【プレビュー】第32節 ロアッソ熊本 – カターレ富山 / 相手は不調やけど…

前節はカマタマーレ讃岐に2-0で勝利したカターレ富山はよぉ、現在9位のロアッソ熊本と対戦やちゃ。

前回対戦

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前回対戦は前半によぉ、熊本のハイプレスに対応できとらんカターレの守備の乱れから、高橋利樹に2点奪われてしまったがやね。まあその時の熊本はプレスが激しかったし、対応するのが大変やったのもあるがいど、カターレのぼーるホルダーに対する甘さは結構出とったがやね。

とはいっても、2点取り返して同点に追いついたがいど、その後はズルズルとカターレが下がりだして、最後は「誤審かな?」と思われるようなゴールを決められて負けたがいちゃ。

正直いえば、試合内容として負けゲームやったのう。ただ当時2位にいた熊本が、カターレにとってそこまで難しい相手やったかといえば、オラはそうとも思えんかったじゃ。確かにゴールは奪えるがいど、それ以上に守備面で軽率なところが目立っとるチームやったし、展開によってはカターレが勝利で終えることもできたかと思うがで、オラとしては「勝てるんやないけ?」と思えるのが、正直なところやったのう。

チーム全体としての守備の連動性の差、スカウティングの差が、そのままゲームに出てしまったのかな…と思ったじゃ。

フォーメーション

システムは大木武監督の代名詞である「4-3-3」やちゃね。

このメンバーを見て思ったがやけど、前回カターレが対戦した頃と、システムもメンバーもほとんど変わってないがやね。伊東が岡本知剛に代わったとはいっても途中出場してきたがやし、小笠原が菅田に代わったくらいやろう。ベンチメンバーもほとんどが入れ替わりしてないみたいやのう。

コロナ禍の今シーズンは過密日程やけど、ここまでメンバーの入れ替えが少なくてよぉ、ベンチメンバーもあまり入れ替えとらんチームちゃ、あまり多くない気はするちゃね。大木武監督のことやから「これ!」と決めた形には、徹底して浸透させようとするがいど、今シーズンの熊本はその良さも悪さも両面出てしまっとる印象はあるちゃ。

守備難が悪循環を生み出すちゃ

後半戦になって急失速しとる熊本やけど、サッカースタイル自体は大きく変えようとしていない一方で、前半戦ほどの攻撃力は発揮することはできずに、失点だけが増え続ける状況が続いとるちゃね。

直近の試合では、第30節に行われた秋田戦をチェックしたがいど、確かに前半戦ほどのキレがなくなってしまっとんがやね。谷口海斗、浅川隼人は相変わらずゴールを決めとるし、今シーズンはおそらく3人は二桁得点に乗せるくらいの攻撃陣は揃えとるがいど、それ以上に後ろの選手が良くないがやね。

いわゆる「守備的」と呼ばれる戦い方をしとるブラウブリッツ秋田がダントツで優勝してよぉ、今シーズンの最多得点を記録しとるがいど、サッカーとは「安定した守備こそ得点力に繋がる」というところはあるがやね。その逆のパターンにハマってしまっとるのが、今のロアッソ熊本なのかもしれんちゃ。

前回対戦したときに思ったのは、ハイラインでプレスする以上は、裏に蹴り込まれる可能性は高まるがいど、それでも連動した守備からショートカウンターでゴールをあげとるだけに、勝利を積み重ねとったがやね。ただ、最終ラインの要の酒井崇一選手が負傷離脱してからは、一気にガクッときたみたいやのう。

ハイプレス戦術は、チーム全体の統一感とスタミナを問われるだけに、今シーズンのような過密日程が続く特別なシーズンやと、主力の離脱や疲労蓄積でパフォーマンスが落ちていきやすいのかもしれんのう。そこから修正してチームを復調に導くには、なかなか難しいのかもしれんちゃ。

目線を動かして揺さぶることやちゃ

ここ数試合をチェックして思ったのはよぉ、前半戦と比べてよぉ、球際はだいぶ緩くなってきとるし、簡単に縦パスやクロスを許してしまうところは厳しいところやちゃね。

それに失点パターンを見て思うのは、ハイボールに対して、非常に脆弱なのを露呈しとるとこやちゃね。一度はクリアしとるがいど、ほとんどの選手がボールウォッチャーになってしまってよぉ、詰めてくる選手の動きを見失っているところが見えとるのう。これは酒井崇一が戻ってきた前節でも修正されとらんがで、ドツボにハマってしまっとる印象はあるのう。

とはゆっても、前線の破壊力は強力なチームやちゃね。特に最近は浅川隼人が結構なペースでゴールを挙げとるだけに、後半の戦い方は要注意やろう。いかに前線と分断させるのか…というのが大きなテーマになるやろう。

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