なんでラグビーファンは態度が大きいイメージがついてしまっとるか?

ラグビーファンの態度が鼻につくというのがよくあるちゃね。

目次

関係者も悩みの種みたいやちゃ

ラグビー場に足を運んだわけでもないがで、オラには体感していない部分であるがやけどよぉ、結構前からよぉ、ラグビーファンの態度が横柄であるということはよく耳にするがいちゃ。

確かにこういうのを見ていたら「ラグビーファンはちょっとなあ…」と思ってしまうところはあるちゃね。特によぉ、花園で行われたFC大阪の試合を見に行って、わざわざ倒れている選手を映して「横たわっているから楽だ」など呟いてしまうのとか、本当にやばい人たちやなーと思ってしまうところではあるのう。

オラとしては「こういうのはたったの一部」と思いたいところではあるちゃ。しかしよぉ、関係者からこういう声が上がってきているがやね。

第5回 ラグビー観戦をピクニックにしよう | サンド・中竹・糸井の Ask me / Teach me | サンドウィッチマン✕中竹竜二 | ほぼ日刊イトイ新聞
https://www.1101.com/n/s/rugby_before100days/2019-06-17.html

元U-20代表の中竹竜二さん、コピーライターの糸井重里さんによぉ、サンドイッチマンの2人が加わって、4人でトークショーをやった頃の記録ながいど、ラグビーファンや関係者が発している「お前ら分かっていないだろう?」みたいな態度が敷居を高くしとると苦言を発しておるがやね。

糸井重里さんは「ピクニックへ行く感覚でラグビーを見よう」というライトな感じを提唱しとるがいど、これに関しては、サッカーやバスケなどの他のスポーツにも共通していることやないかと思うちゃね。

まあ、なんのせ「上から目線で言う」みたいなところは、著名人でも苦言を呈するくらいやから、結構問題になっている面はあるんやないかなーと感じざるを得ないちゃ。

なんで態度でかいがやろうか?

ということで、なんでラグビーファンはそういう気質なのかをちょっこし考えてみるちゃ。今回は3点上げてみるちゃ。オラが感じるのはこの3つかのう?

良くも悪くも伝統主義ながやね

まず見てて思うのは、あまりにも伝統を重んじる姿勢が強すぎるところやないかなーと思うちゃね。

特に直近の花園ラグビー場の指定管理者が、FC大阪が関連する企業集団ということもあってよぉ、ラグビーファンは「サッカーに使うな!」などと言っとるところを見ていたら、ただただ「花園にはラグビーの伝統がある」というのを強く信じておられてよぉ、やっぱし長年積み重ねてきた伝統を重んじるところがあるのかなーと思うちゃ。

あとよぉ、リーグワンを設立した際に、JリーグやBリーグのように「地域密着」をベースとしていこうとしとったがに、ほとんどのチームが企業名を外さないところを見ていたら、結局はこれも「伝統」なのかなーと思うところはあるちゃ。

ラグビーは昭和の時代は、企業スポーツ、大学スポーツの花形やったしよぉ、旧国立競技場でやっとった早明戦なんて、5万人集めていたくらいの大盛況やったがでよぉ、サッカーよりも断然盛り上がっとる時代もあったがやね。あの頃の名残は残っている部分も結構あってか、これまで先人達が築いてきとったもんとかを、すごく誇りに思っとってよぉ、令和の時代になったとしても、いろいろ変えられないのかなーと思うちゃ。

昭和の時には、それほど偉大な伝統を築き上げてきたもんやから、サッカーみたいな平成に入ってきてから伸びてきたようなスポーツに対しちゃ、生意気に見えてくるのかなーと感じさせられるところはあるのう。

過剰に美化したがる

あと、ラグビー関連になってくるとよぉ、過剰に自分達を美しい存在としてアピールしようとするところが目立つがやね。

これ、ラグビーならではと言えるがやけど、競技性よりもよぉ、先に精神性の方をアピールするところは結構目立つがやね。サッカーにせよ、野球にせよ、バスケにせよ、多少は礼儀正しさとかは意識するもんやけど、ラグビーほどクドくならんちゃね。

