こないだのウルグアイ戦を見てて、ちょっこし気になった部分があるちゃね。
女性がアシスタント役はいいがやろうか？
ウルグアイ戦がどういう中継やったか…についてやけど、試合中にいつものように実況と解説をしているわけやけど、今回はゲストに日向坂46でサッカー大好きアイドルの影山優佳さんがおられたがやね。
そんで試合中に影山さんが気になったところを解説に質問していって、解説の人が答えていく…という感じやったのう。
ただ、影山さんについては、元々相当詳しい方であって、質問内容を聞いてみても「本当は影山さん分かっとられるがやね？」としか思えなくてよぉ、解説を引き立てる側になっとるのはどうなのかなーと思ったところやちゃね。
本来引き立てるべきなのは、ピッチ上で戦っている選手たちであって、実況解説であるわけやないしのう。
下手したら「性別役割分担」として「性差別的」と見られそうなところはあるなあと思ったがやね。
ぱっと見「影山さんはおじさんを持ち上げる若い女の子」に見えるのは、どうかと思ったがいちゃ…。
そもそもテレ朝にしても、政治家とか企業関係者、タレントなどの「女性蔑視」に対しては、非常に厳しい論調をしとるがやけどよぉ、そういう背景を考慮したら、自分のところの番組構成はそのあたりはどうなっているのか…というのは気になった部分ではあるちゃ。
オラ個人としては「解説していける能力がある人ならば、性別も経歴も関係ない」とか「肩書以前に中身で判断したい」とか「影山優佳さんという一個人として判断したい」いうところはあるがで、これぐらいできるがなら「解説でもいいんやないけ？」と思ったがいちゃ。
これについてはいろいろ意見があったがやけど、気になった部分としては、今のような扱いやったら「男性解説者を持ち上げるアシスタント役というのはちょっとどうなのか？」というところやちゃね。
拒絶反応は大きいやろう
まず、こういうツイートをしてみて、いろいろ反応あったのう。
- やっぱし経歴は大事だよ
- アイドルにそういうのは求めていない
- 本人にプレッシャーになると思う
- そもそも民放のサッカー中継に求められていない
- アイドルはそういう役回りではない
- 喋れる女性タレントは残酷だがウケが悪い
- 女性差別は言い過ぎだと思う
- 「素人は黙っとれ」というような構成だと思う
- 実際にサッカー中継は「男性の聖域化」しているよね
- 間違いなくクレームが来る
- 影山さんの解説を聞いてみたい
- ウッチーと影山さんが「キャハハウフフ」しているところを見たい
一部、自分の意見を言うことよりもオラを攻撃するところに徹する人とか、アカの他人に「あほくさｗｗｗ」など言う社会的に不適合な言動をする人に、はたまた誹謗中傷まがいのツイートはあったがいど、Twitterにはたまーにそんな人はおるやろう。
例のツイートに関しては、後のスレッドに「副音声で」と書いてあるわけやけど、そこまで読めない人が多いようですちゃ。
ただ一つ思うことやけど、選手時代の経歴とかがない人になったらよぉ、どれだけ素晴らしいことを発言されたとしても、なかなか受け入れがたい…というところにあるちゃね。これにはオラにくださった意見をいろいろ見ると分かるがやけど、やはり「言った内容」よりも「誰が言ったか」というところが、視聴者などは重視するのかなーと思うちゃ。
これに関しては、視聴者全員がオラと同じように「話す内容が良くてピッチ上を引き立ててくれるなら経歴は問わない」という考え方やったら、別に影山さんが解説やっていても何も問題ないやろう。
ただ、さすがに日本国民全員がオラのクローンというわけやないし、AIみたいに「言ったことだけで判断する」というのにはならんがで、実際解説やらせてみたらよぉ、相当数の苦情とかが来るのは、まあまあ予想できることかなーと思うちゃ。それにオラも「拒絶反応」自体を非難するつもりも一切ないちゃ。
影山さんの台頭で感じること
影山優佳さんが出てきたことによって、気になる部分やけど、彼女のような人が出てくることによってよぉ、選手としての経歴がある人よりも、的確で質の高い解説をしかねない…というところながいちゃね。
NHKのサッカー中継とか見ていても、山本昌邦さんの「スポーツの魅力！」「勝利のメンタリティ！」とか、正直解説になっとらんがやないけ…としか思えんようなのをずーっと聞いているのが苦痛ながいちゃね。
特に「アフリカ人は身体能力がー」など平気に言っとるところとか、昨今の時代背景を考慮したら、本当に危ういし、先入観で語ってしまう解説はあんまし良いものとは思えんちゃ。
ああいうのを見ていたらよぉ、影山さんぐらいの「アイドルがプロを凌駕するほどの知識と見識を持ってしまう」現象がすでに起きてしまっていると言えるちゃね。そう思ったらよぉ、オラは「山本昌邦の解説を聞くくらいなら影山優佳さんが90分ずーっとしゃべっていたらいい」と思うくらいやしよぉ、実際その方が試合自体も楽しめるかと思えるちゃね。こういうのを考慮していたら、別に経歴とかどうでもいいがで、質の高いものを聞かせてくれま…と思ってしまうもんやちゃ。
ただ、上のツイートのように、どんだけ頓珍漢なことを山本昌邦さんが言っていようが、普段サッカーを見ない人にとっては、なぜか「解説が分かりやすくていい」と言われがちやちゃね。
そう考えたら、一般層が多く視聴するであろうサッカー中継と、普段からサッカーを見続けている人のサッカー中継は「求めるものは異なる」というのが明確に分かってくると思うちゃ。
副音声がベターかのう
オラの個人の意見としてはよぉ、現状の影山優佳さんが質問して、おじさん解説者が答える…と言うスタイルちゃ、結局は「知識があってもただのアシスタント役」になってしまっている感は否めんちゃ。
それやったら、わけのわからんこと言うような解説陣とは切り離してしまって、副音声で影山優佳さんが語り続けていた方が、オラとしては「見てみたいなー」と思うところではあるちゃ。
「副音声に影山優佳さん」という括りやったら、現行のサッカー中継を壊すわけではないしよぉ、むしろ「新しいサッカー中継」を作っていかれるのかなーと思うところはあるちゃね。男子のサッカー中継でも「女性を中心に盛り上げていく」というのは、結構面白いコンテンツになりそうやしのう。
それにサッカー中継自体、女性の実況さえも進出が少ないことを考慮したら、副音声で「女性だけのサッカー中継」というのを実験的にやってみる…というのは、なかなかユニークやなかろうか？
ただ、副音声にしても、自分自身が主体になっていく放送というもちゃ、影山優佳さん自身にプレッシャーになるのは考えられるがで、まあ現行の「アシスタント役」みたいな感じでも、本人がありならあり…には違いないちゃ。
オラ個人としては「影山優佳さんの解説を聞いてみたい」という希望だけを書いて、今回は締めるちゃね。
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