Jリーグに企業名入りのクラブを認めるとかデマ記事出てたじゃ

13日の朝に変なニュースが出ていたのう。

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企業名を認めるとか出てたじゃ

スポーツ報知から「Jリーグはクラブ名称に企業名解禁」とか報じていてよぉ、しかも今年中に決められるという、とんでもないニュースが出ていたじゃ。

Jリーグが始まって30年経っとる現状で、いきなり前ぶりもなく「企業名解禁決定」なんて報じるとか、えらい無茶苦茶な記事が出ているなあと見ていたがやね。こういうJリーグ自体の根幹に触れるような決断はよぉ、今話題になっとる秋春制なんかと同じで、常に議論を重ねて決めていくものであるはずやちゃ。

このニュースが出て、鹿島、水戸、奈良の社長は即座に「事実無根で議論さえ行われていない」と否定しとったがよ。そんで昼前になってよぉ、Jリーグもプレスリリースではっきりと「事実無根」と発表して、地域と一体となったクラブづくりをしていく…と発表しとるちゃ。

企業名解禁したからといって本当に潤沢になるがけ?

Jリーグがよぉ、企業名を解禁したら、潤沢なリーグになっていく…と信じている人が結構いるみたいやけど、オラは全然そういったことには信用してないがいちゃ。

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Jリーグチームに企業名とか言われてものう… ちょっこしオラの呟いたツイートが結構拡散されとるがで、ブログで何か書くちゃ。 https://twitter.com/torepan_sensei/status/1619218933764198403?s=20&t=YUrl3-m...

理由はいろいろあるがやけど、まず考えられるのは、今いるJリーグのクラブがよぉ、仮に企業名を解禁して、経営権を持っている親会社が名前を名乗ったところで、本当に投資額を増やしていくのかが、本当に疑わしいと思うちゃ。

企業名をつけるメリットとしては、企業側からしたら、スポーツニュースなどで企業名が連呼されてよぉ、名前を広く知ってもらえることやけど、そもそもJ1のクラブの経営権を持つ企業とか見ていると「今更Jリーグのクラブ名に企業名を入れたところで宣伝効果増すがけ?」みたいなところはあるやろう。すでに世界的な知名度を誇っている企業も多い現状で、今更Jリーグのチーム名に名前が入っても、あんまし魅力的でもないんやなかろうか?

既存の企業を見ていると、企業名を解禁したからといって、これといって効果は増すわけではないやろう…と思うがやけど、チーム名に企業名を入れたいとしたら、これから企業名を売っていきたい新興の企業やないかなーと思うちゃね。

ただ、こういう企業ちゃ、勢いのあるときにドカンとでかいカネを出すがやけど、ダメになったときは一気に事業を縮小していって、経営難に陥ったりするのは、サッカー界ではよくあることやったりするちゃ。

酷い言い方になってしまうがやけど、企業名を解禁することによって、後先も考えていないような極端な経営者を招き入れてしまう可能性は高くなるやろうなあとオラは思うのう。

バブル期の日本の経営者みたいに、勢いだけでテーマパークとかスキー場とか派手に作ったりして、収益の回収とか持続性とかは全く考えてない…みたいなパッションだけで無責任でダラな経営者はいたもんやけど、ああいうのがJリーグに群がってくるだけやろうなあと、オラは想定してしまうがいちゃ。

それに「ダメになったら捨てれば良い」みたいな選手やサポーターのことを全く考えていない、自分本意な経営者も実際におるやろうから、そういうとこに翻弄されるところも出てくるやろう。

…という感じで考えとるところで、オラのフォロワーさんの何人かが「ネーミングライツみたいなものでは?」とおっしゃっていたがいちゃ。確かにネーミングライツやったら、経営には触れないで大きな広告料を払って宣伝していく…というように考えられるところやけど、それはそれで「カネを出して口は出さない」と似たような感じになるだけに、クラブ名スポンサーとしてはクラブ経営に口を挟まないでおられるのか…というのは疑問に感じるちゃ。

こんな感じで考えていったら、企業名を解禁したところで、潤沢な資金を得られるなど、オラとしてはお花畑な考えやなーと思うところやちゃ。

地域名やから幅広く参加できるがいちゃ

それによぉ、地域名をつけとるのちゃ、オラとしては大きなメリットはあると思っとるちゃ。

それは「幅広く支援を受けられる」というところにあるやろう。

チーム名に企業名をつけられるようになったら、潤沢な資金を得られる…みたいなロジックを展開するもんはおるがやけど、実際それは名前をつける特定の企業だけが大金を投下していくだけにしか過ぎんやろう。それによぉ、いくら企業名を入れられるようになったからといって、2社も3社も入れていくわけにもいかんもんやから、結局は限度があると言わざるを得ないちゃ。

それやったらよぉ、企業色が濃くなる企業名は排除して、地域を名乗っていったらよぉ、その地域を応援していきたい企業さんなどが投資しやすくなってくるやろう。

2020年、2021年とカターレの胸スポンサーを務めた、株式会社IACなどは特にそうやけど、やはり「富山を元気にしたい」という理由で、カターレを支援し続けてらっしゃるちゃ。

カターレのスポンサー企業は、ユースキン製薬が社内で「カターレ応援だより」を毎回公開しとるがやけど、地域のスポーツチームに支援していくことで「富山を盛り上げたい」と思っている方々が支援しとるがよ。

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カターレなんて700社以上もスポンサー企業がおるわけやけど、ほとんどの企業は富山に本社があるのか、または営業所を構えているところばっかしながよ。こういったところから考えると「富山だからこそスポンサーになっている」というのは、やはり考えられるちゃ。

こういう「地域を応援したい」という方々にとってはよぉ、クラブ名に企業名が入っているとよぉ、やはりスポンサーになりにくい面はあるかと考えられるちゃ。スポンサー企業としては、地域を盛り上げたい、地域のチームを支援していきたいというがであって、一企業の持ち物にカネを出したいというわけではないからのう。

それによぉ、幅広く多くの地元企業に支援していただくことは、クラブの活動資金となる広告料を出していくスポンサー企業を分散化させていかれるちゃね。一つの企業に依存する体質よりは、多くの企業に出してもらった方が、すぐにクラブが経営難になっていくようなリスクは回避できるやろうし、10年、100年と続いていく持続性のあるクラブ経営はしやすいと考えられるちゃ。

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