【JFL昇格】地域CL優勝を決めた飛鳥FCが経営難みたいですちゃ

24日に地域CLが終わってよぉ、関西リーグ優勝の飛鳥FCが初出場初優勝を決めて、JFL昇格を決めたがやと。

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飛鳥FCが地域CL優勝やちゃ

地域CLが11月の初めから行われてよぉ、24日に全日程が終了して、関西リーグの飛鳥FCが優勝して、JFL昇格を決めたがいちゃ。

オラとしては北信越の福井ユナイテッドSCが昇格してほしかったがやけど、最後の最後の試合でVONDS市原に3点差で負けてしまって、JFLとの入れ替え戦も出場することができず、またもは北信越残留になってしまったがで、正直言うと、地域CLには触れたくなかったのが正直なとこやちゃね。

飛鳥FCは、以前はポルベニルカシハラという名前でやっとって、ポルベニル飛鳥を経て、今の飛鳥FCという名前になっとるのう。オラも行ったことがある、橿原公苑陸上競技場をホームグラウンドとしとるちゃ。奈良クラブに次ぐ、奈良県2チーム目のJリーグクラブを目指していて、今は京都や長野を率いていた美濃部直之監督が率いているちゃね。

この大会、福井ユナイテッドのみならず、VONDS市原、おこしやす京都AC、福山シティFC、ヴェロスクロノス都農、東京23FCなど、全国各地域リーグの強豪がなかなか突破できない大会で、はっきり言って「魔境」ながやけど、そこを初出場で突破するとは見事やちゃね。

1次リーグはワイルドカードでの突破で、決勝リーグは福井に0-3で敗れながら、福井の躓きがあっての優勝ということで、飛鳥FCは本当にツキがあったなーと思わせられるし、同時に地域CLの強さを感じさせられたもんやちゃ。

2年連続赤字ながやと

その飛鳥FCやけど、どうも資金繰りが不安らしいのう。

去年度時点で350万赤字があって、今年も赤字見込みやけど、なかなか大変みたいやちゃね。そういうこともあって、クラウドファンディングも実施しとったみたいやちゃ。

数千万ぐらいの運営資金と言われる地域リーグやけど、そこで350万の赤字は小さくない額やちゃね。その赤字があっても、その赤字を埋めてくれるような責任企業がおったり、はたまた内部留保があれば何とかなると思うし、まず貸借対照表などを見て、どれぐらいの資産を持っているのか確認する必要はあるがやけど、クラウドファンディングを実施するとは、資金繰りが苦慮していることは考えられるところやちゃ。

まあ、年間予定されている各地域のリーグ戦と違って、出場の可否が明確でない全社とか地域CLは、そこに予算を組み込むのは難しいし、こういう大会にクラウドファンディングを実施するのは、それなりに理解はできるところはオラ個人としてはあるがやけど、それでも地域CLにも出ていない昨年の時点で350万円の赤字を出している以上、先行きが不安に感じるもんやちゃ。

JFL昇格を果たすことで、新たなスポンサーが見込まれるとかあればいいところやけど、地域リーグの時点で存続が危ぶまれるようやと、運転資金が桁違いになるJFLになると、やはりアルテ高崎や神楽しまねFCの二の舞いにならないかと心配になってくるちゃ。

JFLに財務基準は必要では?

JFLに昇格しておきながら、財政難で消滅してしまったアルテ高崎(FCホリコシ)、神楽しまねFC(松江シティFC)とかの前例があるだけに、飛鳥FCは同じ道に歩むのではないかと感じられるやろう。

ライセンスを導入するのはオラも同意するし、Jリーグのライセンス制度に近いものは必要に思えるちゃ。

ただ、全60クラブが株式会社になっていて、全チームがプロクラブとして統一されているJリーグと違って、JFLはJ標榜のクラブだけやなくて、Honda FCやマルヤス岡崎のような企業クラブに、横河武蔵野のような街クラブもあれば、過去には流経大ドラゴンズのような大学生チームもあったりと、チームの運営体制がごった煮の状態ながで、統一したライセンス制度を導入するのは、容易ではないと感じるちゃ。

そもそも「アマチュア最高峰のリーグ」とJFLが謳うだけに、給料未払いとかでペナルティを下せるのか…と考えると、財務基準を取り入れることで自己矛盾になってしまうのではないかと感じるところやろう。

こういう状況のJFLを見ると、過去に多くのクラブがJFLから撤退したというがに、JFLという組織が財政難で撤退するクラブが出ても、あんまり重大なことだと考えてないのかなーとオラは思うし、なんか放置されてしまっとるように感じさせられるのう。

とはいえ、財務基準を取り入れんかったら、地域リーグの時点から基盤をしっかり作り上げたクラブが、なかなか地域CLを突破できないような状況になって、時の運や勢いで上がったチームがJFLで運転資金が尽きてしまって消滅してしまう状況になりかねんがで、運営体制よりも結果重視で歪な状態になってしまっとると言えるちゃ。

オラとしては、JFLに昇格してもダメならダメで撤退したらいいと思っとるし、それで潰れてしまうのはその組織の責任やと思っとるがやけど、やはりリーグ戦最中に資金ショートを起こして活動停止せざるを得ない状況になるのは避けてほしいなあと思うちゃ。

飛鳥FCについては資金繰りが良くなってJFLでも戦えるようになるのを願うちゃ。

同時にJFLには、プロ・アマ混合のJFLやし、どうやってライセンスを導入するのか難しいところやけど、いい加減対策は考えたほうがいいやろうなーとオラは感じるちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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