第22節 ガイナーレ鳥取 – カターレ富山[プレビュー] / 果敢な攻撃陣に要注意やちゃ

前節はホーム県総で愛媛FC相手に2-1で勝利したカターレ富山はよぉ、アウェーの「Axisバードスタジアム」でガイナーレ鳥取と対戦するがいちゃ。

目次

前回対戦

まずは前回対戦から振り返るちゃ。

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試合結果としては、3-2でカターレの勝利やちゃね。

この試合はゴールデンウイークに入った直後の試合やったのう。カターレとしては、この試合の前の試合がよぉ、藤枝MYFCとの対戦で、今に至るような手堅い試合をやるようになってきた後の試合やったがやね。ただよぉ、先制点を奪った後によぉ、相手にすぐに取り返されてしまって、終盤戦もバタバタになっとったこともあって、勝利した割には、いろいろ反省点が多かった試合には間違いないちゃ。

ハイライト見直してみると、失点シーンに関しては、最近のカターレと見比べて思うに、ハッキリしないクリアが多かったり、相手選手をしっかり捉えきれていない守備やったりと、いろいろ抜けている部分は拭えんがやね。この頃の試合を見ていたら、随分カターレも固いチームになったかなと、改めて思うちゃ。

フォーメーション

フォーメーションは[4-4-2]やちゃね。

全体的なチーム構成を見ていると、30代を超える選手は福留健吾くらいであって、割と若い選手が揃っていると言えるやろう。前節のメンバーを見ている感じでは、高卒2年目のDF石田侑貴、高卒ルーキーのFW高尾流星、大卒ルーキーのDF丸山壮大、DF文仁柱がスタメンに入っとるように、メンバーはかなり若くなってきとんがやね。

本来ならレギュラーに入ってくるはずのDF増谷幸祐が肉離れのために3ヶ月の離脱を強いられてよぉ、エース格のFW大久保優が左膝前十字靭帯損傷によりシーズン絶望ながで、メンバー的にもかなり厳しい戦いを強いられているのは感じるちゃ。肝心なところで必要な選手を起用できないのが、かつてのJ3優勝監督の金鐘成監督であっても、なかなか勝てない現状になっているかなと感じさせられるちゃ。

意図的にカオスを作る鳥取

攻撃的なサッカーを展開するという金鐘成監督のスタイルやけど、鳥取でも健在でよぉ、17位という順位でありながらも、得点数は26とカターレと同じくらいのゴール数を奪っとるちゃ。

テゲバジャーロ宮崎戦を見ていたがいど、このチームに関しては「攻撃的」と形容するサッカーではあるがいど、丁寧に繋いでいくチームやなくて、割と長いボールを使っていって、前線に多くの人数を使っていってよぉ、こぼれ球などに対して、どんどん選手が飛び込んでいく…というような、若さと運動量をベースとしたカオスなサッカーを得意としているがいちゃね。

球際に対して非常に厳しいサッカーはよぉ、ここ10試合不調続きの宮崎にとっては、かなり手を焼いていたのは確かで、丁寧に繋いでいく宮崎にしても、ロングボールで逃げることが多くなってて、鳥取の流れでゲームが進んでいた感じではあるちゃ。下位に沈んでいるチームではあるがいど、先月は岐阜に4-0で勝利しとるということもあって、「ハマったら強い」というのは見逃せないポイントには違いないちゃ。

要注意なのは、前回対戦で2得点をあげているFW石川大地やろう。金鐘成監督のサッカーちゃ、最前線の選手よりも両翼やトップ下などの選手が得点数が伸びる傾向にあるだけに、この選手の仕掛けには注意したいところやのう。あとは、強力はミドルを持った新井泰貴やろう。この選手もしっかり抑えたいところやのう。

守備はズルズルいっても、諦めない攻撃陣

今回の対戦相手のガイナーレ鳥取に関しても、根本的には愛媛FCと近いタイプといえるやろう。鳥取の監督を務める金鐘成さんはよぉ、以前琉球の監督をやっとった頃に「3-1で攻め勝つ」ことをコンセプトとしとって、常に得点力をベースとしたサッカーを展開する指導者ながいど、鳥取でもやろうとしとることは同じといえるやろう。

ただ、第20節に愛媛に2-7で破れとるように、守備面に関しては、寄せの甘さやスペース管理の脆さから、守備面についてはかなり隙のあるチームということもあって、一旦崩れだしたら、どんどん失点を重ねていく傾向があるがいちゃね。調子に乗ったら得点は積み重ねていくもんやけど、それが上手くいかんがになってきたら、どうしても止まらなくなってくるっぽいところはあるのう。

そんでもよぉ、得点力があるクラブであることには変わらず、どんだけ失点を積み重ねとったとしても、攻撃陣はあまりヘコ足れずによぉ、愛媛戦では一人退場して数的不利な状況やったがいど、試合終了間際に2点目のゴールを決めているところを見ると、守備はズルズル行く一方で、攻撃陣はへこたれないところがあるみたいやちゃ。前回にカターレがホームで対戦したときもよぉ、0-3から2点返しとるように、金鐘成監督が重要視するメンタル面での強みは感じさせられるところではあるちゃ。

静かな展開に持っていけるか?

ここ最近のカターレの展望からしたらよぉ、鳥取のような「落ち着かない」戦い方やなくてよぉ、相手の攻撃をさせておいてよぉ、決定機までは完全にいかせないような展開を作らず、割り切ったクリアでゲームをぶつ切りにしつつよぉ、効率のいいカウンターやセットプレーからゴールを狙っていく展開を得意としていきたいとこやちゃね。鳥取が得意とする落ち着かない展開に付き合わんと、こっちはこっちでお互いがシュートまで打ちきれないような、モヤモヤとしたゲーム展開に持っていけたら、カターレとしてはいいゲームに入っていけると考えられるちゃ。

アウェーではあるがいど、もちろん勝ち点3は絶対命題やろう。ただ、昨シーズンは開幕から続いていたホーム無敗を止めた相手であって、肝心なところでこのチームから負けてしまうことがあるだけに、この試合もしっかり用心して試合に取り組んでもらいたいところやちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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