こういうのを発信しているラグビー関係者は自画自賛しとるがやけど、他のスポーツのファンからしたらよぉ、若干白けて見えるところはあるちゃね。ラグビーなんて、ボールを相手の陣地へ運んでいってトライを奪うというスポーツでしかないし、ラグビーの精神性は二の次やと思うがやけど、関係者やファンは誰よりも「ラグビーは他のスポーツよりも美しくてかっこいいものだ」というのを強調したがるがやね。

他のスポーツは多少なりとも汚れた部分はあるしよぉ、時々カッコ悪かったり、フェアプレーに反するようなことはあったりするもんやし、関係者もファンもそういった現実を受け止められる精神的な余裕はあるちゃ。

他のスポーツの関係者やファンの特徴を考慮したらよぉ、ラグビー関係者やファンはあまりにも潔癖症であり、見栄っ張りであるところが目立つちゃ。ラグビーは「ノーサイド」とかゆっても、他のスポーツでも試合が終わったら、ファン同士が飲みに行ったりしとるくらいやし、別にラグビーが特別にそういう文化…というわけやないがやけど、これでもかというばかりに強調したがるちゃ。

そもそも「ノーサイド」自体が日本のラグビーだけであって、世界的には「フルタイム」ながいちゃね。サッカーもラグビーもフィールドホッケーもみんな「フルタイム」ながいちゃ。

「僕達すごいでしょ!」「ボクかっこいいでしょ!」「誰よりも美しいでしょ!」みたいな見栄っ張りなところは、ラグビー関係者やファンにはよく見られるもんやけど、オラからしてみたら「見栄っ張りな中学生かよ」としか思えないのが正直なところやのう。

「ラグビーは紳士のスポーツ」なんてよく言われるがいど、そこばっかり主張していたらよぉ、いかにも「サッカーとは違うがやぜ。サッカーとは」と言いたいだけにしか見えんがで、紳士っぽさよりも逆に子供っぽく見えてしまうがいちゃ。なんか自分達のスポーツを楽しむというよりは、他を見下して自分達が悦に浸るというのが、いかにもラグビーの関係者やファンに見られるなーと感じるちゃ。

そんで普段から「紳士のスポーツ」とか言っとるラグビーでよぉ、最近は酒席騒動を起こしているわけやし、こういうのを見たら「何が紳士のスポーツだ」という話になってくるもんやろう。

ほんじゃけど、ラグビー関係者やファンは「周りの見られ方」など気にもせんがやね。

現実が見えんから

あと、ラグビー関係者やファンはよぉ、自分達の立ち位置とかが見えていないのかと感じるところはあるちゃね。

FC大阪が花園ラグビー場を使うことに対するラグビーファンの反応とかが特にそうながやけど、あの人達は、自分の置かれた立場とか、世間におけるラグビーの立ち位置を把握していないと感じるちゃね。

花園はもともとは近鉄の持ち物でよぉ、昭和初期に近鉄の前身である当時の大阪電気軌道の敷地内に建てられた建物ながいちゃ。それ以来、大阪電気軌道から近鉄に所有者が移って、それからずーっと花園はラグビーの聖地として親しまれとったがいちゃね。ただ、近年は耐震補強工事とか芝生の管理費などで、年間1億円の赤字やったもんやから、近鉄は手放さざるを得なくなって、東大阪市に譲渡することになったがやね。

そんでラグビーワールドカップが終わった後によぉ、公募設置管理制度に基づいてよぉ、指定管理者を公募したところ、ラグビー関係者が中心の7団体で構成しとる「ワンチーム花園」と、FC大阪など3社で構成する「東大阪花園活性化マネージメント共同体」が応募したがやけど、東大阪市は「東大阪市花園活性化マネージメント共同体」を選んどらっしゃるがいちゃ。

こういう公募設置管理制度というのちゃ、東大阪市にとって「どちらの方がメリットがあるのか」「どちらの方が花園を維持管理していかれるのか?」という観点で選んでいっとるもんやけど、ラグビー団体よりもFC大阪の方が有効やと考えられたから、今に至るもんながやね。

まあ、こういう背景を振り返ってみて思うことやけど、花園を維持していくことを考えていったらよぉ、サッカーなど他のスポーツの手を借りていくことが、合理的であるというのがわかるやろう。ラグビーの興行だけでよぉ、収益を上げていかれれば、近鉄が花園を手放すようなこともなかったやろうし、FC大阪がホームとして使うようなこともなかったと、自ずと考えられるやろう。

