第12回目のライバルチェックやちゃ。今回は志垣良監督率いるレノファ山口FCやちゃ。
序盤は上位争いも失速
昨シーズンは、ヴァンラーレ八戸、FC大阪を率いていた志垣良監督が就任したシーズンやったじゃ。
序盤戦はさほど出足が良いとは言えんかったがやけど、3月に入ってから調子を上げてきて、プレーオフを狙える順位に入ってきとったがよ。ソリッドな[4-4-2]を得意とする志垣監督のサッカーは、非常に守備が整備されとって、近年は下位に沈んでいた山口のサッカーを一気に活性化させていたじゃ。特に両サイドバックの新保海鈴、前貴之の2人は印象に残るもんがあったのう。
プレーオフ争いの中心になりそうな山口やったがやけど、8月31日のファジアーノ岡山FC戦から調子を一気に崩して、失点が急に増加したがよ。そこから6連敗を喫して、プレーオフ争いからも脱落して、最終的には11位で終了したがやね。かなりいい感じのチームやったがに終盤戦は非常に残念やったのう。
カターレとの対戦

対戦は2015年の3試合だけやちゃ。10年ぶりの対戦になるのう。
この頃のチーム状況があまりにも対称的だったこともあって、カターレの1勝2敗という結果になってしまっとるちゃ。このシーズンでレノファ山口FCはJ3優勝を果たして、カターレは長くJ3に居座ることになってしまったがで、なかなか対戦する機会はなかったがよ。
カターレとレノファの両チームでプレーした選手といっちゃ、去年の夏へ山口へ移籍した下堂竜聖と、今シーズンから山口に加わった宮吉拓実ながよ。過去に両チームでプレーした選手といっちゃ、代健司、生駒仁、前貴之、安藤由翔、大崎淳矢やちゃ。
今冬の移籍
加入
Po | 名前 | 前所属 | 備考 |
---|---|---|---|
GK | 🇳🇱ニック・マルスマン | 🇳🇱ローダJC | |
DF | 松田佳大 | 京都サンガFC | 期限付き移籍 |
DF | 亀川諒史 | アビスパ福岡 | |
DF | 岡庭愁人 | FC東京 | 期限付き移籍 |
DF | 喜岡佳太 | モンテディオ山形 | ※昨シーズンはブラウブリッツ秋田に所属 |
DF | 磯谷駿 | 福岡大 | |
DF | 峰田祐哉 | 大阪体育大 | |
MF | 成岡輝瑠 | 清水エスパルス | |
MF | 三沢直人 | ヴァンフォーレ甲府 | |
MF | 横山塁 | モンテディオ山形 | 期限付き移籍 |
MF | 奥山洋平 | FC町田ゼルビア | 完全移籍へ移行 |
MF | 木村有磨 | 履正社高 | |
MF | 小澤亮太 | 日本体育大 | |
FW | 宮吉拓実 | 京都サンガFC | |
FW | 古川大悟 | FC大阪 | |
FW | 山本桜大 | 柏レイソル | 育成型期限付き移籍 |
FW | 有田稜 | モンテディオ山形 | 期限付き移籍 |
放出
Po | 名前 | 移籍先 | 備考 |
---|---|---|---|
GK | 関賢太郎 | 引退 | |
DF | 高橋秀典 | 栃木SC | 期限付き移籍 |
DF | 平瀬大 | サガン鳥栖 | 期限付き移籍期間満了により復帰 |
DF | 前貴之 | ジェフユナイテッド千葉 | |
DF | 新保海鈴 | 横浜FC | |
DF | 沼田圭悟 | 沖縄SV | |
DF | 🇧🇷ヘナン | 鹿児島ユナイテッドFC | |
MF | 水口飛呂 | アトレチコ鈴鹿FC(JFL) | 育成型期限付き移籍期間延長 |
MF | 吉岡雅和 | ブラウブリッツ秋田 | |
MF | 相田勇樹 | ジュビロ磐田 | |
MF | 山瀬功治 | ||
MF | 田中稔也 | 鹿児島ユナイテッドFC | |
MF | 🇹🇭サーラット・ユーイェン | 🇹🇭BGバトゥム・ユナイテッド | 期限付き移籍期間満了により復帰 |
MF | 石川啓人 | 引退 | |
MF | 佐藤謙介 | 引退 | |
FW | 五十嵐太陽 | 川崎フロンターレ | 期限付き移籍期間満了により復帰 →栃木SCへ育成型期限付き移籍 |
FW | 若月大和 | アルビレックス新潟 | |
FW | 酒井宣福 | 名古屋グランパス | 期限付き移籍期間満了により復帰 →サガン鳥栖へ完全移籍 |
レノファ山口もかなり入れ替わりが激しいシーズンになっとるちゃね。まず、近年の山口を支えてきた関賢太郎、佐藤謙介の両選手が現役引退してよぉ、元日本代表の山瀬功治に、6年間在籍していたヘナンが契約満了で退団しとるちゃ。そんで、前貴之、新保海鈴、相田勇樹、若月大和と結構引き抜かれてしまっとるちゃね。
その代わりにやってきたのが、オランダ人のニック・マルスマン、福岡の亀川諒史、京都の宮吉拓実が入ってよぉ、あとJ2でプレーしている面々では、喜岡佳太、三沢直人、横山塁、有田稜など獲得しとって、FC大阪で志垣良監督の下でプレーしていた古川大悟が加入しとるちゃね。
フォーメーション

昨シーズンの試合出場数上位の殆どが抜けてしまっとる状態ながで、最初から作り直しみたいな感じになってしまっとるのう。最終ラインと2トップは全部入れ替えといってもいいくらいやろう。
ただ、チャンスメークのところは両サイドの河野孝汰、野寄和哉が残っているし、中盤も池上丈二、田邊洸平、奥山洋平などがおるがで、要所要所は抑えている感じには違いないちゃ。逆に言えば、中盤以外全部入れ替え…も同然な感じやけどのう。
ソリッドな[4-4-2]からショートカウンターを得意としている根本的な戦い方はあまり変わることはないと思うがで、大きく入れ替わった割には、やることは変わらないのは十分に考えられるところやろう。ただ、昨シーズンは2桁ゴールがおらんかっただけに、J2昇格以降は思うような結果を残せていない2022年のJ3得点王&MVPの有田稜の奮起は不可欠やちゃね。

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