今週の週刊プロレス「馳浩×棚橋弘至×諏訪魔」の対談が読み応えあったじゃ

新型コロナウイルスの影響で新日本プロレスが開催しないでよぉ、他の団体も無観客での開催に迫れとる状況で、海外も年間最大のWWEのイベント、レッスルマニアが無観客でやることになったがで、まあえらい状況になっとるがやね。

時々チェックするがいど、今週は元プロレスラーで現衆議院議員の馳浩と、新日本プロレスの棚橋弘至、全日本プロレスでマリノスユースの諏訪間幸成選手の父親である諏訪魔が対談しとったがやね。

週プロ早版 5・13&20号(№2064)緊急トップ会談 馳浩衆議院議員×棚橋弘至×諏訪魔/「レスリングどんたく」プレイバック/一騎当千は大地優勝/STAY HOME企画/ケンドー・ナガサキアルバム/イオに聞く 4月28日(火)発売 定価560円 – ベースボール・マガジン社WEB
https://www.bbm-japan.com/prowrestling/17359978

新型コロナウイルスの流行で中止が余儀なくされたプロレス界において、補償問題、簡易検査キットの導入、統一コミッショナー、選手の契約など、幅広く取り上げられとるちゃね。

とある件で世間をお騒がせになってしまった馳浩やけど、プロレス界が自力でどうにもできずによぉ、窮地になったときに声を汲み取ってくれる存在がおるのちゃ、プロレス界にとっては貴重な存在やちゃね。対談内容見てたら本当にそう感じたじゃ。

サッカー界も政界に進出する人は出てきたほうがいいのかもしれんちゃ。

馳浩やったり、棚橋や諏訪魔などの個人の評価は、とりあえずは人それぞれに任せて、対談内容に少し触れておくちゃ。

根本的には「補償問題」「統一コミッショナー設立」「選手の契約」についてやけど、このコロナの影響によって、元々プロレス界が抱いていた課題が浮き彫りになってきとる印象はあったのう。

「選手の契約」に関しちゃ、各団体で所属選手契約しているレスラーと、試合やシリーズごとに出場契約を結んどるフリーの選手がおるがいど、この辺りが補償を難しくしていることも書いてあったのう。

あとは、スポーツかエンターテインメントかで対応も異なってくるがいど、そもそもの話「プロレスって何?」みたいなとことかのう…?

芸術分野とスポーツ分野では対応する省庁が違うことも出てきたがいど、エンターテインメントでもあり、スポーツとしてでも捉えられる「プロレス」の立ち位置はどうするのかも取り上げてたじゃ。

ただ「統一コミッショナー」が存在しないことで、公的に対応するのが難しくしとる点は上げられとったのう。これは馳浩がプロレス界に向けての宿題として発言しとったじゃ。

2009年にNOAHで三沢光晴さんが事故死した時によぉ、各団体で協議が行われとったがいど、リングドクターの常設やライセンス制度の導入などがネックで上手くいかんかったがいちゃ。

まあ、リングドクターはお金がかかるものやし、ライセンスを導入しようものなら、半ばアマチュアでやっとるような小規模な団体とか存続できんがになってしまうし、そもそも自由度が低くなるという問題があったがで、半世紀くらいは全然実現もしてなかったがいど、命を削るほどの激しい試合をしときながら「共通のルールがない」ようやと、三沢さんのような悲劇もまた再発してしまう可能性があるだけに、考えさせられるものであるちゃ。

途中で馳浩が棚橋と諏訪魔に政界入りを進めていたがいど、そこで棚橋が「五輪候補だった中西さんは?」と聞いたら、馳浩が「中西はちょっと向いてない」と言ったのは笑ってしまったのう。

あと、諏訪魔さんはもうちょっと話してほしかったじゃ。まあいかれど。

興味があったら。是非手にとってみて欲しいちゃ。



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