【2023年J3第25節】カターレ富山 – SC相模原 [レビュー] / 苦しい時期になってきとるちゃね…

前節はいわてグルージャ盛岡に0-2で破れたカターレはよぉ、再びホームで19位のSC相模原と対戦やちゃね。

目次

フォーメーション

カターレのスタメンで変化があるのは、右SHが椎名伸志、セントラルハーフに柴田壮介が入っていることやちゃね。ただよぉ、松岡大智、吉平翼はベンチにも入ってないがいちゃ。

相模原については、前節と大きく変わっていないがやけど、セントラルハーフにベテランの岩上祐三が入っとるちゃね。34歳になるベテランやけど、ロングスローや正確なキックが持ち味で、なかなか厄介やちゃね。

押し込む展開になっとるちゃね

前半は押し込んでいたがやけど、こういう感じやったのう。

まず、両チームのシステムを重ね合わせたらこういう感じになっていくがよ。[4-4-2]を組んでいるカターレに対して、[3-4-3]を組んでいる相模原ながやけど、両チームのシステムが重なってないがで、どうしてもエリアによっては数的優位なところが出てくるちゃね。カターレの場合は両サイドが数的優位になっとるがで、サイドでは優勢になっとったがいちゃ。

とはゆっても、相模原のゲームプランとしては、アウェー戦であり、チーム自体が残留争いということもあってか、リスクを取らず、まずは失点を抑えていく方向にシフトしとったのう。ということから、両WBもガッチリと下がってよぉ、カターレの両SBが空いていても織り込み済み…という感じやったじゃ。実際に神山と野口が効果的なクロスを上げられているわけやなかったがで、カターレにとってはあんまし良い展開とは言い難かったじゃ。

前半終了間際で失点やちゃ

カターレの方が相手陣地でプレーしとるがやけど、相模原の固い守備を崩しきれずにいて、前半アディショナルタイムに入ったところでゲームが動いたがいちゃ。

このままスコアレスで終わるかなーと思っていたがやけど、まさかの場面が来てしまったのう。

右サイドに流れた牧山がパスを受けて、対面の野口を引き付けるとよぉ、ハーフスペースに走ってきた加藤大育にパス。その加藤がダイレクトでマイナスに入れたがやけど、大畑が弾き出したがよ。しかし、そのこぼれ球を齊藤聖七がダイレクトで左に流したら、フリーになっていた橋本陸にシュートを決められてしまったじゃ。

これは完全にシステム的な条件がピタリとハマってしまったゴールやのう。4バックの相手に対して、[3-4-3]のチームはなかなか厄介なところがあって、逆サイドのウイングバックが余りやすい傾向にあるちゃね。そこを上手く利用されたゴールやったと言えるやろう。

ダイレクトプレーでの出来事やったことから、ゴールを防ぐのは難しいかと思われる局面やったがいど、カターレの守備陣はちょうど右SBの神山京右が余っていただけに、ここで橋本陸のところをケアできていたら防がれた失点やったとも言えるのう。

前半は0-1で終了やちゃ。

プレスが連動しないちゃね…

追いかける展開になったカターレ。やはりよぉ、前からボールを積極的に奪いに行かざるを得ない展開になったのう。

ただよぉ、前から行こうとしても、なかなかプレスをかけられない状況になってしまったのう。相模原としては、最終ラインの数的優位性を利用して、カターレの2トップのプレスをかわしていかれる状態になったもんやちゃ。ただ、あんましプレスがハマらない状態ながに、最終ラインまで上がってしまうがで、後半はひたすら裏を狙われる展開に持っていかれてしまったじゃ。

そして、最終盤になってよぉ、カターレはPKを取られてしまって、2点目を決められてしまったがやね。

その後のカターレは、途中交代のアルトゥール・シルバが落としたボールを、バイタルエリアから途中交代で出場したマテウス・レイリアがミドルシュートを決めて、カターレは1点を返したじゃ。その後も両サイドからのクロスを軸にカターレは攻め込んだがやけど、同点に追いつくことができず、試合は1-2で終了やちゃ。カターレは3連敗やちゃね…。

ツキの無さが感じるのう

残念ながら三連敗してしまったがいちゃね。現状、昇格圏内のまだ2位におるとは言え、なかなか難しい状況に陥っているのは感じられるところやちゃ。何よりも結果が欲しいちゃね。

試合を振り返ってみて思うのは、戸田和幸監督の術中にハマってしまった…という感じかのう。残留争いのチームならではの固い試合運びでゲームが進んでいって、前半の終了間際に先制を許すという感じながいちゃね。下位に沈むチームが上位を食う試合には、こういうのはよくあるパターンとも言えるのう。その後に追いつかなければいけないカターレが、前に出なければいけないところを、逆に後ろを突かれてしまう…という感じながいちゃ。

冷静に見たら、まあありがちな試合とも言えるのう。

ただよぉ、ここ3試合の中では、まだ良い方の試合やったし、勝敗については後もう少しのところで決めきれなかったり、バーに阻まれてしまったり、はたまたレフェリングに左右されてしまったところはあるのかなーと思わされるちゃ。相模原の2点目になるPKの前の安光のファールは、スライディングがボールに行っているにも関わらず、背後から倒したとみなされてしまったからのう…。

まあ、ここ2試合で結構やられていたサイドバックの裏について、この試合ではまだバランスよくやっていたがで、そこは突かれるわけではなかったからのう。それに後半からのカターレの怒涛の攻撃は、かなり怖さはあったし、ボックス内で勝負をすれば何かを起こせるような予感さえあったのう。ただ、少し合わない…というのが本当にキツイところやちゃね。

この状況、なかなか苦しいところやけど、長いシーズンには必ず訪れるものやとオラは思うちゃ。ツキにも見放されている感はあるがいど、何とか引き寄せられるよう、今が踏ん張りどきかと思うちゃ。

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