前節は藤枝MYFCに1-4で破れたカターレはよぉ、アウェーのプライフーズスタジアムでヴァンラーレ八戸と対戦やったがいちゃ。
フォーメーション
カターレはスタメンをガラリと変えてきとるちゃね。CFは高橋駿太に、セカンドトップはアルトゥール・シルバやちゃ。左サイドは吉平翼で、CHがヨージと碓井鉄平ながよ。そんでよぉ、左SBには5試合ぶりで新監督になってからは初出場の鎌田翔雅に、右SBは松本雄真で、左CBには今年から大宮アルディージャから加わった高山和真が入ったがいちゃ。
八戸のメンバーに関しては、右SBの小牧成亘が出場停止で、國分将が出場しとって、キャプテンの山田尚幸がベンチスタートで、FWには元カターレの萱沼優聖が入っとるちゃね。
高橋駿太のポストを軸となるちゃ
直近の試合ではマテウス、松岡大智を両サイドにおいて、2トップに川西翔太と安藤由翔を組ませる形になっとったがいど、大幅にメンバーを変えてきたことによってよぉ、チームの戦い方もサイドの突破よりも、高橋駿太のポストプレーを重点においたスタイルになっとったがやね。
縦に速いスタイルを取ってくる八戸に対しては、カターレとしても素早く縦にボールを持っていった方がチャンスが広がると踏んだのかもしれんちゃね。カターレの方が若干受け身でよぉ、宮尾孝一や丹羽一陽を軸にボールを回して攻めていた八戸に対しては、上手くバランスを取っていきながら試合を進めていこうという感じやったじゃ。
これが功を奏したのか、カターレは15分に高橋駿太の粘り強いポストプレーから、上がってきた吉平翼がミドルシュートを決めてカターレが先制点を決めとるがやね。狙いとしては正解やったと言えるちゃ。
前半はよぉ、松本雄真が怪我で交代するアクシデントはあったがいど、八戸の攻撃は危なげなく防いでいってよぉ、1-0で折り返していったがやね。
後半にグダグダになったじゃ
前半のままの試合展開やったら、そんなに負けるような空気もないがやし、なんとか行けそうな感じやったがいどよぉ、後半開始早々にコーナーキックを奪われるとよぉ、ショートコーナーからファーサイドへ蹴り上げられると、CBの近石哲平が打点の高いヘッドを決めて、八戸が同点に追いついとんがやね。
八戸としては、後半に渡邉龍を下げて、野瀬龍世を起用しとるがいど、彼が入ってから、右サイドは一気に八戸が制圧するような形になったがやね。急増感が否めないカターレの左サイドはよぉ、守備面で一気に負荷がかかるシーンが多くなってきたがいちゃ。このあたりで、ゲームの流れが変わってくるがよ。
この失点はあんまし良くなかったのう。プレーを見とって、だいぶ球際に対しては緩さが目立っていて、あっさりクロスをあげさせてしまったのがまずかったのう。このゴールで完全に八戸を目覚めさせてしまった感が否めんちゃ。
ガブリエルの怪我で10人になって、更に逆転負けながよ
交代を重ねて、最終的にはこういう感じになったがいど、正直カターレに関してはあまり機能しているようになってなくてよぉ、結構ピンチを招いていたがやね。八戸は八戸で逆転ムードが強くてよぉ、ガンガン攻めていく展開になったもんやから、ゲーム展開が一気にオープンな展開になってきたがやね。このあたりから、ゲームが一気にカオスになってくるちゃ。
落ち着きがないままゲームが進んでいくとよぉ、80分過ぎによぉ、ガブリエル・エンリケが怪我してしまってよぉ、カターレがここから10人で戦わざるを得なくなってくるちゃね。体力的に非常に厳しい時間帯に差し掛かってきとるがに、ここで一人減ってしまう状況になってしまうとは、カターレは運が悪いちゃね。
10人になったカターレと、勝ち越しを目指した八戸ではよぉ、お互いがゴールを狙って突き進む状況になったもんやから、お互いがゴールに迫っていくスリリングな展開になっていったじゃ。カターレは2,3度決定機が訪れたがいど、惜しくもポストに当たったり、相手GK服部一輝の好セーブにも防がれてしまって、なかなかゴールを奪うことができんかったがいちゃ。
このまま終了かと思われた95分によぉ、八戸が右サイドからのクロスを、最後は萱沼優聖に押し込まれてしまって、万事休すやちゃ。カターレは連敗を喫して、昇格争いは厳しい状況になったがいちゃ。
選手交代に若さが出てるちゃね
小田切道治監督が就任してよぉ、最初の3試合は連勝を重ねてきとったがいど、ここに来て連敗となってしまったがいちゃね。
正直なことを言うと、小田切道治監督の選手交代策がちょっこし難があるかなーと感じさせられるところはあるのう。攻撃的な姿勢をきっちりと出して、前監督よりも魅力的なゲームを展開できているとは思えるがいど、同時にチームのバランスが崩れてしまって、攻守で落ち着きのないチームになりがちな面が目立ってきているやろう。
この点に関しては、ちょっこし経験の浅さが出てしまっているのかと思ってしまうがいど、逆に言えば、この思いっきりの良さが小田切さんの特徴とも言えるがで、こればっかしは「しょうがないのかな」と思ってしまうところはあるのう。
おそらく経験でこういうのが改善されていくもんかと考えられるし、むしろこういう思いっきりの良さが当たることもあるがで、今は小田切監督を見守ってあげたいと思うところではあるちゃね。
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