富山の新スタジアムを妄想するちゃ vol.1 / 富山城址公園

しばらく週1のシリーズとしてやってみるちゃね。カターレ富山のホームとなる新スタジアムを考えてみるちゃ。第1弾は10年前から何度も出てきている「富山城址公園」からやちゃ。

https://twitter.com/kataller_rss/status/417456762241826816?s=20
目次

唯一構想に挙がっているちゃ

最初に出てきたのは2013年くらいやちゃね。

カターレがJ2におった頃やけど、富山経済同友会主導で「まちなかスタジアム」を構想しとったがいちゃね。その後も2015年にニュースで取り上げられて、その後はNPO法人富山スポーツコミュニケーションズが主催で、なんどか新スタジアムに関するトークイベントをやっていたり、あんまし目立っとらんがやけど、ちょこちょこと出てきとるちゃね。

最近では富山に訪れた野々村芳和チェアマンがラジオで新スタジアムを待望するコメントを残しとるのう。そして左伴繁雄社長も街中スタジアムの必要性を述べた記事が出とるちゃね。

ということで、第1回ということで、街中スタジアムを考えるちゃ。

まちなかスタジアム

まちなかスタジアムに関しては、こちらのPDFにまとめられているちゃ。

富山経済同友会まちなか活性化プロジェクト まちなかスタジアム構想(2015年)
https://www.doyukai.org/common/pdf/proposal/h_27_04/150420_tiikikasseika.pdf

富山まちなかスタジアム構想 Phase2(2019年)
https://www.doyukai.org/common/pdf/proposal/r_01_04/201904chiikiteigen_bessatsu.pdf

最初に出た2013年ぐらいが一番話題になっとったがやけど、密かに何度か動きは見せているちゃね。2019年にはもう少し具体的な資金調達方法とか維持管理に関する情報が出とるがで、断続的ながやけど、ちょこちょこ動きがあるなあと感じさせられるちゃ。

この「まちなかスタジアム」に関しては、やはり名前の通り「地域活性化」が大きなテーマになっとるちゃね。やはり経済同友会が練った構想だけによぉ、地域の賑わいを作っていくとか、富山県の中心地域の活性化やったり、商業・雇用の促進、スポーツツーリズム、防災拠点、コンベンションなど考えられとるわけやちゃ。

そんで富山市は「コンパクトシティ」を戦略の主軸に置いていることからよぉ、サッカースタジアムも市街中心部に持っていくことは、このスタジアム構想の大きなポイントと言えるやろう。

富山城址公園の一角にスタジアムを建設することによってよぉ、公共交通機関で通いやすくなるし、富山市中心部の経済の促進に、盛り上げを作っていくことはできるし、アウェー客の増加も見込めて、いろいろ良いところ尽くめにした…という感じながいちゃ。

メリット

大まかなメリットを挙げるとこんな感じやろう。

公共交通機関で行きやすくなる

まずはこれやちゃね。今のスタジアムの県総へ行くには、やっぱし車がないと厳しいところやけど、この構想はよぉ、そういった足がない人達にとっては、非常にありがたいものになるちゃね。特に学生はスタジアムに行きやすくなるちゃ。

それに加えてよぉ、学校や会社帰りの人を集客できるのも大きなポイントやろう。特に平日開催やと、いちいち県総まで行くのは大変やったがいど、そのまま徒歩で行けるようになってくるのはデカいちゃね。

市街中心部が盛り上がるちゃ

富山城址公園のところに建てたらよぉ、やっぱしその近辺は盛り上がるちゃね。

その周辺と言えば、総曲輪通り、大手モール、千石町通りなどがあるがやけど、この近辺によぉ、スタジアムに駆けつけた観戦客が集まってよぉ、飲みに行ったり、ショッピングへ行ったりするがいちゃ。特に富山城址公園からは、ユウタウン総曲輪がすぐ近くやけど、そこにあるJ-MAXシアターとか、温浴施設の御宿野乃とかあるし、いろんなライフスタイルが形成できるのは考えられるのう。それも徒歩範囲でいろいろ行けるのはいいちゃ。

現状、ユウタウン総曲輪は空きテナントが多くなっていて、実際上手く行っているとも言い難い状況だけによぉ、スタジアムができたら、この近辺は状況が変わっていく可能性はあるやろう。

デメリット

逆にデメリットを書くとこんな感じやちゃね。

車で行くのが困難やちゃ

まちなかスタジアムになっていくとよぉ、やっぱし車で行くのが大変なのは確かやろう。

いくら市街中心部にスタジアムを建設したところでよぉ、富山県は車社会であることは間違いないちゃ。それによぉ、現状で県総で試合を見ている多くのサポーターは、車で通っていることを考慮したらよぉ、市街中心部にスタジアムができたからといって、みんながみんな公共交通機関に切り替えられるわけではない…というのは考慮しておかんなんちゃ。

そう考えたらよぉ、ただですら車の往来がある市街中心部にスタジアムができたら、やはり試合日は結構な渋滞になることは考えられることやちゃね。

経済同友会の資料によると、これについての対策には、路面電車を活用して、複数の駐車場から移動していく…という仕組みをにしていこうと考えとられるがやけど、それでも車でスタジアム近辺まで移動してしまう人は絶対出てくるがで、よほどの対策は練っていく必要はあるちゃね。

景観とか大丈夫ながけ?

そんで避けられないのは、やっぱし富山城のすぐ近くに大きなスタジアムを建設するということになると、変わりゆく景観に理解を得られるのか…というのは引っかかるちゃね。

実際、富山城に関しては、天守は鉄筋コンクリートで作られた模擬天守やし、他の地域の名城みたいに昔から保存されていたもの…というわけやないちゃ。ただよぉ、戦後の富山においては、富山城は復興のシンボルみたいにされていたとも言われとるし、なんだかんだで思い入れがある県民・市民はおられるがやから、スタジアム建設を感情的に受け入れられるのか…みたいなところはあると思うちゃ。

オラとしては、別に富山城については、大して思い入れはないがで、富山城が目立たなくなる形になったとしても建設されてもいいかと思うちゃ。

ただ、富山城址公園は決して敷地面積が広いとも言い難いところだけによぉ、オラとしてはむしろ「こういうところにスタジアムは本当にできるの?」と思ってしまうちゃね。

総評

オラが思うには「実現したらすごい」というのが率直な感想やちゃね。

今シーズン、オラは車で観に行くことは少なくて、電車とバスを乗り継いで観に行くことが多くなってきとるがやけどよぉ、富山城址公園のところにスタジアムができると断然楽になるのは間違いないちゃ。富山駅から路面電車を乗り継いでいけば、雨に一切濡れることなく、スタジアムまで到着できるようになることも大いに考えられるからのう。

ただおぉ、模擬天守とはいえ、富山城の直ぐ側にスタジアムを建設してしまうのちゃ、前例がないものやし、オラ個人としては「本当に実現性があらーけ?」というところは正直思ってしまうところやちゃね。実際に出来たらすごいとは思う一方で、富山城自体は思い入れを持っている人がそれなりにおるだけに、お金以外の問題の部分で説得していくのは、なかなか骨のいることやなーと思ってしまうところはあるちゃ。

それにしてもよぉ、こういう提言が経済同友会から出てくるのちゃ、カターレにとってはかなりプラスとも言えるやろう。時々話題になっては静かになってしまい…という感じになってしまっとるがやけど、徐々に熱を上げていってよぉ、上手く形に出来たらいいのかもしれんちゃね。

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