【プロレス】全日本プロレスの黒部大会へ行ってきたじゃ

4月29日によぉ、黒部市総合体育センターに全日本プロレスがやってきたがで観に行ってきたじゃ。

冠スポンサーは今年で10周年を迎えた中華料理店の藍菜坊やちゃね。プロレス好きのご主人がいつも富山大会のスポンサーをしとったがやけど、今回は全日本プロレスの春のリーグ戦、チャンピオンカーニバルを呼ぶことになったがいちゃ。黒部では初開催になるちゃね。

第1試合 安齊勇馬、ライジングHAYATO、井上凌組 vs 斉藤ジュン、佐藤光留、MUSASHI組

まずはオープニングマッチやちゃ。オープニングからよぉ、全日の至宝である三冠ヘビー級王座の現王者の安齊勇馬が登場してきたじゃ。先月に中嶋勝彦から勝利して、最年少の24歳で戴冠した若き王者やちゃね。

うむ。わかりやすいほどのイケメンやちゃ。188cmの長身でジャンボ鶴田や諏訪魔が在籍していた中央大学レスリング部出身でよぉ、かなり期待されとるちゃね。最近は三冠ヘビー級王座になったことがきっかけでコスチュームも変更して、全日新時代を感じさせられるレスラーやちゃ。

この日に対戦していたのは、世界タッグ王座の斉藤ブラザーズの兄である、斉藤ジュンやちゃね。大相撲出身で30代半ばになってプロレスに転向したがやけど、190cmを超える長身を活かしたダイナミックな試合が特徴的やちゃね。最近は、弟の斉藤レイと一緒に宮城県のミヤギテレビのローカル番組のコーナー「TAXIめし」で人気者になっとるちゃ。甘いものが好きながやと。

途中で世界ジュニアヘビー級王者のライジングHAYATOが捕まるシーンがあって、足でグリグリとされてたのう。ライジングHAYATOはビジュアル系を意識したレスラーで、跳躍力と色気が魅力的やったのう。

結果は斉藤ジュンがサイコブレイク(コブラクラッチスラム)で井上凌に勝利やちゃ。

第2試合 鈴木秀樹 vs ロード・クルー

次はチャンピオンカーニバル公式戦やちゃ。フリーで参戦している元IGF、WWEの鈴木秀樹に、WWEやAEWに所属していたロード・クルーの対戦やちゃ。

名レスラーのビル・ロビンソンの愛弟子で入場曲も引き継いでいる鈴木秀樹は、じっくりレスリングを見せてくれるレスラーやちゃね。静かな展開から腕や足を手繰らせながら、丁寧なレスリングを見せてたじゃ。

対するロード・クルーは、正直良く知らないレスラーながやけど、やはり全日に参戦する外国人選手らしく、身長が高いくてパワーのあるレスラーやちゃね。鈴木秀樹のねちっこいレスリングにも適応する力を持っていて、なかなか興味深いレスラーやったじゃ。あと、ひげが凄いちゃ。

試合はトルネードキックを決めたロード・クルーが勝利して3勝目やちゃ。

第3試合 斉藤レイ vs ハートリー・ジャクソン

続いてチャンピオンカーニバルの公式戦が続くちゃ。斉藤ブラザーズの弟の斉藤レイと、ゼロワンやGLEATなどに参戦していたオーストラリア出身のハートリー・ジャクソンの対戦やちゃ。超ヘビー級対決やちゃね。

そしてレフェリーはこの人やちゃ。

50年近く全日本プロレスのレフェリーを務めている和田京平さんやちゃね。激動の全日本プロレスやけど、彼と渕正信がずーっといたからこそ、この老舗団体が守られてきたと言えるやろう。リングアナの「レフェリー、和田京平」のコールに対して「キョーヘー!」と大コールが起きるのはお決まりやちゃね。

