライナ侵略戦争をきっかけに、ロシアからは気持ちが離れてしまって、ロシア語の勉強もやらなくなってしまって、今はDuolingoでもほとんど触ってもなかったがやけど、この作品が出てきたことによって、ロシア語の勉強する熱も上がってきたがよ。
アーリャさんの使っているロシア語は、割と初心者でも分かるような言葉やし、こういうのを見て楽しんだもんはよぉ、将来的にロシア語を専攻するきっかけにもなるんやないかとオラは感じたのう。上坂すみれさんの演技も素晴らしいがやし。
過剰なロシアヘイトを和らげるちゃ
この作品、角川スニーカー文庫のラブコメでは、歴代最多になる累計500万部売れとるがやね。
これは素晴らしいことやのう。このライトノベルが出てきたのは2021年ながやけど、この1年後にはロシアがウクライナ侵攻を始めてしまってよぉ、一気にロシアへの風当たりが強くなってきた時期やったじゃ。その後に日本国内では、ロシア料理店に対する嫌がらせとか頻発しとったことがあって、対露感情が非常に悪くなっとったがやね。

そういうことにも関わらず、ロシア語を話すヒロインの作品が売れ続けているのは、素晴らしいことやなーとオラは思うちゃ。こういう状況にも関わらず、作品とお国の状況を別々に分けて考えとるし、変な偏見を抱いてないのが見えて良いことやと思ったじゃ。
アーリャさんの声優である上坂すみれさんは、元々は共産趣味があって、上智大ではロシア語を専攻していたほど、ロシアオタクながやけど、2022年にロシアの侵略が始まってからは、そういったところを封印気味にしていたがで、彼女としては辛いところやったんやないかなーとオラは思ったところやちゃ。ただ、この作品があるおかげで、再び彼女の大好きな分野であるロシアに触れられるようになったのは、すごく良いことやないかと思ったじゃ。
こういう作品があることによってよぉ、やはり「政治と分けるべき」という意識は出てくるもんやし、過剰なロシアヘイト、差別や偏見を抑えられる効果はあるんやないかとオラは思うちゃ。
こういうコンテンツが人気なのは誇らしいちゃ
さっきもちょこっと書いたがやけど、この作品が500万部売れているのはすごいちゃね。
2022年にウクライナ侵攻が始まってからはよぉ、あらゆるロシア製品は排除されてって、日本からも輸出規制がされてきとるし、スポーツでもロシアは完全に排除されとる現状にも関わらず、日本ではロシデレが人気とはおもっしい状況とも言えるやろう。
ある意味で「表現の自由が保証されている」とも言えるちゃ。
主人公の政近のおじいさんがロシア映画好きで、ロシアに親近感を持っている人物ながで、多少はロシアに良い感情を抱いている面はあるのか、Xで見ていると、一部変なカウントから「親露派アニメ!」「ロシアプロパガンダ!」とか言っとる人はおったりするがやけど、そんでもこの作品が出せるのちゃ、日本の良いところをではないかとオラは思うのう。

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