2ヶ月位前にやっていた「秋春シーズン制移行タウンミーティング」についてやけど、もう9月になったことやし、触れておくことにするちゃ。
何で移行すらーか?
そもそも秋春制に移行するのは何でながよ?…ということやちゃね。
いろんな理由があるがやけどよぉ、単純に「ACLのシーズンが移行される」からというのが一番大きいやろう。これまでは何度か秋春制が検討されとったがやけど、実現することはなかったがやけどよぉ、今回こういう話になっとるのは「ACLが秋春制になった」というところに尽きるがやね。
まあ、FIFAのスケジュールを見てても、6月〜7月はW杯とか国際大会が行われるシーズンをやるもんやと決めとるもんやし、今度はクラブ版のW杯の規模が大きくなるということもあるがやから、世界的には「FIFAのスケジュールに合わせましょうね〜」みたいになっとらーよ。
他には「夏場の試合を避けよう」とか「欧州とシーズンを合わせましょう」みたいなのはあるがいど、今年になってこういう話になったのちゃ、やっぱし「ACL」がデカいがやね。
実質的に期間が短くなるちゃね
カターレのタウンミーティングでは、2つのパターンを提示してよぉ、秋春制のシーズンをシミュレートしとったがいちゃね。
「パターンA」は、12月上旬〜2月末までがウィンターブレイク
「パターンB」は、12月下旬〜2月上旬までウィンターブレイク
こんな感じで説明しとったがやけど、これまでのシーズンは2月下旬から12月上旬までの10ヶ月くらいの期間を戦っているわけやから、秋春制を導入するとなると、12月〜2月、6月〜7月がシーズンオフになるがやから、実質2ヶ月近くはプレーしない期間が増えるわけやちゃね。
こうなっていくと、やはり過密日程は必至になってくるのう。こういう状況になったら、現状の18〜20チーム制でやっていくには、ミッドウィークの試合を増やすくらいのことをしといて、試合を消化していかんなんがやから、まあかなり大変な話やちゃね。
そんでよぉ、パターンAとパターンBに関しての話やけど、ざっくりとした感じで言うとこんな感じになるのう?
- パターンA
オフ期間が長い代わりに、過密日程になるちゃ。
- パターンB
過密日程は避けられるがやけど、キャンプ期間は長くなるちゃ
要は「過密日程を受け入れる」のか「長期キャンプを受け入れるのか」の二択みたいな感じやちゃね。雪国に合わせて、ウィンターブレイクを長く取るようやと、その分、シーズン中は過密日程にしていかんと消化できんがになってくるちゃ。
逆によぉ、ウィンターブレイクを短くした場合やと、富山みたいな12月中旬でも2月下旬頃でも雪が降るような雪国はホームで試合ができんがになってくるし、当然練習すらできんがになってくるちゃ。
そういうことやから、カターレみたいなところは、冬場はどっかしらで1ヶ月以上も「長期キャンプ」をしていくのが視野に入れざるを得なくなってくるのう。それに伴って、経営的な負荷がかかるし、選手のメンタルやコンディションにも関わってくる話になるのう。
競技面で考えたら夏は確かに避けたいのう
タウンミーティングではよぉ、夏の厳しさのついても説明しとったがやね。
まー選手があーだこーだ言って、夏場は避けてほしいとかゆっても、明確なデータがないと納得できない面はある…ということやから、タウンミーティングでは「アスレティックパフォーマンス」のデータを提示しとったがやね。
この辺りは、さすが社長やなーと思ったじゃ。こういうのは、どっかのリラックマアイコンの人みたいに、ただただギャーギャー騒ぐだけやなくて、きっちり数値化して説明してこそ、説得力が増してくるとオラは思うがやけど、結構参考になったがやね。
この件については、直近のカターレの試合を見ていても、やたらと横パスが増えたとか、プレスが弱くなったとか、ボールへの反応速度が遅くなったとか、いろいろ感じられるところはあるがいど、やはり暑さで消耗した身体ではハイパフォーマンスを出せない…というのは、オラも実際に肌で感じる部分はあるかなーと思ったりはするちゃ。
とはいえ、秋春制にしたからといって、提案されている日程が8月も試合することになっとるがで、そういったところでは、ちょこちょこツッコミどころはあるがいど、そこは「シーズン最初に酷暑の方がマシ」という考えながでしょう。
インフラが整備されんと潰れる可能性あるちゃ
タウンミーティングでは、シーズンのシミュレートをしながら、いろいろ語ってらっしゃったがやけど、正直言ってしまえば、カターレ富山にとっては「本当にやっていけらーかよ?」と思うくらい厳しいのは分かったのう。
まず、冬場の練習場をきっちり確保しとらんかったら、選手のコンディションは保てんしよぉ、やはり長期キャンプを強いられるし、1000万円単位のカネが飛んでいってしまうちゃ。まあ、12月も2月も試合をやっていく形になってったら、キャンプ滞在費が増大化していくもんやし、今まで以上にカネが減っていくのは目に見えるちゃ。
それによぉ、過密日程にしていった場合、やはり平日の試合が増えてしまうがやね。
そうなってしまった場合やと、カターレの場合は、富山市の市街地から遠く離れている県総にまでよぉ、平日の夜に集客をしていかんなんわけやけど、現状は土日中心の開催でも3000人が平均のカターレにとってはやっぱし厳しいちゃ。平日に集客していかんなん…という話になったら、富山ライトレール沿いとか、それ相応の立地によぉ、屋根付きの専用スタジアムがないと…まあ集客はかなり厳しいのう。
そう考えていった場合、秋春制に移行していった場合はカターレが潰れかねない…という話になっていくわけやちゃ。
もっともっと深い話はしていたがやけど、今回は長くなったがでこれまでやちゃ。続きは来週に書くちゃね。
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