こないだのサポーターカンファレンスの動画がアップされとるということでよぉ、こないだから調べていたことをこのタイミングでアップするちゃね。
何よりも「営業」が大事ながやね
サポカンの動画がアップされたがで、この機会で触れるがやけどよぉ、左伴繁雄社長は何よりも「営業」を強調しとったのがよくわかるちゃね。
カターレを問わず、Jリーグの多くのクラブにとって、収益の多くを占めるのちゃ、まさしく「広告収入」ながいちゃね。収益となるものちゃ、入場料、グッズ、移籍金、分配金などいろいろあるがやけど、やっぱしでかいのは広告収入であってよぉ、そのためにはまず最も重要になってくるのちゃ、まさしく「営業」ながいちゃね。
この動画でも言われとるがやけどよぉ、2,012年にJリーグデビューしてよぉ、2度のJ1昇格を果たしている松本山雅がよぉ、なんで20億円レベルの規模にまでなっているか…という話になっとんがやけど、これは松本山雅がある集客力ではなくてよぉ、まさしく「営業」ながいちゃ。その要因としては「長野に負けられない」という強いライバル意識が、地元企業を刺激したみたいやちゃね。
実際によぉ、カターレの収益構造を見て行っても、昨年は7億円近い収益があった中でよぉ、広告収入が4億2500万円と約6割ながいちゃ。他のクラブもだいたいそれぐらいやと考えたらよぉ、日ごろの営業活動によって、クラブの大きさが決まってくると考えられるちゃね。
スポンサー企業をチェックしてみたじゃ
そこでよぉ、カターレのスポンサー企業を一つ一つピックアップしてみたがよ。
さすがに700社以上もあるがでよぉ、結構時間かかったじゃ。
3日くらいかけて作ったがいど、HPがない企業もたくさんあってよぉ、なかなか探されんかったがやね。どうしようもないものはここには入れてないがやけど、おそらく95%以上の企業はマッピングできているのかなと思うちゃ。
拡大していただけりゃ、もっとわかりやすくなると思うがやけど、「カターレ富山」の左横にある□のマークを押せば、各カテゴリーが表示されるがで、これを参照にしてみればいいちゃ。
富山市が中心やちゃね
こちらを参考に見てみるとよぉ、場所的にはやはり富山市が中心であることが一目瞭然やちゃね。特によぉ、富山駅から総曲輪辺りの付近やと、かなり多くの企業がカターレのスポンサーになっとるのがわかるのう。このあたりになってくると、横のつながりが強いのかと感じさせられるちゃね。
そんでよぉ、富山市から離れていくほど、カターレのスポンサーになっとる企業は減っていく…という感じながいちゃね。割と小さな企業やと、富山駅中心部、婦中町、草島近辺は見られるがやけど、富山市中心部から遠い水橋とか岩瀬とかになってくると、だいぶ減ってくるのがこの地図でわかるやろう。
まあ、富山県の企業自体が、富山市に集中していることを考慮したら、このあたりと強く結びついた方が、広告料もしっかり確保しやすいと考えられるがで、営業の効率なども考慮したら、これはこれで妥当かなと思えるところでもあるちゃ。それに県総からの距離も考えたら、やはりこのあたりが観戦するメインターゲットともいえる場所やからのう。
それによぉ、カターレの中心にあるのちゃ、やはり「富山県の企業である」というのがポイントの一つやちゃね。
他のクラブになってくると、県外の企業が経営権を握ったりして、地元を冠したチームであっても、外からの人間に頼っているケースは結構あるもんやけど、カターレに関しては「県内企業が中心である」というところは、鉄則として守ってこられているのやろうと考えられるちゃ。
電力関係に強い結びつきがあるちゃね
あとよぉ、これを作ってみて思ったのは、やはり電気関連の企業が多い傾向にあるのう。
これは、やはり前身の一つである北陸電力の影響が強いからといえるやろう。電力会社やと、横のつながりが強くて、電気設備、電気工事などを請け負っている企業は、少額スポンサーになっとるのは結構見られるちゃ。
そういうのを見ていると、これまでカターレの社長を務めていたのちゃ、北陸電力からの出向の方が多いのも、なんとなく分かるのかなーとも思えるのう。逆に北陸電力絡みでなければ、こういった電気工事系の企業は消極的になっていく可能性は少しは考えられるかなーと思うところではあるちゃ。
ただ、もう一つの前身であるYKKに関しては、ツーリストとかエムテックなどの企業はスポンサーにはなっとるがいど、同じ黒部の企業が積極的にスポンサーになっとるかといったら、そうとはいえないのが現実やちゃね。トヨックス、東洋ゼンマイ、北星ゴム、銀盤とか、KUROBEアクアフェアリーズで見るような企業がスポンサーになっとるわけではないがやね。
西は弱いみたいやのう
富山市の企業とは多くのスポンサーを集めとるのは確かやけどよぉ、富山市から出ると、スポンサー企業が結構減ってくるのが、この地図を見ると分かるもんやちゃ。カターレは「県民クラブ」とは謳っとるがやけど、この地図を見る限りでは、やはり「富山市が中心」というのは変わりないし、他の地域はYKK、アイザック、ゴールドウィンなどといった大口スポンサーはおっても、中小企業がこぞって参加する状態にはなっていないと言わざるをえないやろう。
それに富山市から遠い入善町、朝日町、小矢部市、砺波市、南砺市になってくると、スポンサー企業が減ってくるしよぉ、氷見市に至ってはどこもスポンサーになっていないのが実情やちゃね。カターレを見に行くには、ちょっこしアクセスは厳しい場所かもしれんがやけど、このあたりでスポンサーを多く獲得できてくるようなら、もっともっと成長していけるのかなーと感じる部分はあるちゃ。
こういうのを作ってみるとよぉ、意外とクラブのことが分かってくる部分は結構あるがやね。
これは「Googleマップ」の「マイプレイス」で作成することができるがで、もし他のチームのサポーターの方々も、試しにやってみられるといいと思うちゃ。
↓投げ銭ゾーンやちゃ。ちょっとしたおまけやちゃ。
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