第30節 ヴァンラーレ八戸 – カターレ富山 / 気を取り直して勝利あるのみやちゃ

前節のホームゲームでは、3位の藤枝相手よぉ、1-4で大敗を喫したカターレは、アウェーでヴァンラーレ八戸と対戦するちゃね。

目次

前回対戦は逆転勝利やちゃ

まず前回の対戦やけどよぉ、前半終了間際に山田尚幸選手の鮮やかなミドルシュートで先制点を奪われたカターレやったがいど、後半から起用された大野耀平が2ゴールを決めて、見事カターレが逆転勝利しとんがやね。

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前監督の頃のカターレながで、正直言うと、あんまし参考にならない部分が多いがやけどよぉ、この試合は前半から八戸がカウンター狙いの展開でよぉ、カターレが「持たされる」展開になっとったがやね。この当時のカターレの戦い方やと、基本的に「ボールを持たない」サッカーを展開しとっただけに、八戸のやり方に関しては「カターレが苦手としている戦い方に持っていかれた」展開やったがやね。

先制されて良くない展開やと思っていたがいど、後半開始から大野耀平を起用してよぉ、カターレが盛り返したがやね。戦術的な交代というよりも、むしろ大野のパワーで強引に流れを持っていったような感じの試合やったがいどこれまで八戸を得意としてきている大野が、今までと同様に効いたのが大きかったもんやちゃ。

フォーメーション

それではフォーメーションやちゃ。

6月からヴァンラーレ八戸を率いている志垣良監督のチームやけど、基本的に[4-4-2]をベースとしたサッカーをしとられるチームやちゃね。前監督の葛野監督の頃は、ポゼッションへのこだわりが強く、かなりモダンなサッカーを求めていくチームやったがいど、今のチームに関しては、規則正しい守備をベースとしながら、突破力のある佐藤碧や渡邉龍らにあずけてカウンターを狙っていくのが印象的なチームかと感じられるちゃ。

メンバーに関してはよぉ、かつてはカターレに2年間所属しとった「かんちん」こと、服部一輝選手が正GKとして定着しとんがやね。かんちんはカターレを出たあとは、讃岐や福島でもなかなかポジションを取れんかっただけによぉ、八戸でようやく確立された感じがするちゃ。松本戦をちょっこし見ていたがいど、かなり頼もしい選手になっとって、アルウィンで完封を収めていたのが印象に残ったじゃ。

他の選手に関しては、カターレでプレーしとった左SB佐藤和樹、カターレでプロデビューを飾ったFW萱沼優聖、そんで富山県出身の藤井航大と富山に縁がある選手が揃っているちゃね。対するカターレに関しても、アシスタントコーチの高橋勇菊さんがよぉ、ヴァンラーレ八戸のホームタウンである青森県五戸町出身ということもあって、お互いに縁がある人物がおられるがいちゃ。

似たもの対決とも言えるちゃ

前節のガイナーレ鳥取との試合を見たがやけどよぉ、試合は69分に左SBの板倉洸のミドルシュートが決勝点で勝利したがやね。

前節に藤枝に大敗したカターレとしては、アウェーゲームといえど、次の試合で仕切り直しとして挑んでいきたいところやけど、正直言うと、本日対戦する八戸は容易い相手ではないのは確かやちゃね。八戸はよぉ、ここ5試合で4勝1敗でかなり調子が良くて、相模原、岐阜、愛媛相手に勝ち続けて、J3昇格後では初の3連勝を飾ってて、今はかなりいい時期に来ているようやちゃ。

鳥取戦のプレーを見てて思ったのは、開幕当初から散見されていた守備面の脆さが克服できているのが大きいがやね。統率が取れた[4-4-2]はかなり練度が高くなっていて、縦横がきっちりとしたコンパクトなサッカーが展開できているのが大きいと言えるちゃ。 開幕には出遅れた八戸やったがいど、監督交代を経て、今はしっかりしたチームを作れるようになってきた…と考えられるところやちゃ。

しかしよぉ、試合を見ていたら、今のカターレとはかなり似たようなサッカーをしてきていると考えられるがやね。箇条書きをしてみると、こんな感じで考えられるところやのう。

  • システムは[4-4-2]
  • 若干ポゼッション低めのショートカウンター狙い
  • ハイプレスを志向
  • 両サイドに突破力のあるサイドハーフがいる
  • GKはシュートストップが得意なクラシカルなタイプ
  • SBは左が組み立て型で、右は縦移動がメイン。

いろいろ挙げられるところやけど、割とこんな感じやと考えられるのう。選手の個性は異なる部分はあるがいど、構造としてはカターレの小田切道治監督も、ヴァンラーレ八戸の志垣良監督も、同じものを志向していると考えられるところやろう。

そう考えると、各ポジションごとでのマッチアップが鍵を握ることになりそうやちゃね。カターレとしては、前節の後半のように、システムを変えてくることも一つ考えられるところやけど、そこもポイントになるかもしれんのう。

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