とれぱんふっとぼーる

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海の幸×インド料理KHUSHI。これぞ地域密着型プログレッシブインド料理やちゃ

2017/01/27

最近よぉ、パーティに誘われたがで、平日ながに高岡まで行ってきたじゃ。

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「フィッシュマスター」の店、KHUSHI

今回行ったとこちゃ、高岡市六家の「インド料理KHUSHI」やちゃ。こないだもブログで紹介しとるとこやちゃね。


オラの家からやと、実は70kmぐらい離れた遠いとこやけど、そんな距離があっても食べる価値がある店ながいちゃ。なんたってよぉ、アジャドシェフちゃ、南インド料理を得意とするシェフで、シーフードを得意としとられるシェフながいちゃ。

「インド人は魚を食べない」とかよく言われるがいど、実際、日本のインド料理店の9割以上ちゃ、主に肉食で、こってりとしたカレーにナンがついた北インド系のカレーがほとんどながで、そういうとこちゃ、あんまし魚は充実しとらんがやね。ほんじゃけど、KHUSHIはそこんとこ違うがいちゃ。

マグロの頭持っていって、タンドールで焼いてもらったじゃ

そんでよぉ、イミズスタンのカレーマニアちゃ、なかなかディープな方が多いがで、食材を持ち込んでいって、イミズスタンの料理人達にシーフード作らせたりしとんがよ。富山は海の幸が豊富やけど、インド・パキスタン料理を作る外国人の料理人にとっちゃ、あんまし縁がないもんやから作ることはないちゃ。そこをファンの方々が、食材を持ち込んでいって、作ってもらったりするがいちゃ。

今回食べたのはこんな感じやちゃ

・クロマグロのタンドール兜焼き
・香箱ガニのダムビリヤニ
・ビーフチェティナード
・マトングトゥカニハリ

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冒頭のクロマグロの頭をタンドールで焼いて、上の香箱ガニはビリヤニにしてもらったがいちゃ。マグロの頭をそのままタンドールで焼くこと自体ちゃ、世界を見回しても、ほとんど無いやろうし、ましてや香箱ガニをビリヤニにするのも、ほとんど無いやろうのう。

味はよぉ、スパイスが効いたクロマグロはやっぱし美味いちゃね。正直クロマグロだけでも美味いのが本音やし、スパイスがかかっていたとこちゃ、全部が全部そういうわけにはいかんかったがいど、逆にそれがいろんな味を楽しめるようになった感はあるちゃね。そんで「香箱ガニダムビリヤニ」は、なんたってカニのエキスがご飯に染み込んどって、これまた最高やったじゃ。

まさにこの日しか味わえん料理やったじゃ。

料理人は腕前の全てを店で表現できるわけではないちゃ

このパーティに参加して思ったことやけど、料理人がよぉ、どんだけ素晴らしい技術を持っていたとしてもよぉ、店になると、なかなかそれをフルに発揮できるわけやないということやちゃね。

「フィッシュマスター」だけによぉ、魚を扱わせたら、追従を許さんくらいの方ながよ。このシェフちゃ、インド東部のベンガル地方出身でよぉ、料理人としてのキャリアちゃ、南インドが最も長いがで、実際のとこちゃ、ベンガル料理、南インド料理を得意とされとる方ながいちゃね。

しかしよぉ、日本にあるインド料理店の90%以上ちゃ、主に肉食がメインで、こってり系のカレーに、ナンやロティなどのパン類を食べる、北インド系ばっかしながいちゃね。ほんじゃから、日本人にとってのインド料理のイメージちゃ、やっぱし北インド料理ながで、KHUSHIさんにとっても若干はそういうとこに迎合していかんならんがいちゃ。

料理人としちゃ、美味いもんを作り続けたいとこやけど、まだまだマイナーなインド料理の業界やと、東京みたいな人口が多くてよぉ、交通の便もいいもんやから、若干離れたとこからでも食べに行きやすいもんやけど、マニアックなもんでも成り立っていくもんやけど、高岡みたいな地方都市やと、いくらカレーの認知度が高くてもよぉ、なかなかマニアックには走りづらいもんやと感じるちゃね。

要は美味いもの…というよりちゃ、客がイメージするもんに合わせたものが求められるもんやちゃ。

ファンが料理人を引き出す。これこそ地域密着のインド料理やちゃ

そこでよぉ、料理人の引き出しを開けていくもんちゃ、やっぱしファンやと思うちゃね。

クロマグロの頭とか、香箱ガニとかちゃ、普段から扱っとるような料亭やと、安く手に入れるルートやったり、いろいろ知っとるようなもんやけど、普段使わないインド料理店の料理人が簡単に用意できるもんではないちゃね。KHUSHIは毎週月曜日が休みで、あとは若干空いた時間があるがいど、その空いた時間で、自力でやっていけるかとゆったら、そういうわけにはなかなかいかんからのう。

そこを漁師のノウハウを持ったもんが、いろいろ提案していくわけやちゃ。客にしちゃ、未知なるものを食べたいもんやから、地元の海の幸をインド料理で食べてみたいと思うもんやし、料理人にしちゃ、普段使わない食材でチャレンジすることでよぉ、料理人の腕前を披露することができるがいちゃ。客と料理人が作り上げる、新しい、進化したインド料理ができあがるわけやちゃね。

インド料理ちゃ、奥が深くてバラエティに富んどるがよ

数千のスパイスから、ちょっとした配合で、味もえらい変わっていくインド料理ちゃ、実に奥が深い料理ながいちゃ。KHUSHIで初登場の「グトゥカニハリ」もよぉ、他の店とは違う香りと味わいやったじゃ。他のイミズスタンの店やと見たこともないようなニハリやったし、ニハリ一つでも奥深さは半端なく感じたじゃ。

ほんじゃけど、中華料理やイタリアンとかみたいに、まだまだその奥の深さやったり、バラエティに富んどる料理の数々ちゃ、まだまだ知られとらんしよぉ、まだまだマイナーな分野ながいちゃ。チキンカレーとナンみたいがに、ライトなセットがメインやけど、インド料理自体、普段からよく食べとる層自体ちゃ、数多くないだけに、その奥の深さに触れることちゃ、なかなか無いもんかと感じるがいちゃ。ましてや、マイナーで認知度が低くて、「得体が知れない」と思われがちの、南インド料理とかは、なかなか手が出しにくいとも感じるちゃね。

富山やと、パキスタン料理の店がいろいろあって、日替わり枠とか見とったら、そんじゃそこらじゃ簡単に食べられるようなもんやない料理の数々はあって、まだ認知度は高い方かと思うがいど、そんでもまだまだやちゃね。

ほんじゃけど、こういう地域性が出ている料理とか見たら、やっぱし興味がそそられるもんはおるはずやちゃ。ネットで公開すりゃ、料理人の宣伝にもなるし、店を助けられるにか。こういう変わったもんをチャレンジし続けることでよぉ、インド料理のオモシさを、もっと多くの方に伝わればいいかと、オラは願うちゃね。

-とれぱんグルメガイド, 富山のパキスタン・インド料理店
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