カターレ富山と同カテゴリーのチームをチェックするシリーズやちゃ。次はひたむき軍団ブラウブリッツ秋田やちゃ。
ひたむき×全力=秋田一体
実はオラのかーちゃんの実家が秋田にあって、オラはハーフ秋田人であるということで、カターレの次くらいに動向をチェックしとるチームやったりするちゃ。たまーに試合見ていたじゃ。

去年のJ2のシーズン終了後に書いたもんやけど、ブラウブリッツ秋田のスタッツがえらいことになっとったがやね。
空中戦勝利数が2位を300回近く上回る1207回勝利しとって、パスの総本数が9935回でJ2ダントツ最小という、あまりにも極端なデータが出てしまっとるちゃ。そして、ボールポゼッションは40.7%で、他を5%下回るデータながよ。とにかくブラウブリッツ秋田との試合は「ボールを持たされる」展開にずーっとなってしまうわけやちゃ。
「パスをつなぐ」というのがなくて「ボールが空中に舞っている」という展開になっとって、J2でも最も異質なサッカーをしとるのがデータでも明らかながやね。「ボールを動かす」というよりも「人が動き回る」というチームやし、本当に「極端」という言葉が似合うチームやちゃ。正直言うと、好き嫌いは分かれるやろうなあと思うちゃ。
さすが吉田謙監督やちゃね。名言が多い監督やけど、とにかく「ひたむき」「全力」「コンパクト」「縦に刺せ」「球際ではなく魂際」というのがよぉ分かるちゃ。
カターレとの対戦
J3では何度も激闘を繰り広げたブラウブリッツ秋田やけど、2020年以来、5年ぶりの対戦になるちゃね。

カターレの立場からしたら、あまり良い思い出がない相手であるのは間違いないやろう。J3で戦ったシーズンの中では、2015年シーズン以外は全部秋田がカターレよりも順位が上におったし、どの監督が相手であっても、非常に相性が悪かったしのう。
ただ、最後の対戦となる2020年11月の試合では、無敗で優勝を決めていたブラウブリッツ秋田相手に、カターレが勝利を収めとるちゃ。あの試合はカターレの歴史の中でも、ベストゲームの一つでもあるやろう。
しっかし、対戦成績とは違うとこやけど、カターレはかれこれブラウブリッツ秋田に選手を頻繁に引き抜かれていて、かつては稲葉修土(現鹿児島)、山田元気、武颯(帰ってきた)を引き抜かれとったりするのう。
ちなみに両チームには、共に所属していた選手がおって、ブラウブリッツ秋田には才藤龍治(2018〜2019)、山田元気(2022)、吉岡雅和(2018)が所属しとって、カターレには武颯(2021〜2022)、吉平翼(2018)、井上直輝(2020〜2023)が所属しとるちゃね。
今冬の移籍
加入
GK | 🇷🇸ルカ・ラゾティッチ | V・ファーレン長崎 | 期限付き移籍 |
GK | 堀内智葵 | ブラウブリッツ秋田U-18 | |
DF | 井上竜太 | ツエーゲン金沢 | |
DF | 深港壮一郎 | FC町田ゼルビア | 期限付き移籍 ※昨シーズンはカマタマーレ讃岐に所属 |
DF | 長谷川巧 | アルビレックス新潟 | |
DF | 尾崎優成 | ヴィッセル神戸 | 育成型期限付き移籍 |
DF | 長井一真 | 水戸ホーリーホック | 期限付き移籍 |
DF | 畑橋拓輝 | 国士舘大 | |
MF | 鈴木陽成 | みちのく仙台FC | 期限付き移籍から復帰 |
MF | 石田凌太郎 | 名古屋グランパス | ※昨シーズンは栃木SCに所属 |
MF | 小野原和哉 | ツエーゲン金沢 | 完全移籍へ移行 |
MF | 吉岡雅和 | レノファ山口FC | |
FW | 佐藤大樹 | FC町田ゼルビア | 完全移籍へ移行 |
FW | 佐川洸介 | 東京ヴェルディ | |
FW | 鈴木翔大 | 鹿児島ユナイテッドFC | |
FW | 川本梨誉 | 清水エスパルス | 期限付き移籍 |
退団
GK | 猪瀬康介 | SC相模原 | 期限付き移籍期間満了 |
GK | 小澤章人 | FC琉球 | |
DF | 河村匠 | 東京ヴェルディ | 期限付き移籍期間満了 →ガイナーレ鳥取へ期限付き移籍 |
DF | 河野貴志 | ジェフユナイテッド千葉 | |
DF | 小柳達司 | ザスパ群馬 | 完全移籍へ移行 |
DF | 喜岡佳太 | モンテディオ山形 | 期限付き移籍期間満了 |
DF | 加藤慎太郎 | ヴァンラーレ八戸 | 完全移籍へ移行 |
DF | 加賀健一 | ||
DF | 蜂須賀孝治 | 引退 | |
MF | 栗本広輝 | 引退 | |
FW | 半田航也 | ガイナーレ鳥取 | 期限付き移籍 |
FW | 青木翔大 | ザスパ群馬 | |
FW | 河村慶人 | 東京ヴェルディ | 期限付き移籍期間満了 →鹿児島ユナイテッドへ完全移籍 |
FW | 松本ケンチサンガ | テゲバジャーロ宮崎 | 育成型期限付き移籍 ※昨シーズンは奈良へ期限付き移籍 |
FW | 吉田伊吹 | ガイナーレ鳥取 | |
FW | 丹羽詩温 | カマタマーレ讃岐 | 完全移籍へ移行 |
結構移籍が多いようやけど、その大半の移籍は控え選手であり、むしろ戦力の整理が中心のオフシーズンやったんやないかなーとオラは思うちゃ。
主力選手では、やはり守備の軸である河野貴志がジェフユナイテッド千葉への移籍、そして喜岡佳太が山形へ復帰したのが大きいのう。ということで、今シーズンの秋田の大きなポイントになってくるのは、やはりセンターバックやろう。
フォーメーション

システムは不変の[4-4-2]やちゃ。
移籍が多いようで、実は主力メンバーがあんまり変わっていないので、再編に迫られることはないと考えられるちゃ。ただ、河野貴志と喜岡佳太が抜けたCBに関しては、新鮮力の台頭が重要になってくるちゃ。既存戦力では岡崎亮平がおるがやけど、即戦力になる尾崎優成、井上竜太、深港壮一郎、長井一真と揃っているだけに、強靭な守備陣は昨シーズンとあまり変わらないのではないかとオラは思うちゃ。
このチームの上位進出の大きな鍵を握るのちゃ、やっぱしFW陣ではないかとオラは思うちゃ。J2昇格後の秋田の戦いっぷりは、常に守備の安定感が特徴的やけど、FW陣に関しては、誰一人二桁ゴールを奪っていないというデータが出ているがよ。J2昇格してから中位が定位置になっている秋田にとっては、もう一つ上のところへ行くには、やっぱし二桁奪うくらいのFWが求められるやろう。
ただ、秋田のサッカーちゃ、FW陣も相当な運動量と空中戦の強さを求められるだけに、その上でゴールを奪うのちゃ、なかなか要求が多くて厳しいのは現状やちゃ。そこは難しいところやけど、小松蓮、梶谷政仁、佐藤大樹はそれだけの能力はあるだけに、彼らがゴールを積み重ねりゃ、目標のプレーオフも見えてくるやろう。

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