さて、今年も開幕前までやっとる(昨年は開幕前で終わらなかった)ライバルチェックやちゃ。カターレがJ2に上がったということで、今シーズンはJ2の全クラブをやっていくちゃ。まずは今年3試合対戦が決まっているジェフユナイテッド千葉からやちゃ!
最終節で涙ながよ
ジェフユナイテッド千葉はよぉ、昨シーズンは7位で終了したがやね。
シーズン序盤はあまり勝ち星が伸びてなかったがやけど、中盤から調子を上げてきてよぉ、プレーオフ争いをしとったがやね。中でも滑川市出身の小森飛絢の活躍が際立っていてよぉ、23ゴールを叩き出す活躍で得点王になって、チームを牽引しとったがいちゃ。
終盤戦は、ファジアーノ岡山、モンテディオ山形、ベガルタ仙台とのプレーオフ圏内を争っていたがやけど、最終節にモンテディオ山形との直接対決で大敗して、J1昇格を逃すことになってしまったじゃ。
今年は小林慶行監督が3年目になるシーズンでよぉ、今度こそJ1昇格を果たしたいところやちゃ。
カターレとの対戦
ちなみにカターレとの対戦やけどよぉ、2014年が最後で11年ぶりの対戦になるちゃ。
対戦成績はよぉ、カターレから見て1勝3分6敗とジェフが大きくリードしとるがよ。

サッカーデータサイトの「Soccer D.B.」からデータを引用させていただいたじゃ。しっかしカターレはなかなかジェフには勝ててなくて、かなりやられてしまっとるがよ。
唯一勝利したのが2012年9月14日のホームゲームを2-0で勝利しただけで、あとは全く勝ててなかったりするのう。その試合では、当時のジェフユナイテッド千葉に話題になっていたノルウェー人FWオーロイが所属しとったがやけど、そのオーロイが途中出場してきたタイミングで、カターレは福田俊介を起用してよぉ、福ちゃんが空中戦で完封したという試合で、すごい印象的な試合やったのが思い出やちゃね。
ちなみにカターレ絡みやと、今シーズンの新加入に前貴之がおるちゃね。2014年シーズンで半年間カターレでプレーして、3ゴール挙げとったがやけど、J2で再会することになるちゃ。
今冬の移籍
加入
GK | 薄井覇斗 | 松本山雅FC | ※昨シーズンは広島に所属 |
GK | 若原智哉 | 京都サンガFC | ※昨シーズンは長崎に所属 |
GK | 岡本享也 | YSCC横浜 | |
DF | 植田悠太 | 京都サンガFC | 育成型期限付き移籍 ※昨シーズンは大宮所属 |
DF | 河野貴志 | ブラウブリッツ秋田 | |
DF | 前貴之 | レノファ山口FC | |
DF | 鳥海晃司 | セレッソ大阪 | |
MF | 吉田源太郎 | カマタマーレ讃岐 | |
MF | 品田愛斗 | FC東京 | 2024年シーズンは期限付き移籍 →完全移籍へ移行 |
MF | 岩井琢朗 | 順天堂大 | |
MF | 猪狩祐真 | 産業能率大 | |
FW | 石川大地 | ロアッソ熊本 | |
FW | 安井拓也 | FC町田ゼルビア | |
FW | 🇧🇷デリキ | 🇧🇷アトレティコ・ゴイアニエンセ | 期限付き移籍 |
退団
GK | 青島佑弥 | 栃木SC | 期限付き移籍期間満了 →FCティアモ枚方(JFL)へ完全移籍 |
GK | 松原颯太 | AC長野パルセイロ | 期限付き移籍 |
GK | 藤田和輝 | アルビレックス新潟 | 期限付き移籍期間満了 |
GK | 高木和徹 | FC今治 | |
DF | 岡庭愁人 | FC東京 | 期限付き移籍期間満了 →レノファ山口FCへ期限付き移籍 |
DF | 山越康平 | 東京ヴェルディ | 期限付き移籍期間満了 →徳島ヴォルティスへ完全移籍 |
DF | 小川大貴 | ジュビロ磐田 | 期限付き移籍期間満了 →松本山雅FCへ完全移籍 |
DF | 矢口駿太郎 | 沖縄SV(JFL) | 期限付き移籍 |
DF | 佐々木翔悟 | ガンバ大阪 | |
DF | メンデス | ||
FW | 小森飛絢 | 🇧🇪シント・トロイデン | 期限付き移籍 |
FW | 新明龍太 | FCティアモ枚方(JFL) | 期限付き移籍 |
FW | 高木俊幸 | ||
FW | 齋藤来飛 | ||
FW | ドゥドゥ |
チームの半数近くは動いている感じやちゃね。GKはほぼ総入れ替えやしのう。
まず、一番大きいのは、小森飛絢の海外移籍やちゃね。J2得点王、J2MVP、ベストイレブンの三冠に輝いて、文句なしの成績を収めた小森やけど、J1を通り越してベルギーのシント・トロイデンへの移籍が決まっとるのう。移籍は既定路線には違いないがやけど、チーム自体の大きな転換に迫られる移籍には違いないちゃ。
補強に関しては、主に守備陣が多い感じやちゃ。GKはほぼ総入れ替えに近い感じながよ。唯一の残留組である鈴木椋大と、昨シーズン後半の長崎の正GKだった若原智哉がポジションを争う感じになりそうやのう。そんで守備陣の入れ替わりも多くて、佐々木翔悟はガンバへ移籍してしまっとる代わりに、秋田から河野貴志が加入して、セレッソから鳥海晃司が戻ってきとるがやね。サイドバックは左が吉田源太郎、右が前貴之とレギュラーを狙える選手が入ってきていて、主に守備に力を入れた編成になっとるのう。
最大のテーマは、やっぱし「ポスト小森」ながやけど、そこは熊本のエースの石川大地を引き抜いて、新外国人のデリキが加入しとっちゃ。そこで呉屋大翔、林誠道がいるという編成やちゃね。やはり石川大地とデレキの出来が大きく左右しそうやちゃ。
フォーメーション

昨シーズンからのデータを元に考えたら、根本的には中盤以外はほとんど編成が変わるくらいになっとるのう。
今冬の移籍で特に目立っとるのが、守備陣を特に強化しとるとこかのう。GKがほとんど入れ替わっとるがで、そこからして大きく変わってくるし、最終ラインも河野貴志と鳥海晃司が入ってきとるし、SBも前貴之、吉田源太郎がおるしのう。守備陣全員が新加入になる可能性も考えられるちゃ。
攻撃陣に関しては、中盤が特に編成が大きく変わっとらんだけに、昨シーズン同様の攻撃力は期待できそうなところはあるちゃ。小森飛絢が移籍しとるがで、フィニッシャーの出来が大きく変わってくるところやけど、石川大地、デレキ、呉屋大翔、林誠道と実績がある選手が揃っとるだけに、極端に低下することはないとオラは思うちゃ。
いかんせん失点が多いチームやっただけに、守備の安定こそが昇格の鍵を握っていると言えるんやないかのう?

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