【五輪】メダルラッシュにはtotoの存在がデカいちゃね

パリ五輪が閉幕したじゃ。

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メダルラッシュやったじゃ

パリ五輪が11日に閉幕したがやけど、日本はよぉ、国外での開催では史上最多である20個の金メダルを含む、メダル45個獲得したがいちゃ。

なんか1988年のソウル五輪から2000年のシドニー五輪までの不振が嘘のようによぉ、メダルラッシュになっとるのう。東京五輪で相当数金メダルを取れたもんやから、今回のパリ五輪は少し落ち着くのかな…と思っていたがやけど、日本があまり強くなかったフェンシングややり投げ、そして新規競技のスケボーやブレイキンなどで獲得しとって、以前は柔道や体操に偏っていた日本のメダルも、いろんな種目で取れるようになったもんやと感じさせられるちゃ。

アスリートを支える政策に注目やちゃ

どうしてメダルラッシュになったかを考察したら、やはり2015年にスポーツ庁が創設されたのが大きかったやろう。

東京五輪を開催をきっかけに文部科学省の外局として設置された「スポーツ庁」やけど、この組織が立ち上がってからは、目立った結果が出るようになってきとるのう。

スポーツ庁ちゃ、国としてスポーツを普及・発展をしていってよぉ、様々な組織や団体の連携を図っていく組織やちゃね。根本的なフィロソフィーとしては「スポーツを通じて国民の生活を豊かにして、みんなが健康に暮らせる社会を作る」というところにあって、スポーツを普及していって、各地域の活性化を図っていって、なおかつ選手達の国際競争力の向上と、多岐にわたる仕事をしとるちゃ。

スポーツ庁ができる前は、運動公園の設置は国土交通省で、障害者スポーツは厚生労働省で、スポーツ産業やビジネスは経済産業省で…という感じで、担当する省庁が異なってしまうのがで、スポーツに関しても連携が取れなかったり、予算を確保できなかったりと、日本におけるスポーツの立場は良いものやなかったがいちゃ。それを整備して、スポーツのことを一本化したのが「スポーツ庁」やったがやね。

ゼロからのスポーツビジネス入門
「スポーツ庁」ってどんな組織?スポーツビジネス時代の行政の役割 「スポーツ庁」という組織は、なぜ作られ、どんな活動をしているのでしょうか?スポーツ産業やビジネスとの関わりについても解説。

このサイトを見ていたら、いろいろ分かったがやけど、スポーツ庁ができて本当に大きいのちゃ、予算がすごく大きくなったところにあるやろうね。2002年は110億ぐらいやったがやけど、今は350億を超えてしまっとるがで、スポーツにかけられる予算がすごく大きくなったの印象が強いちゃ。

totoの存在が本当にデカいちゃね…

そんで見逃せないのは、やはりtotoの存在やちゃね。

やっぱし大きいのがtotoの収益が各スポーツに流れるようになったことやろう。

toto導入当初は、さほど売上があったわけやなかったがやけど、BIGが始まってからは、キャリーオーバーが続いて当選金が増大したこともあって、売上がバンバン上がっていったがやね。このtotoの収益からよぉ、いろんなスポーツへの助成が行われてきたがで、スポーツに関する環境は非常に良くなっていったじゃ。

2007年に東京の赤羽に完成したトップレベルのアスリートの中核拠点「ナショナルトレーニングセンター」やけど、これは一連の施設はtotoの助成金で作られたもんやし、現在も助成金によって維持・運営が行われとるちゃね。20198年にはパラアスリート用の施設も作られるようになって、選手のパフォーマンスの向上に役立っとるがいちゃ。

このナショナルトレーニングセンターについては、全国に拠点があって、北海道を中心にウインタースポーツ、和歌山県にはセーリングができる和歌山マリーナ、静岡にはアーチェリーや馬術の施設があったりと、強化施設が充実してきたがよ。

totoのスポーツ振興事業については、2001年には57億円やったがやけど、現在では200億円も超える規模になっとってよぉ、あらゆるスポーツに役立てることになっとんがやね。

今日の日本は経済が低迷していて、人口減少も進んできとる状況で、科学研究部門では資金不足が顕著になっていて低迷しとったりするがやけど、スポーツ事業に関しては、マネタイズが90年代と比べて劇的に良くなっとることもあってか、人口減少と逆行していい成績を収められるようになっとるのが、本当に驚くばかりやちゃ。

スポーツ庁ができてスポーツ行政が円滑に行われるようになってよぉ、資金も恵まれるようになって、全国にtotoの助成によってたくさんのスポーツ施設ができるようになって、様々なアスリートを発掘できるようにもなったのが明確やちゃね。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 個人的にスポーツベッティング解禁よりもこっちの整備(例を挙げるならラグビーや野球、svリーグ追加整備)の方を進めた方がいいとおもいます。いくらスポーツベッティング・オンラインカジノを解禁そしてスポーツベッティング・オンラインカジノの会社が日本のチームのスポンサーになっても国外への流出は避けては通れないし、直接の強化費用になるかどうかは解らないという問題があると自分は思います。野球賭博が問題になったとはいえ、ちゃんと文部省が管理すれば問題はないとは思うのです
    バスケがtotoに参入の記事
    https://www.nikkansports.com/bluezone/column/matsunami/news/202009220000218.html
    とれぱん先生は過去にパチンコについて否定的ではあったので個人的にオンカジおよびスポーツベッティング(Toto 除く)もどのように考えているのかお聞かせ願いますか?

    • >吉田さん
      スポーツベッティング解禁は慎重にした方がいいとオラは思うかのう。
      スポーツくじのように行政の監視下に置いている方が管理しやすいと思うがです。
      (勉強不足なところがあるがで、少し調べる必要はあると自認してますちゃ)

      他のスポーツを整備していくのは妥当やと思うがやけど、
      選手関係者の試合前日の面会禁止やバス移動の必須など、
      八百長対策の厳しい規制に耐えられるのかがポイントになるかと思うがです。

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