最近ちょっこし引っかかるとこあるがいちゃー
フロンターレの名物広報・天野春果が危惧する、Jリーグのアンバランス。「事業のクラマーさんが必要」(VICTORY) – Yahoo!ニュース https://t.co/EBFh060T59 @YahooNewsTopics
日本のスポーツ自体が「勝敗」に傾倒して、企画とかスタグルどころか、競技そのものの醍醐味まで踏み込んでないからのう
— とれぱん先生🇸🇴 (@torepan_sensei) December 16, 2018
イベントとかグッズとかに力を入れるのはいいちゃ
最近よぉ、Twitterとか見とったら、Jリーグに関しちゃ、マーケティングがどうたらというのが、よく見られたりするちゃね。
スポーツの入り口は様々やし、そのためにいろんな可能性を考えていくためによぉ、それこそイベントやったり、グッズやったり、マスコットやったりと、いろいろ強化していくのちゃ、オラも必要かと思うし、そこには反対するつもりもないちゃ。
そもそもの話、サッカーは知られとるがけ?
選手の知名度もリーグやチームのブランドも全て引き抜いた「装飾がないサッカー」を見て楽しめるほどのサッカー好きちゃ、ほとんどおらんからのう。戦術や選手などの知識とかリテラシーが求められるがいど、「競技自体を楽しむ」にはこちらも手をつけんなん部分かと感じるちゃね。 https://t.co/p8S1orXG5I
— とれぱん先生🇸🇴 (@torepan_sensei) December 16, 2018
そこで疑問に思ったのちゃ、今、スタジアムへ観戦しにいっとるサポーターも含めて、実は「サッカーを知らない」ということはあるんやないかと感じたりすんがよ。
「Jリーグだから」
「たくさん宣伝されとるから」
「○○が好きだから」
「レベルが高いから」
「有名選手がおるから」
「強いから」
…とか、様々な理由があったりすんがいど、それちゃ、サッカーが好きというか、そのサッカーの周りに付着されとるものが好きであって、無加工で装飾がなかったら、試合観に行くかな?…と思ったがいちゃ。
要は「人が球蹴っているところが面白い」がでありゃ、欧州サッカーでも、Jリーグでもなく、そんじゃそこらの公園でサッカーしとるアマチュアの試合でも、人が集まるもんかと思うがやね。
昆虫食も置かれている状況は似とるちゃ
話は変わって、サッカーと関係ないがやけど、昆虫食について書くちゃね。
世界人口の爆発的な増加によってよぉ、食糧危機を懸念されとるがいど、国連食糧農業機関(FAO)が、栄養価が高い昆虫が解決策になると発表しとんがいちゃね。その国連の発表に反応してよぉ、欧米では昆虫食の普及に注目しとって、コオロギの飼育とか試験的にやっとんがやね。
戦後の日本の農村地帯とかよぉ、稲刈りの時期に、稲と同時にイナゴを捕まえて、それを食べる文化ちゃ、全国的にあったのが記録に残ってたりすんがいちゃ。それが洋食の普及などで、いろんなもんが食べられるがになったがで、昆虫食自体が「貧しい人がやるもの」とか「見た目が受け付けられない」とか、そんな考えが広まっていって、廃れてしまったがいちゃ。
蜂の子とか美味しいとかよく言われる通りによぉ、とんでもなく美味しいものであっても、昆虫というだけで、ものすごい抵抗があるがで、なかなか手を伸ばしてくれないのが現状ではあるちゃね。
「グロ画像」だね。
— 昆虫食の兄を持つ妹bot (@Entomophagister) December 17, 2018
いくら国連が「食糧危機」を謳ったとこで、今はまだまだ飽食の時代やからのう。
加工したところで解決するわけやないちゃ
ということでよぉ、昆虫料理ちゃ、見た目からしてエゲツないがいちゃ。いくら国連がよぉ、「将来的な食糧不足に向けて大きな鍵になる」とか言ったとこで、今の日本ちゃ、むしろ飽食の時代ながで、「気持ち悪い」「怖い」とか思われるもんちゃ、まず手は出すわけないがよ。
ということでよぉ、そういう見た目の問題をクリアするがによぉ、コオロギとかを粉々にしてよぉ、それでパンとかパスタを作ったり、プロテインを製造しとるとこちゃ、やっぱしあるがいちゃ。
これなら、昆虫食に抵抗ある初心者にとっちゃ、問題なく食べられそうやし、昆虫食の入り口としちゃ、ぴったしではあるちゃ。コオロギ粉が入っているとか、一言も言わないで、これを食卓においたら、普通の食べ物として食べてくれるやろう。
加工したとこで虫を食べとる事実は変わらんがよ
ほんじゃけど、虫を食べているのは事実ながで「はーい!今日はコオロギパスタだよ~」と明言して食卓に置いたところでよぉ、実際にそれが美味しいもんでも「やーわ!何出してくれらーよ!食べんわ」みたいな反応されるのは、十分考えられるわけやちゃ。
