【Netflix】実写版ワンピースを見たじゃ(ネタバレあり)

Netflixを最近見るようになってきたがで、いろんなコンテンツ見とるちゃ。

最近になってシーズン1を全部見たじゃ。

説明の必要がない世界的人気漫画「ONE PIECE」の実写版がNetflixでやっとったがやね。原作の方は四半世紀以上続いてしまっとるがやけど、Netflixのシーズン1でやっとったのは、本当に初期でまだグランドラインに入っていない頃やちゃね。主人公のモンキー・D・ルフィがフーシャ村から出てから、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジを仲間に入れていくところまで行くちゃ。グランドラインに入ってから仲間になるチョッパーやニコ・ロビンはまだ登場せんがいちゃ。

以下、ネタバレあるちゃ!!!

目次

オリジナルを結構入れてきとるのう

今ほどストーリーが複雑になっていなくて、割とわかりやすく明快な感じやし、大筋のところは原作を踏襲しているがで、原作のファンであるオラにとっては安心して見られたじゃ。

ただ。ストーリーがもっと進んだ後に明らかになるはずである、海軍中将のガープがよぉ、ルフィのお祖父ちゃんであることは、実写版では早々に明らかになっとってよぉ、最初期にルフィと出会ったがに、海軍に入るためにルフィと分かれてからしばらく出てこなかったはずのコビィが頻繁に出てくるようになっとるがで、このあたりはストーリーは結構オリジナルやったりするちゃ。

ゾロが仲間になる流れやったり、バギーとの戦いまでは、割と原作に忠実やけど、ウソップが仲間になるシロップ村編では、村一番の富豪で当時のゴーイングメリー号の所有者だったカヤに、秘書のクラハドールは登場してきとったがやけど、ウソップ海賊団の3人が未登場で、クラハドールの正体であるキャプテン・クロの海賊団が登場してなくて、このあたりは思いっきりストーリー変えてきた印象が強かったじゃ。

でも、ウソップとカヤのキスシーンはいらんと思うちゃ…

サンジが仲間になる海上レストランバラティエ編の敵だったクリーク海賊団は、先にジュラキュール・ミホークに先にやられてしまっとったし、バラティエでシーズン1の実質上のラスボスである魚人のアーロンの一味のアーロンが登場してきとったりして、結構端折っているところもあったなーと思ったじゃ。

シーズン1全体を通して思うことやけど、魚人海賊団のアーロンをラストボスとして強調するように仕上げていた感があったしよぉ、原作ではあっさり退場するはずのバギーがちょこちょこ出てきたり、ガープとコビーが結構出てきたりしとるところを見ると、仲間のキャラクター以外も登場を増やそうという意図が感じられる中身やったじゃ。

ただ、大筋のところは原作通りながで、オリジナルを入れつつも、ONE PIECEの面白いところはちゃんと抑えて作っとるなーと言う印象やったのう。

良かったところ

良かったところに関しては、大筋のところは原作通りでよぉ、メインキャラクターの性格的なところも、大筋のところは変えてきてないがで、原作のファンでも違和感はそんなに感じないのではないかなーと思うところやのう。

ただ、アニメに忠実に再現するのは無理はあるもんやし、そこはアニメというよりも映画・ドラマらしく、極端に人間離れした人間性ではないがで、原作ほどうるさく感じないのはいいところやちゃ。でも、ルフィの役のイニャキ・ゴドイの縁起は、やはりルフィを感じるもんやったし、新田真剣佑のゾロはクールでかっこよく仕上がってるなあと感じたもんやちゃ。原作では特徴的だったウソップの鼻やサンジの眉毛は現実的なものになっとっとるがやけど、むしろメインキャラクターは現実的な容姿に仕上げているなあと思ったじゃ。

反対によぉ、脇役のキャラクターの容姿に関しては、結構オリジナルに近くしとるがで、登場するだけで「こんなヤツいたなー」と思わず笑みを浮かべてしまうがで、しっかりツボを抑えているところはあるちゃ。カヤの執事であるメリーさんとか、ココヤシ村に出てくる薄汚い海軍大佐のネズミとか、ほぼ完璧に再現しとっておもっしいのう。

そしてよぉ、原作通りではないところの良さもあって、原作ではなかったバギーとアーロン、ゼフとガープという絡みがあるがで、このあたりは新鮮さを感じさせられるちゃ。

悪かったところ

総じて不満があるところやけど、戦闘シーンのカメラワークがあんまし良くないちゃ。

ルフィのゴムゴムの実の能力のCGは割と頑張っとると思うがやけど、カメラワークが良くないがで、迫力があまり伝わっていないどころか、何をやっとるのかわかりづらさを感じてしまったのう。ONE PIECEの特徴である戦闘シーンをやや台無しにしてしまった感は否めなかったじゃ。

あと、ゾロに関しては、トレードマークである三刀流を上手く活かしきれてなかったなあと思うところはあるちゃ。まあ、現実的ではない戦い方やから、このあたりはドラマ制作陣も苦労するやろうなあと思うちゃ。

それと、キャストをだいぶ絞っていることもあってか、未登場のキャラクターも結構多いがやね。特にアーロンの一味の一人であり、タコの魚人である「はっちゃん(ハチ)」が未登場やったのは、オラとしてはちょっこし残念やちゃね。はっちゃんは敵キャラの割には憎めなくて可愛かったし、後に登場していただけに、六刀流は無理でもちょっこしだけでもいいからはっちゃんが出てきてくれたらなあ…と思ったもんやちゃ。

あと、ウソップとカヤのキスシーンはいらんちゃ!

いろいろ気になるところはあったがやけど、オラとしては結構楽しめたがで、製作開始されたシーズン2も楽しみやちゃね。チョッパーやニコ・ロビンはどのように登場してくるやろうか…。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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