Jリーグの秋春制についてやけど、こんなニュースが出ていたじゃ。
運営するのはJクラブ運営者やからのう
これはこないだの記事にも書いたがやけど、結局はJFAが提案したところで、運営するのはJクラブの経営者であることを考慮したら、やっぱし彼らにとってメリットのあるようなもんやないといけない…という話に尽きるちゃね。
まあ、JFAが秋春制を提案したところでよぉ、Jリーグのクラブを運営していくのちゃ、各地域にあるクラブであることには変わらんちゃ。そのことを踏まえたらよぉ、やはり秋春制を導入するにしたってよぉ、まずクラブが繁栄していくような方向性で構想を立てないといけないもんやろう。
JFAは自分の都合ばかり主張しとらんけ?
まず、JFAが主張しとる内容ちゃ、主にこの4点ながいちゃね。
- 猛暑の試合開催減少による選手のパフォーマンスアップ
- シーズン中の海外移籍により発生するチーム再編成の回避
- 世界基準となっている欧州とシーズンを合わせられる
- ACL日程に合わせやすい
まあ、こういう感じやけど、どれもJFAの都合に合わせたものばっかしではないかなーと思うちゃね。猛暑の試合開催を減少させていったところで、その時期は学校が夏休み時期でクラブにとっては稼ぎどころであるのを踏まえたら、そこで中断されるのは考えものやろう。
それにシーズン中の海外移籍により発生するチーム再編成などを言っても、最近の欧州の移籍市場とか見ていたら、移籍の動向が激しすぎて、ウィンターブレイクの期間で大刷新するようなクラブも結構見られるちゃね。それに日本と同じシーズンで運営されとるMLSと欧州での移籍が活発に行われている現状を見ると、結局「シーズンではなくて資金力の問題では?」と思わざるを得ないやろう。
こういう提案されたところで、Jリーグのクラブにとって、なにかメリットを感じられるものがあるやろうか…と疑問に感じるところはあるやろう。(逆に秋春制の方が優位に働くクラブもあるやろうけど)
クラブの都合はどうでもいいという本音が見えとらんけ?
秋春制になっていくとしたら、まず7月か8月に開幕してよぉ、5月くらいに閉幕していくという感じながいど、実際にこれを運営していくと考えていったら、本当に困難を極めるのは間違いないやろう。
まず、真っ先に気になるのは、やはり「雪国地域クラブの不利益」ということやけど、まあ冬に開催することになりゃ、試合を開催すること自体が難しくなるどころか、練習自体も容易ではないちゃね。この時期にチームを稼働させていくことを考慮したら、グラウンドに雪が残る状態を避けるために、南国へ長期的なキャンプを強いられることになるがやけど、この時点で今まで以上の経費がかかってくるのは、誰が見ても明らかやちゃね…。
雪国のクラブが南国へ長期キャンプをしていくとか、試合開催のために光熱費をかけていく…ということを考慮したら、どこに皺寄せがかかってくるかといったら、単純に選手人件費を削っていこう…というのは考えられるやろう。そうなると、プロサッカー選手の枠が一つ減ることになるがで、これは致命的なロスになりかねないと考えられるちゃ。
雪国のクラブへの配慮のために、ウィンターブレイクもやっていこう…という考え方はあるがいど、これはオラに思うには「秋春制を実施することが目的化している」と思わざるを得ないところやちゃね。
夏に試合を開催しないで、ウィンターブレイクも加える…という話になったら、まずその分をどこかで週2回に試合をやっていくとか考えんなんわけで、まあJFAが主張していた「選手のパフォーマンスアップ」とは矛盾することになりかねんわけやちゃ。過密日程になるわけやしのう…。
そんで「酷暑も冬も避けている」ところでよぉ、秋春制を導入しとるとこといっちゃ、デンマーク、ウクライナ、ロシア辺りになるちゃね。ただ、それらの1部のリーグは、チーム数が少なかったり、リーグカップがなかったりするがでよぉ、結局のところは「Jリーグもチーム数減らせよ」というのがよぉ、JFAの本音やないかなーと思ったりもするちゃね…
逆によぉ、元々は秋春制やったがに、春秋制にしてしまったリーグがいくつかあったりするちゃね。ベラルーシ、ジョージア、モルドヴァ、アイルランドがそれに当たるちゃ。スウェーデン、ノルウェー、アイスランドなど、春秋制でも競争力のあるナショナルチームはあるだけに、まあシーズンを欧州主要リーグに合わせたところで、劇的に変わるわけではない…というのは踏まえておくべきかなーと思うちゃ。
日本の社会が土台にあってこそのサッカーやないけ?
あとよぉ、記事によるとこういったことが反対理由にあげられとったのう。
- 移行する年に、スポンサー契約を1年から1年半などに要求しづらい
- 自治体が保有するスタジアムを抑える時期がすれるため、確保が難しい
- 現行の4月〜3月の教育制度との不一致
- 引退や解雇された選手のセカンドキャリアのタイミングがずれる
これはJリーグクラブを運営するサイドから考えたら、かなり難しいところではあるちゃね。
スポンサー契約に関しては、かなり厳しいとも言えるのう。決算月が会社ごとに違うわけやけど、一つのシーズンが1年半をまたぐようなものになったら、従来より1.5倍を求めていかんなんがになってくるがで、これはスポンサーにとっては、なかなか厳しい要求とも言えるやろう。下手したら、1年半のシーズンで資金ショートしていく可能性も宦官が得られるわけでのう…。
スタジアムを抑えることに関しても、なかなか容易な話でもないしのう。自治体によっては、多くのスポーツを陸上競技場で開催していくところもあるわけやけど、現状でもギリギリでやっとられるところもあるしのう。優先的に使っていけるインフラが整備されてこんかったら、なかなか厳しいんやないかなーと思ったりもするのう。
あと、セカンドキャリアに関しても、大きな会社によっては、年度末に合わせて多く採用していくところもあるだけに、そこがズレてしまったらよぉ、やはり就職とか進学とか難しくなってくるところは否めんちゃ。実際に秋春制でやっとるWEリーグでも、シーズン中である3月頃に引退される選手が結構おるところを見ると、Jリーグが秋春制を導入した場合にも同じことが起こりうるとも言えるやろう。
まあ、この点から考えていったら、Jリーグというのちゃ、根本的には「日本の社会が土台にある」というのは、常に忘れてはいけない部分ではないかなーと思うちゃね。
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