そもそもの話、パスタをご飯に出すがにしても、それが昆虫でできている必要性がどこにもないがいちゃね。パスタとか普通のものを出せばいいがやし、いくら栄養価が良かったとしても、具材で工夫するとかできるわけやしのう。それに現時点では、昆虫の養殖とか加工とか低コストでできるシステムが確立されとらんのもあって、昆虫食自体がまだまだ高価やから、日常的に消費するには、ちょっと現実的やないがやね。
これが「昆虫を食べたらガンが治る」とか「昆虫を食べたらダイエットが楽に実現する」とか、革命的な出来事がありゃ、昆虫食は広まっていく可能性はあるがいど、現状では「珍妙な食べ物」の域から出ることはないがいちゃね。
昆虫を好きになってもらわんなんちゃ
昆虫食を広げるがにしてもよぉ、虫の形状をなくしてよぉ、食べてもらうがにしても、やっぱし限界があるがで、結局のところは「昆虫食自体に興味を持ってもらう」とこは避けて通れんがいちゃね。
昆虫の味とか、虫によって様々ながいど、こないだ購入したバッタミックスとワームミックスの昆虫スナックちゃ、「えびせん」に近いような感じで、形状とか気にせんかったら、まあまあ美味しく食べられたりして、酒のつまみにもなるがいちゃ。基本的に「甲殻類」と変わらん感じやちゃね。アレルギー持ちやなければ、まず問題ないことには違いないちゃ。
ただよぉ、それを食べるがに旅行ツアーも成立するほどの「ズワイガニ」「伊勢海老」とかと違って、「長野の蜂の子食べたい!」とか「タイのサソリ食べたい!」とか、それぞれの昆虫自体の価値があんまし上がっていないのが現状ではあるやろう。
よほど貧しいとこやない限りちゃ、世界的なチェーンが進出したり、いろんな食べ物が流通するもんやけど、タイやベトナムとか、中南米とか、アフリカとか、世界で食べられている国々が多いちゃね。昆虫食自体が文化として確立されとるとこは、日本みたいに食の多様化によって、文化が消えていくことはないがいちゃ。
ということでよぉ、昆虫の原型がそのまんまでも「気持ち悪い」とか「怖い」とか「罰ゲーム」とか思うような人が減って、「美味しそう」「好き」とか思ってもらうようにするのが、昆虫食の課題であるやろうのう。他のものに変えてしまうというよりちゃ、昆虫食自体を…タランチュラとかムカデとかも楽しく食べてもらえるように目指さんならんがよ。
要は昆虫を食べ物として好きになってもらわんならんがいちゃ。
サッカー自体も好きになってもらわんなんちゃ
話はサッカーに戻るちゃ。
サッカー観戦には色気がない。
こうやっていうとサッカーコアサポーターから怒られそうだが、サッカー界が発展するためには「嫁を連れていけないスポーツに未来はない」ということ。サッカー観に行って買い物の一つもできない。映画だけ見に行く人はいないよね。そこにショッピングやランチがある。— 安彦考真@年俸0円Jリーガー (@abiko_juku) December 14, 2018
最近話題になっとるツイートやちゃねえ。水戸ホーリーホックにおった安彦選手のツイートやけど「嫁はサッカーが好きにならない」とでも捉えられるような感じに見えるちゃね。
全く試合に出られなかった選手であっても、Jリーガーなら、例えサッカーに興味がない嫁さんであっても「サッカー自体を好きになってもらいたい」と感じるもんかと思ったりするがよ。本人はどう思っとられるか分からんねど。
結局よぉ、形状を変えて、見た目が普通のものにしたって、昆虫を食べている事実と変わらないのと一緒で、サッカーにしたって、いろんな企画をやったり、マスコットやグッズに力を入れたり、はたまたスタジアムとかその周りにあるものを増やしたりしとっても、「サッカーを観に行く事実と変わらない」というのは、絶対外せないもんかと言えるちゃね。
Jリーグでマーケティングを日々語っておられる方は多いがやけど、そんじゃそこらにあるような模型に金メッキ張って、派手に見せているレベルの話に過ぎんやろう。そこらで既存のサポともぶつかったりしとるわけやけど、これは外装の問題に過ぎんやろう。勝利至上主義にしても、全部外装の問題やちゃ。
— とれぱん先生🇸🇴 (@torepan_sensei) December 16, 2018
マーケティングとか力を入れとっても、結局のところ「サッカー観戦でしょ」と言われたら、言い返す言葉なんて出てこないやろう。「イベントが~」とか「カテゴリーが~」とか「有名選手がいて~」とか「サポーターが~」も、結局は外装にしか手をつけていないのも同然ながよ。
「サッカー自体を好きになってもらう」というのちゃ、イベントとかやるよりも、あまり即効性がないものかもしれんちゃ。ただ、それが実現できるようになりゃ、長く付き合っていけるものになっていくがやないかのう?
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