【J3】ライバルチェック2024 vol.18 大宮アルディージャ

2024年3月6日

ライバルチェックもあと2回。今回は優勝候補の呼び声が高い大宮アルディージャやちゃ。

✅スタッフが雪かきをしているのを見て手伝いに来てくれた #杉本健勇選手ですが足元が。。。😂

✅沖縄出身の #喜名哲裕ヘッドコーチは人生初の雪かきだったそうです😳#Jリーグ #大宮アルディージャ #ardija pic.twitter.com/KKPAHI0FZ6
— 大宮アルディージャ (@Ardija_Official) March 6, 2024

負のサイクルに陥りJ3降格

大宮アルディージャについてやけど、2017年にJ2降格してよぉ、最初の2年は上位争いをしていたがやけど、高木琢也監督の2年目のシーズンに順位を大きく下げて、15位に低迷したがいちゃ。その後に2021年に岩瀬健監督が就任したがやけど、開幕からなかなか勝てずに最下位に低迷してよぉ、監督交代に踏み切ったがやね。その後に霜田正浩監督が就任して16位で終了。そんで2022年も霜田正浩が率いたがやけど、そこでも序盤で躓いて解任してよぉ、今度は相馬直樹監督が就任して、今度は19位で終了やちゃ。2023年は相馬直樹監督が引き続いて率いたがやけど、またもや序盤から躓いて、5月に相馬監督が解任されたがよ。今度は原崎政人監督が率いたがやけど、今度は回復することなく21位で終了して、ついに降格になってしまったじゃ。

こんな感じで近年の大宮アルディージャというチームは、序盤で躓いては監督交代しては、チーム状況が回復しないで下位で終了する「負のサイクル」に陥っている状態でよぉ、昨シーズンはまさに最悪な状況になってしまったと言えるちゃね。

今冬の移籍

加入

GK	加藤有輝	ギラヴァンツ北九州	2016〜2020年に所属
DF	市原吏音	大宮アルディージャU-18
DF	植田悠太	京都サンガFC	育成型期限付き移籍
DF	下口稚葉	ファジアーノ岡山FC	2023年はFC今治に所属
DF	濱田水輝	ファジアーノ岡山FC
DF	村上陽介	明治大	ユース出身
DF	関口凱心	山梨学院大	ユース出身 2023年は特別指定選手
MF	泉柊椰	モンテディオ山形	育成型期限付き移籍
MF	中野克哉	FC琉球
MF	🇧🇷アルトゥール・シルバ	FC東京	2022〜2023年はカターレ富山に所属
MF	清水祐輔	東洋大
MF	種田陽	大宮アルディージャU-18	2023年は2種登録で所属
FW	杉本健勇	ジュビロ磐田	2023年は横浜Fマリノスに所属
FW	藤井一志	東海大

放出

GK	南雄太	引退
DF	新里亮
DF	飯田貴敬	京都サンガFC
DF	岡庭愁人	FC東京
DF	🇧🇷カイケ	V・ファーレン長崎
DF	吉永昇偉	テゲバジャーロ宮崎	2023年は愛媛FCへ期限付き移籍
DF	袴田裕太郎	東京ヴェルディ
DF	西村慧祐	モンテディオ山形	完全移籍へ移行
DF	大森理生	FC東京	育成型期限付き移籍期間満了により復帰 2024年はいわきFCへ育成型期限付き移籍
MF	大橋尚志	ヴィアティン三重
MF	黒川淳史	FC町田ゼルビア	期限付き移籍期間満了により復帰
MF	大山啓輔	ツエーゲン金沢
MF	三幸秀稔	🇰🇷忠北清州FC
MF	栗本広輝	ブラウブリッツ秋田
FW	矢島輝一	福島ユナイテッドFC
FW	室井彗佑	横浜FC
FW	🇧🇷アンジェロッティ	FC今治

通算12シーズン、J1に在籍していた大宮アルディージャは、当然のごとく1年で復帰するべく、戦力を揃えてきているちゃね。現有戦力は袴田や室井など放出は最小限に抑えてよぉ、主力選手は元ポーランド代表のヤクブ・シュヴィルツォクをはじめに、多くの選手を残しているちゃね。

そんで新戦力として、元日本代表FW杉本健勇をはじめに、アルトゥール・シルバ、下口稚葉、中野克哉、濱田水輝など獲得しとるがで、J3では規格外の戦力を誇るチームになってきとるのう。

フォーメーション

1年でのJ2復帰を目指す大宮アルディージャはよぉ、ファジアーノ岡山、FC東京U-23と歴任してきた長澤徹監督が率いることになったじゃ。岡山で4年間率いてよぉ、2016年にはチーム最高順位の6位で終了して、昇格プレーオフ決勝まで進出しとったのう。ハードワークを徹底させて、献身性と堅実な守備をベースとするチームを作る傾向にあってよぉ、それもFC東京U-23で監督歴があるようにJ3をよく知る指導者は、これまで方針がブレブレやった大宮アルディージャにとっては丁度いい指導者なのかもしれんちゃ。

システムはオーソドックスな[4-4-2]を採用しとるちゃね。試合を見た感じやと、左サイドの攻撃が非常に機能していて、泉柊椰と下口稚葉が非常にいいプレーをしているのが印象的やちゃ。シュヴィルツォク、アルトゥール・シルバが怪我でチームから離れているとは言え、J3開幕2試合を連勝でスタートしているのは、上々のスタートと言えるちゃね。

ただ、J3というリーグは、これまでJ2から降格してきたチームの中で、1年で復帰したのは、2015年の大分トリニータだけで、非常に難しいリーグであることには変わりないちゃ。それも序盤はそこそこ勝てて、J3はすんなり行けそうと思っていた矢先に、中盤戦に差し掛かる頃に苦戦を強いられるパターンはよくあるだけに、真価を問われるのは中盤戦となるやろう。戦力はJ3屈指やけど、中盤戦を失速せずに突破できるかが見ものになるちゃね。