10月4日からインドで開幕しとった今年のクリケットW杯がよぉ、19日に終了したがいちゃ。
1ヶ月半の激闘が繰り広げられたじゃ
クリケットを見始めてから、オラは3年目くらいになっとるがやけどよぉ、今年のクリケットW杯はオラにとっては、初めて体験するW杯やったじゃ。
レギュレーションとしては、10ヶ国の総当たり戦が予選ラウンドで行われてよぉ、上位4チームが決勝トーナメントに進出して、準決勝、決勝と進んでいく形式やったがいちゃ。そういうこともあってよぉ、出場した全チームがそれぞれ9試合は最低やるがでよぉ、かなり濃密な時間を過ごせたじゃ。
出場国はこんな感じやちゃ。
- 🇮🇳インド(開催国)
- 🏴イングランド
- 🇳🇿ニュージーランド
- 🇦🇺オーストラリア
- 🇿🇦南アフリカ
- 🇧🇩バングラデシュ
- 🇵🇰パキスタン
- 🇦🇫アフガニスタン
- 🇱🇰スリランカ
- 🇳🇱オランダ
クリケットは試合方式は大きく分けて3つあるがやけど、クリケットW杯は7時間くらいの試合形式である「ワンデイクリケット」で行われたがいちゃ。
最近主流になってきとる約3〜4時間で終わるトゥエンティ20方式でもW杯は2年に1回開催されとるがやけどよぉ、こちらは20チームほど出場する形式ながやけど、今回行われたクリケットW杯に関してはよぉ、たったの10ヶ国ながで、世界の有数の強豪だけが戦ったレベルの高い大会ながいちゃ。
強豪の一角と名高い🌴西インド諸島、🏴スコットランド、♣アイルランド、🇿🇼ジンバブエなどが出場できなかっただけに、この大会に出場できるだけでも凄いことやとわかるちゃ。
インドvsパキスタン
その中でも大きな目玉になるのは、クリケット界を代表するライバル対決「インドvsパキスタン」やちゃね。
これは本当にすごかったじゃ。モニタを通じて熱気が凄い伝わってくるしのう。
この試合、インドのアーメダバードにある「ナレンドラ・モディ・スタジアム」で開催されたがやけど、このスタジアムは13万人も入るがいちゃ。北朝鮮の金日成競技場を超える世界一の巨大スタジアムながやけどよぉ、このスタジアムに満員集まっとんがいちゃね。
それを何度も戦争をやっとる隣国のパキスタンを迎えて試合をするもんやから、えらいおっかないちゃね…。パキスタンの選手が凄い選手揃っているがやけどよぉ、さすがに13万人の大アウェーでは。なかなか力を発揮できなかったのか、試合は先行のパキスタンを191ランで抑えたインドがよぉ、後攻で192ラン奪って勝利を収めたがいちゃ。5時間半くらいで終わった試合やったのう。
これでインドが大盛りあがりしたわけやけど、仮にこの試合でパキスタンが勝っていたらよぉ、スタジアムは暴動起きてそうでおっかないちゃね…。
アフガニスタンの躍進
あとよぉ、この大会を見ていて思ったのちゃ、伏兵のアフガニスタンが大活躍しとったがいちゃ。
最初はなかなか力を発揮できんかったがやけど、第4戦目でイングランド相手に歴史的な勝利を収めたらよぉ、パキスタン、スリランカ、オランダに勝利してよぉ、結構いい感じになっとったがいちゃ。
アフガニスタンは2018年に国際クリケット評議会(ICC)の正会員になった国で、クリケットの歴史が浅い国やけど、最近はスター選手を多く輩出してきとって、かなり実力を上げてきとったがいちゃ。この国の選手は、チームの顔であるボウラー(投手)のラシッド・カーンくらいしか知らんかったがやけど、バッターはラフムヌラー・グルバズ、イブラヒム・ザマンなどの選手がバンバン打っていたし、大会最年少の18歳のヌール・アーメドが良いボールを投げまくっていたがで、本当にすごいなーと思って見ていたじゃ。
知らず識らずのうちに、アフガニスタンを応援する気分になっていたのう…。
国は結構大変なことになっとるし、ほとんどの選手は国に帰国してないらしいがやけど、それでも優秀な選手がこんなに出てくるのを見ていると、アフガニスタンのクリケット事情に興味が湧いてきたもんやちゃ。
イングランドの低迷
逆にダメやったのは、前回大会優勝のイングランドやちゃね…。