サッカーに使われることでヒステリックになっとるラグビーファンというのちゃ、はっきし言えば「自分達の置かれている状況を理解できていない」も同然ながいちゃ。もっと現実を受け入れられる人間やったらよぉ、FC大阪が花園でサッカーの試合をすることには、受け入れられるもんやろう。

Jリーグは、横浜フリューゲルスが消滅した過去があるがやし、何度かあらゆるクラブが消滅しかけるほどの危機があったがで、割とサッカーファンは経営や財政には関心が高い人が多い傾向にあるやろう。グッズやユニフォームを積極的に購入しているサポーターがよく見られるのも「買ってクラブを支えよう」というところがあるちゃね。これはバスケのブースターにも見られる傾向はあるちゃね。

ほんじゃけど、ラグビーのファンとか、残念ながら「経営や財政」というところには、ほとんど関心を持っていないとも言えるんやないかのう?損得勘定で考えたら、FC大阪が試合してくれる方が、花園は維持していかれるし、ラグビーファンにとっても良いはずやけど、そもそもクラブやスタジアムの財務に興味を持っていない人やから、ネガティブになるがでしょう。

なんのせ「自分達の置かれている状況を分からないから謙虚になれない」というのもあるちゃね。

ヤフーコメントにこういうコメントがあったがいど、ラグビーのファンちゃ、本当に自分達の立場をよく理解していない同然ながやね。これを見ると、近鉄にかなり負担を掛けさせていたにも関わらず、ラグビー側はこれといっての協力もしていなかったのが見え見えながいちゃね。

実質、ラグビーは勝手に花園を使わせてもらっててよぉ、これといって地域に何も還元していないも同然ながいど、それでも「花園はラグビーの聖地だから守られて当然」みたいな態度を取るのちゃ、駄々をこねる小中学生みたいな印象しか抱かんちゃ。

こういうのを見てるとラグビー界隈では「自分達のことを自分達で管理する」という習慣が全くないとしか思えないしよぉ、同時に「自分のケツを誰かにぬずってもらって」も平然としとられる人ながかなーと思わざるを得ないちゃ。

見栄っ張りな中学生と過去を引きずる老害を2で割ったような存在やちゃ

ラグビーファンには申し訳ないことやけど「サッカーと協力しあって陸上トラックのないスタジアムを確保していく」という自分達の環境を良くなることよりもよぉ、「サッカー嫌い」の方が上回ってしまう時点で、ラグビー関係者やラグビーファンはあんまし頭良くないがやろうと感じるちゃね。

これはラグビーにも言える話やけど、ネットで試合配信が増えてきている中でよぉ、試合観戦などの価値を高めていくためには箱は大切やし、日々それを維持していかんなんのは間違いないがいちゃ。それを考慮に入れると「ラグビーはどんな手段を利用しても、自分達の環境を守っていこう」とか考えていくもんやと思うちゃ。

ただよぉ、自分達が置かれた状況よりも、過去の栄光にいつまでも引きずられてよぉ、サッカーなど他のスポーツを見下す姿勢を見せているのちゃ、ただの老害でしかないと思わざるを得ないちゃ。

「自分達の置かれている状況も理解できない」だけやなくてよぉ、同時に「他のスポーツの状況さえも理解できていない」とも言えてしまうのう。ラグビー関係者やファンが「他のスポーツと違ってラグビーはすごいんだ」みたいに主張しとるもんやけど、実際他のスポーツも大差ないところは結構あったりするもんやちゃ。

それを「ラグビーだけが素晴らしいんだ」みたいに主張するのちゃ、なんか見えっ張りな中学生っぽい感じに見えてしまうばかりやちゃ。非常に申し訳ないがやけど「井の中の蛙」という言葉が似合うちゃ。

こういうように見てしまうと、ラグビー関係者やファンというのちゃ「老害と中学生をかけ合わせた存在」に見えてくるもんやのう。「無知がゆえの傲慢さ」というのもあるかもしれんちゃ。

ラグビーを愛していて、プライドが高いのはわかるがやけど、もうちょっこし自分達の置かれている状況とか、周りからの視線というのは、見つめ直した方がいいんやないかなーと思うちゃ。

Monacoinを投げる
モナゲ(tipmona)ってなに?
そもそもMonacoinってなに?



よかったらシェアしてくりゃっせま
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次