サンフランシスコ在住の女性タレントの野沢直子さんがよぉ、東京スポーツの記事に大谷翔平の人気について触れていたがやね。
野沢直子さんすごい方ながやね…
本題に入る前に野沢直子さんについてやちゃ。
野沢直子さんといっちゃ、80〜90年代のバラエティ番組で最も出演していた女性タレントの一人で「クイズ世界はSHOW by ショーバイ」とか「笑っていいとも」とかで活躍されとったがやね。お笑い女性タレントの先頭に立っていた人物やちゃ。
91年になって、すべてのレギュラーを降板して、活躍の場をアメリカに移したがいちゃ。渡米してからは向こうでギタリストの方と結婚されて、家庭を築いてらっしゃるがいちゃ。時々、日本に戻ってきては芸能活動されとるちゃ。渡米してから30年以上やけど、相変わらずキレッキレな人やちゃね。
アメリカでは2015年に「ELECTRIC MACHINE GUN TITS」というパンクバンドを結成しとるがやけど、これは日本語で直訳したら「電気マシンガンおっぱい」という意味やちゃ。還暦に差し掛かってきたというがに、相変わらずぶっ飛んだことしとらっしゃるちゃね…。
そもそも野球自体がのう…
ただよぉ、アメリカにおけるMLBの立場ちゃ、日本のメディアが大きく扱っているほど、そんなに地位が高いものでもないのが現状ながいちゃね。日本での野球人気を配慮されとるのか、野沢直子さんは「炎上したら嫌なんだけど」と発言されとるがやけど、明らかに温度差があることは指摘しとられるちゃね。
この上の図についてやけど、視聴するお気に入りのスポーツについて表しとるちゃね。プロスポーツとしての成り立ちが最も古い野球は、1930年代からアメリカで最も人気のスポーツやったがやけど、60年代に入ってよぉ、アメリカンフットボールに逆転されとるちゃね。そんで90年代になったら、バスケットボールと2番手を争うようになってきとるがやけど、最近では世界的な選手が数々参戦してきているMLSの台頭もあってか、野球とサッカーで3,4番手を争うような様相になりつつあるみたいやちゃ。
まあ、日本のメディアがやたらと大谷翔平を持ち上げて、あたかも全米の誰もが大谷翔平のことを知っているように、どえらく誇張して報道してきとるがやけど、実際のところのアメリカはよぉ、どうしようもないくらいにNFLが1強状態であって、他がかなり水を開けられていると思った方が良いやろう。
日本のメディアの必死感が酷いちゃね…
まあ、日本のスポーツ報道が事実上「スポーツニュース=大谷翔平」になってしまっているも同然であるのは、結構前からそうやったがやけど、最近ではそれを他のスポーツ選手にも押し付けるような出来事はよく見られるようになってきとるちゃね。その代表がこれやちゃ。
先月にアル・ナスルの日本ツアーで来日してきとった、クリスティアーノ・ロナウドが日テレのズムサタに出演したときによぉ、なぜか「大谷翔平を知っているのか?」というダラみたいな質問されとったがいちゃ。
そりゃ、野球が盛んでもないポルトガルの選手で、かれこれ欧州で長らくプレーしてきとったもんに、いきなし専門外の野球のことを聞かれたところで、そんなん「ばー何言っとら?知るわけないにか」と思うのは当然やろう。それをあたかもみんなが知っているかのように、押し付けがましく大谷翔平のことを尋ねたところで、まったくもって意味がないとしか言いようがないちゃ。
まあ、こういう質問をするということは、クリスティアーノ・ロナウドというゲストを尊重するがやなくて、逆に「世界的なスーパースターであるクリスティアーノ・ロナウドも称える大谷翔平」という絵を作りたかったんやろうなーと感じざるを得ないちゃね。
低俗極まりないちゃねえ…。
それにクリスティアーノ・ロナウドに大谷翔平ことを聞かれたところで、大谷本人が嬉しいとも思うやろうか?
クリスティアーノ・ロナウドに対しては、日本には数多くのファンがおるわけやけど、そんなにしょっちゅう日本に来るわけではないだけによぉ、こういう貴重な時間で「日本のサッカーについて」とか「日頃から心がけていること」とか「どうやったら上手くなれるのか?」とかを聞いたりすりゃいいわけやしのう。
ぶっちゃけると大谷翔平のことを聞いても時間の無駄に過ぎんわけやちゃ。
ただ、それでもクリスティアーノ・ロナウドに大谷翔平のことを聞くようなまでのことを、日本の公共の電波を使ってまで平然にやってしまうのちゃ、何らかの意図はあるんやろうなーとオラは感じてしまうもんやちゃね。
まー、単純に日本のスポーツマスコミが「野球のことしか知らない」から、クリスティアーノ・ロナウドにまで野球のことを聞こうとしてしまうくらい低レベルかもしれんがやけどね…。
自分の好きがみんなの好きとは限らんちゃ
今やチャットアプリとか使っていりゃ、世界中の誰やらともコミュニケーションを取れる世の中やから、あれこれ聞いていたら、マスコミが報じている「大谷フィーバー」みたいなもんも、実態はどういうもんなのかが見えてくるもんやちゃね。
ただよぉ、こういうマスコミの報道を鵜呑みにして、あたかも「アメリカ人はみんな大谷翔平を知っている」みたいな感じに思い込んでしまうようやったら、アメリカ人から見たら「ずれた人」にしか見えてこなくなるもんやちゃ。
確かにMLBでの大谷翔平がやってのけていることは素晴らしいことには変わりないちゃ。それに熱くなる日本の野球ファンが多くてもそれはそれでいいと思うちゃ。
ただよぉ、様々な娯楽が溢れている世の中で、しかも日本とは異なる文化圏であるアメリカが、日本と同じように盛り上がっていると考えるならば、それは「野球以外のことは知らない人間」としか言いようがないとオラは思うちゃね。
自分の好きで誇らしく思っとることが、他でもそうであるとも限らないもんやちゃ。
それにアメリカは、アメリカンフットボールが1強で、大谷翔平のことを知らないアメリカ人がたくさんおったとしてもよぉ、別に大谷を誇らしく思っている人のプライドを傷つけるわけではないがで、これからも自分の好きな大谷翔平を応援されたら良いかと思うちゃ。
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