J3第7節 カターレ富山 – ガイナーレ鳥取[後編] / ようやくホーム初勝利やちゃー

2-1で前半を折り返したカターレは、後半に入るちゃ。

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なかなかゴール決めきれんちゃ

後半の立ち上がりはよぉ、カターレが前半の流れのまま戦っていたがいちゃね。それに対する鳥取はよぉ、追いつくべく、最終ラインを上げてよぉ、積極果敢にアーリークロスを軸に攻め立てようとしとったがいちゃ。

それに対するカターレとしちゃ、ディフェンスラインの裏を積極的に狙っていったがいちゃね。58分には川西翔太の縦パスから吉平翼が抜け出したがいど、これはGKがブロック。そんで姫野が詰めたがいど、枠を捉えることができんかったがいちゃ。ここで決められていたら、もっと楽な展開になっていたのう。

その後に、62分にも椎名伸志がミドルを狙ったがいど、これはGKにキャッチされてしまったじゃ。その後も65分ぐらいまではいい感じにチャンスも作っていたがいど、なかなか決められない展開になっていたじゃ。

末木起用で3点目ゲットやちゃ

なかなか決めきれんかったカターレはよぉ、徐々に鳥取に流れが傾いてきたがやね。中盤の運動量が落ちてきてよぉ、相手のサイドバックや中盤にプレスがかからんがになってきて、次第に下がり気味な試合運びになってきたがいちゃ。これはあんまし良くない展開やちゃね。ということでよぉ、石崎監督は椎名を下げて、末木裕也を起用したがいちゃ。

そしたらよぉ、75分に動くがいど、林堂眞の縦パスを相手DFが跳ね返したところを、川西翔太が拾ったところから始まるちゃね。川西がタメを作ってよぉ、縦パスを入れたら、姫野が走ってきてクロス入れるがいちゃ。そのクロスに走り込んできた鎌田翔雅がシュートを打つと見せてスルーをすると、最後はドフリーになった末木裕也が決めて、カターレがダメ押しの3点目を決めたがいちゃ。

アシストの姫野もゴールの末木も素晴らしいがいど、この3点目に関しては、やっぱし最後にスルーをした鎌田翔雅が光るちゃね。最終ラインの選手ながに、なんで最前線に上がってきとらーかと疑問に思ってしまうところやけど、これが無かったらよぉ、まずこのゴールはあり得なかったところやろうのう。

試合通じて見てて、今季のカターレのおもしいところやけど、鎌田翔雅にしても大畑隆也にしても、チャンスがあれば、ゴール前までに入っていくほどの積極性があるのは面白いところやのう。彼らが上がっていったら、相手の守備陣がどこにつけばいいのかわからんがになってくるのは見えてくるもんやし、もっと上手くいかせば、前線の選手をフリーにさせられる機会は増やせていかれるやろう。このゴールは非常に興味深いシーンやったじゃ。

引きすぎて猛攻を食らうちゃ

ただ、3点目を奪った後のカターレの試合展開ちゃ、正直褒められたもんやなかったのう。

前半からのハードワークが見られなくなってきてよぉ、カターレの全体の重心が下がってしまってよぉ、鳥取に押し込まれる展開になってしまったじゃ。カターレの採用している[3-5-2]というシステムちゃ、最終ラインが5人になってしまうもんやから、一度引ききってしまったらよぉ、なかなかリカバリーするのが大変ながやね。クリアしてもクリア足ても拾われる展開になって苦しくなってしまったじゃ。

そしたらよぉ、最終盤にミドルシュートが鎌田翔雅の手に当たってしまってよぉ、鳥取にPKを与えられてしまったじゃ。これをよぉ、石川大地にPKを決められてしまって、再び1点差になってしまったじゃ。

その後は、防戦一方の展開でよぉ、ひやりとされる場面が2度もあったがいど、なんとかカターレが逃げ切ってよぉ、藤枝戦に続いて連勝して、成績を3勝1分3敗と五分に戻したがいちゃ。順位は9位に浮上しとるちゃね。

収穫と課題が見える試合やったのう

雨風がひどい試合でよぉ、非常に難しいコンディションやっただけに、3点取って勝利をもぎ取ったことに関しちゃ、まず前向きに考えたいところやちゃね。いろいろ突っ込みどころがあるがいど、サッカーやること自体が難しくてよぉ、しかも最近の天候から考えたら、えらい寒い状況やっただけに、まずは勝利を労うちゃ。

この試合に関しちゃ、オラとしては、結構見ごたえがある試合やったし、同時に問題点も見えた試合でもあったのう。ただ、このシステムを使っていく上での利点が見えるだけあって、開幕5試合から見たら、徐々に調子が上がってきているのを感じさせられる試合やったじゃ。

良かった点としちゃ、組織的にボールを奪うことができたことが大きいちゃね。前編にも書いたがいど、中盤と最終ラインの人数を多いことを利用した、前から奪っていく守備が機能していたこともあって、前半途中から後半中頃まで、ゲームを支配できていたのが、見ていて良かったことではあるちゃ。それに攻撃に関しても、最終ラインの鎌田翔雅と大畑隆也が攻撃の枚数として加わっていくと、相手が撹乱させられるのが大きいのは目に見えたことやのう。

これらに関しては、中盤のバランスを取りつつ、スペースをきっちり消している碓井鉄平の地味な役割が光っていると言えるちゃ。開幕数試合に見られた中盤にすっぽりスペースが空くようなことがなくなってきたがで、かなり安定して試合運びができるようになってきたのは、オラもプラスに考えたいところやちゃ。

その反面でよぉ、課題も山積しているとも言えるやろう。

まず、ゲーム展開として、3点で終わっているのは、まだ物足りないと思うところはあったのう。攻撃の質は良くなってきとる割には、決定的なシーンを作るまででの精度の高さがまだまだ足りていないのと、あと選手同士の意思疎通もまだまだなところはあるちゃね。これは雨風が強いコンディションやから精度が落ちたとも捉えられるところやけど、実際もっとできるんやないかと思ったじゃ。

あとは、やはりラスト10分間の戦い方が非常に良くないちゃね。ディフェンスラインを引ききってゲームを進めるとしても、プレーの強度やったり守備戦術の練度の低さは感じざるを得ないところやし、まだまだ中途半端にやっとると感じざるを得ないところやろう。交代を上手く使えば、もっと楽に進められたかと思うところでもあるちゃね。

やはり「J2復帰」という高い目標を掲げている以上は、攻撃面でのディテールをもっと研ぎ澄まさんなんところやし、同時に最終盤でのゲーム運びももっと丁寧にできないもんかと感じるところやちゃね。

次の鹿児島戦、なかなか難しい試合になるかもしれんねど、気持ちよく3連勝を飾ってほしいちゃね。

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