さて、ハートリー・ジャクソンの入場やけど、入場レーンから入ってきてよぉ、突然オラがおった西側ゲートに歩いてきてて、なんか目が合ってしまったがいちゃ…。

そしたらよぉ、オラの座っていたところから雄叫びを上げながら全力疾走で駆け抜けていったじゃ。

…おおぉ。マジでびっくりやちゃ…。

対戦相手は世界タッグ王座の斉藤ブラザーズの弟の斉藤レイやちゃね。元大相撲力士で引退後は兄の斉藤ジュンと一緒にプロレスに転向したがよ。こちらは140kg超えの巨漢レスラーになっとって、荒々しいファイトが特徴的になっとるちゃね。

試合はアイスバイン(喉輪倒し)で斉藤レイの勝利やちゃ。ハートリー・ジャクソン、結構好きながやけど、今のところ全敗ながやね…。

第4試合 大森北斗 vs サイラス

次は超重量級のサイラスと全日では軽量の大森北斗の対戦ながやね。

160kg以上あるサイラス相手に、狡猾なファイトを得意とする大森北斗の対戦でよぉ、ひたすら逃げながら隙を伺っていく大森北斗に対して、サイラスが奇声を上げながら襲いかかるという展開で、いかにも全日らしい展開になってったのう。場外乱闘が中心になってて、オラのところまでやってきて、観客席をくっしゃくしゃにしていったじゃ。場外乱闘はやはり会場で見るもんやちゃね。ドキドキしたじゃ。

大森北斗が金的からのフィニッシュへ持っていこうとするがやけど、金的が全くきかずに逆にサイラスに押しつぶされてしまって、サイラスがリバーススプラッシュで勝利やちゃ。サイラスおっかねーじゃ。

第5試合 芦野祥太郎、田村男児組 vs シン・富山ブラック、立花誠吾組

休憩後はタッグマッチやちゃ。5月6日に行われるGAORA王者戦の立花誠吾vs田村男児の前哨戦やちゃね。この日はリーグ戦がない芦野祥太郎が加わって、シン・富山ブラックなる謎のマスクマンと対戦したがよ。

この顔立ちとうっすら見える金髪と体格であの人が想像してしまうがやけど…まあ気のせいやろう…。

試合開始から芦野祥太郎が「お前、青柳だろ」と、藤波辰爾の「平田だろ」を彷彿させる展開やったがやけど、本人が否定していたじゃ。そのまま試合は進んでいくがやけど、時々マスクに手をかけたりして、なんかよくありがちな展開になっていったじゃ。そしたらよぉ、しばらく経ったらマスクを剥がしていったがいちゃ。

あ…。

試合は田村男児がパワーボムで立花誠吾に勝利やちゃ。

しかし、立花の受けっぷりは見事やったじゃ。ヤンキーキャラやけど、結構いろいろしっかりしとるがやね。好きやちゃ。

第6試合 デイビーボーイ・スミスJr vs 綾部蓮

ひそかに楽しみにしていたカードやちゃ。

まずは最近入団した綾部蓮やちゃね。元々、TAKAみちのくが立ち上げたJTOという団体のレスラーやったがやけど、昨年で退団してフリーで活動しとったがやね。2mの長身ということもあって、以前から全日の常連として活躍しとったがやけど、正式に入団することになったじゃ。楽しみやちゃね。

そして、対するはデイビーボーイ・スミスJrやちゃね。オラとしては楽しみにしていた人の一人やちゃ。

かつてダイナマイト・キッドと共に活躍してきたデイビーボーイ・スミスの息子で、以前はWWEや新日本プロレスに上がっていたがやけど、今年に入ってから全日に登場してきとるがやね。4年前にチャンカン出場予定やったがやけど、ようやく4年越しで出場することになったじゃ。

新日やとほとんどがスミスよりも小さい選手ばっかしやったがやけど、スミスよりでかい綾部が対戦しとる姿を見るのは新鮮やったのう。パワーで押し切るのではなくて、かなりテクニカルな試合運びをしていて、足攻めとか上手くておもっしいなあと思ってみていたじゃ。

試合は、叔父のダイナマイト・キッド譲りのダイビングヘッドバットで勝利やちゃ。

第7試合 諏訪魔 vs 本田竜輝

すっかりベテランになった諏訪魔と、若手レスラーの本田竜輝の対戦やちゃね。この試合は干物専門店の高岡屋のスペシャルマッチやったがよ。

諏訪魔と言っちゃ、息子の諏訪間幸生が横浜Fマリノスへの入団が決まって話題になっとったのう。今は全日本プロレスの専務を務めとる諏訪魔やけど、その息子とほぼ同年代の本田竜輝と対戦したがよ。