いかんせん主力のバッターが全然打てなくてよぉ、本当にピリッとこない試合ばっかしやっとったがいちゃ。しかも、最近は振るわないスリランカ相手にも4時間くらいで試合を終わらされてしまうほど、全然ダメでよぉ、3試合を残して予選敗退になってしまったもんやちゃ。
クリケットの母国やし、本当に強い国であるはずやけど、インドの環境がなじまなかったのかもしれんのう…。
最強のインドやったがやけど…
そんで大会の主役は、やっぱし開催国のインドやったがやね。
クリケット界最大のスターであるヴィラット・コーリをはじめに、世界屈指のバッターを揃えとるしよぉ、ボウラー陣に関しても、全員がワールドクラスという凄まじいメンバーでよぉ、第1戦目のオーストラリア戦から、グループリーグは破竹の9連勝で首位突破しとったがいちゃ。
インドの選手はみんな凄いがやけど、やっぱしヴィラット・コーリは本当に格が違ったじゃ。
まず、ほとんどの試合において、必ず50ランは打っとるしよぉ、何よりもフォームがキレイながやね。そんでよぉ、精密機械のように4ラン(野球で言うエンタイトルツーベース)を連発しとるがで、他の選手と比べたら、本当に上手いなーと思ったもんやちゃ。バッターとして完成されていると言われるのも、素人目でもわかるくらいすごかったじゃ。
それにコーリが打つと、スタジアムのボルテージがめちゃくちゃ上がるがやね…。さすがインドを背負って立つ英雄やし、歴代最高峰のバッターと言われるだけあるちゃ…。
そんな最強無敵のインドやったがいど、最後の最後でひっくり返ったがやね…
オーストラリアが6度目の優勝
このままインドが優勝するもんかとオラは思っとったがやけど、決勝はオーストラリアが勝ち上がってきていたがやね。
先行はインドがバッティングやったがやけど、オーストラリアのボウラーが調子よくてよぉ、1番バッターでキャプテンのロヒット・シャルマが47ランでアウトにさせられてしまってよぉ、3番手に出てきたヴィラット・コーリもよぉ、オーストラリアのキャプテンのパット・カミンズにアウトを取られてしまって、インドは調子が乗れんくてよぉ、結局は240ランで終了したがよ。
毎試合のように300ラン以上は稼いでいたインドやけど、ここで雲行きが怪しくなったじゃ…。
後攻はオーストラリアやったがやけど、この日の主役はオーストラリアのバッターのトラヴィス・ヘッドやったがいちゃ。世界最高峰のインドのボウラー陣に打ちまくってよぉ、一人で137ランを稼いだがいちゃ。その後にオーストラリアのバッター陣が確実にインドから打っていって、結局は7オーバー(42球)を残して、オーストラリアが241ランを奪って優勝したがよ。
いやあ、最後の最後でインドが落としてしまうとはのう…。
ただよぉ、クリケットの醍醐味は本当に楽しめたし、オーストラリアの層の厚さも素晴らしくて、本当におもっしいゲームやったじゃ。トラヴィス・ヘッドが137ランを打ったわけやけど、彼一人の手で達成できるもんやなくて、チームプレーで稼いでいった印象はあるちゃ。
選手層の厚さだけやなくて、戦略や計画性など、いろいろ考えていかないといけないスポーツながやと改めて思ったじゃ。ヴィラット・コーリ一人は、本当に完成されたバッターやけど、ランを稼ぐのはチームプレーで考えないといけない…みたいで、素人ながら結構学びになったと思うちゃ。
どうやって広めようか?
本当に楽しかったしよぉ、こんなに充実した1ヶ月半を過ごせたがで、クリケットW杯の全選手には本当に感謝するちゃ。
ただよぉ、日本ではほとんど報道はされとらんし、ほとんどの国民はクリケットW杯が開催されとる事自体も知らない現状であるのは認めざるを得ないところやちゃ。
そんでもよぉ、オラが体験してきたこんな楽しい体験をよぉ、一人でも多くの人に届けられたらなーと改めて思うちゃね。そのためにはルールをうまく教えていくとか、選手を知ってもらうとか、どういう戦略性があるのかとか、もっと人の興味を引いていくにはどうしたらいいのかを考えていかないといけんちゃ。
4年後のW杯になったら、一人でも多くの日本人に認知してもらえるようになれたら…と思って、今後クリケットを届けられたら…と改めて思ったじゃ。
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