J3第17節 カターレ富山 – ヴァンラーレ八戸[後編] / 「戦術兵器」大野耀平で逆転やちゃ!

前半を0-1で折り返したカターレは、後半は逆転を試みるちゃ。

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逆転勝利に託された松岡大智

後半にメンバーを代えるちゃ。

後半からはメンバーを変えていくちゃね。椎名伸志と碓井鉄平を下げてよぉ、末木裕也と松岡大智を起用していくちゃね。カターレは最近やとアルトゥール・シルバを下げることが多かったがいど、今回は残してよぉ、攻守の要である碓井鉄平を下げてよぉ、攻撃的な布陣にしたがいちゃ。

ゲームの入りは八戸優勢に

ただこの交代で立ち上がりが良かったかというと、決して良いとは言えないもんやったのう。

八戸としては、先制点を奪った流れのままによぉ、追加点を狙っていくべく、割と高い位置からプレスをかけていってよぉ、2トップの突破力からゴールを狙っていったがいちゃね。カターレとしては、上手くゲームに入りたかったところやけど、松岡大智も末木裕也もまだゲームに入りきれてなくて、決していい展開とは言い難い状況やったじゃ。

チーム全体のバランスが前掛かり過ぎて、島田拓海と佐藤碧という、突破力がある八戸の2トップに対してよぉ、カターレの守備陣がかなり手を焼いていたがいちゃね。立ち上がりはあんましよくなくて、50分には島田拓海に裏を狙われて、危うく失点という場面を作ってしまっとるちゃね。

ただ、徐々に押し込めるようになってきたカターレはよぉ、60分に入ったら、切り札を起用するがいちゃ。

松岡のクロスから大野耀平が同点ゴールやちゃ

そこでよぉ、60分にカターレは吉平翼を下げて、2試合ぶりにベンチに戻ってきた大野耀平が起用されるちゃ。そんでシステムはこうなるちゃね。

前半からプレスで頑張っていた吉平翼を下げてよぉ、カターレ屈指のストライカーである、大野耀平を起用して、完全に点を取りにいく布陣になったがいちゃ。これでゲームを押し気味に進めていったカターレはよぉ、66分にゲームを動かしていくちゃ。

右サイドのスローインを受けた松岡大智がよぉ、中に切り込んでから左足でクロスを上げたらよぉ、大野耀平がヘディングでシュートを決めて、カターレが同点に追いついたがいちゃ。

これは松岡くんが期待に応えてくれたのう。後半に入ってから、積極的な仕掛けでカターレに活力を与えていた松岡くんやけど、得意の左足から素晴らしいクロスを挙げてアシストを決めたじゃ。しばらく試合に出ていなかったがいど、ここに来てアピールできるとは素晴らしいちゃ。彼のプロキャリアにとっても本当に貴重な瞬間と言えるやろう。

そんで大野に関してやけど、マークを剥がして、自分がフリーになれるのが上手くなってきとるのう。個人能力は素晴らしいところやけど、最近の試合を見ていると、駆け引きも上手くなってきとっちゃね。しっかし、ほぼ後ろから入ってくるボールに対して、よく頭で合わせられるのう。お見事やちゃ。

中央を突破してカターレが逆転やちゃ

同点でイケイケムードになってきたカターレはよぉ、完全に八戸を押し込む展開になってきたじゃ。八戸としては、島田拓海と佐藤碧の2トップの機動力を活かしていきたいところやったがいど、60分過ぎたあたりから、スタミナが尽きてきたのか、カウンターを発動できんがになっていってよぉ、八戸を押し込めるようになってきたがいちゃね。

そしたら、カターレはゴールキックを今瀬淳也が胸トラップで受けたら、そのまま持ち込んでいってよぉ、川西翔太を経由していってスルーパス。そんで最後は大野耀平が後ろから来たボールを上手く処理して、ゴールに流し込んでよぉ、カターレが逆転成功やちゃ。

地味に良かったのは、やはり今瀬淳也の持ち運びやろう。胸トラップして、そのまま前へ持ち込んだことでよぉ、八戸の守備陣が対応しきれない間によぉ、川西翔太と大野耀平がフリーになって、そのままゴールまで突破することができたがいちゃね。これは今瀬の好判断があってこそのゴールやちゃね。見事やちゃ。

この後、カターレは試合を優位に進めたがいど、両チームともゴールがなく、試合は2-1でカターレの勝利やちゃね。カターレとしては8試合ぶりの複数ゴールでの勝利やちゃね。

大野耀平の存在が際立ったじゃ

以前の沼津戦同様によぉ、大野耀平の起用によって、カターレが勝利をもぎ取った試合やったがいど、こういう「持たされる試合」になった場合やと、やはり個の強い選手の存在は大きいと言えるちゃね。

カターレの戦術上、守備の起動役になっている吉平翼は、戦術面ではかなり大きな存在になっていることもあって、大野耀平をスタメンから起用していくのちゃ、簡単なことではないがやけど、これまでで出場試合のすべてが途中出場でよぉ、1試合あたりの得点率が1点を超えている以上、上手いこと長い時間で使っていきたいところではあるちゃ。ほんじゃけど、相手が疲れた展開でよぉ、大野耀平が出てくるのちゃ、J3のレベルで考えたら、かなり脅威であることには変わりないやろう。

八戸の[4-4-2]は攻略するのが非常に困難やったし、後半の立ち上がりに2点目を奪われるようであったら、大野耀平を起用したとしても、勝利に導くのはかなり難しかったやろう。そんでも、生粋のストライカーとして、近年成長を見せている大野耀平の存在ちゃ、カターレが「持たされる展開」やったり「追いかける状況」になった場合やと、本当に必要な選手であることが分かるちゃ。

そう思ったら、山雅戦におらんかったのは、ちょっこし悔やまれるところではあるちゃね。

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