試合は完全に本田竜輝が若さでガンガン攻める展開で、諏訪魔はかなり苦戦しとったのう。場外でも苦戦を強いられて、かなり攻められてて、本田は和田京平レフェリーの警告も聞かないまま、ラフファイトを繰り広げとったじゃ。

本田竜輝といえば、反則カウントを一緒に数えるムーブやけど、あれ、黒部のお客さんも一緒になって言ってておもしかったじゃ。

試合は本田竜輝のフィニッシュホールドのファイナルベントを切り替えして丸め込んだ諏訪魔の勝ちやちゃ。負けた本田竜輝は怒り狂って、高岡屋さんからのプレートに八つ当たりをしてたじゃ。プロレスあるあるでおもっしいちゃ。

メインイベント 宮原健斗 vs 黒潮TOKYOジャパン

さて、メインイベントやちゃ。

こちらが今の全日本プロレスの看板である「満場一致の最高の男」こと宮原健斗やちゃ。この日も時間をかけて、ファンに「ケント」コールを煽りまくって、元気に入場してきたじゃ。

そして、対するは黒潮イケメン二郎…ではなく黒潮TOKYOジャパン(以下イケメン)やちゃ。

WNCからWRESTLE-1を経て、最近ではWWEのNXTにおったがやけど、解雇されてしまってよぉ、帰国して昨年から全日本プロレスに参戦しとるちゃね。旧友の立花誠吾といつも組んでやってきとるちゃ。

しっかし、この男。本当に入場が長いじゃ…。

福山雅治の「HELLO」が入場曲で、やたらアピールしながら入場してくるがやけど、客席まで来て肩を組んだり、ハイタッチしながら、やたらファンサービスしまくりながよ。そしてよぉ、いよいよ入場…と思いきや、これがなっかなか入場してこんがよ。「入場しそうで入場しない」というのを繰り返しててよぉ、先に入場した宮原健斗やレフェリーは相当イライラしとるがよ。

めちゃくちゃ好き嫌い分かれそうやけど、これ、黒部で見られて良かったじゃ。

イケメンはかなりふざけたレスラーやと思うがやけど、身体能力が高くて動きの一つ一つが軽やかがでいいがやね。そんでこれまたふざけた攻撃だと思った「ジャケットパンチ」やけど、意外と鈍い音がしとるがで、実際結構痛そうやなーと思ってみてたじゃ。

白熱する展開で、これはイケメンの勝利もあるかなーと思ったがやけど、イケメン落としを返した宮原健斗が盛り返してよぉ、最終的には十八番のシャットダウンスープレックスホールドで勝利したじゃ。終わってみれば宮原健斗の貫禄勝ちやちゃ。

最後は宮原健斗のマイクで締めやちゃ。マイクで4勝目とか言っていたがやけど、リングアナウンサーから「5勝目」と突っ込まれていたじゃ。ちょこちょこ突っ込みどころがあって、面白い人やけど、マイクの説得力は凄いものがあるちゃね。これぞ「明るく、楽しく、激しく」をモットーとしている全日本プロレスの顔らしい人やなーと見てて思ったじゃ。

試合後は、サイラス、デイビーボーイ・スミスJr、ロード・クルーからサインと写真を撮って帰宅したじゃ。本当は全員回りたいくらいやけど、さすがにお金が持たんちゃ…。

いやあ、久々のプロレス観戦やったがやけど、やっぱし楽しいちゃね。

オラとしては「身体のでかい人がやるもの」という認識があって、最大手の新日本プロレスよりも、体の大きさを重視する全日本プロレスの方が好きやったりするがやけど、身体のぶつかり合いとか、豪快な戦いっぷりを見ていると、オラにはこれが合っているのかなーと感じさせられたのう。

全日本プロレスは年1度富山にやってくるような感じやけど、また機会があったら、観に行きたいもんやちゃ。

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