秋田の外旭川の新スタジアム構想には夢があるちゃね…

スタジアム構想が進捗していないことでよぉ、J2ライセンスの剥奪の危機に陥っとるブラウブリッツ秋田やけどよぉ、その秋田の新スタジアム構想がおもっしそうやなーと思って、今回色々書いてみるちゃね。

目次

全天候型&芝生可動式スタジアム

外旭川に計画されとるスタジアムやけどよぉ、なんと「全天候型&芝生可動式」のスタジアムながいちゃね。

これは正直驚くちゃね。

footballista | フットボリスタ - ...
「新スタジアムはこの街にとって絶対にプラスになる」――ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長インタビュー - f... 2022年4月、秋田市の新スタジアム建設に大きな進展があった。新スタジアムを含む秋田市外旭川地区のまちづくり事

スタジアムの計画されている経緯に関してはよぉ、footballistaに岩瀬浩介社長のインタビューが掲載されとったがやけど、まちづくりの一環として秋田市が提案していたみたいやのう。ただ、秋田は冬になると雪が厳しくなるという状況下では、どうしても冬には使えなくなってしまうということから、スタジアムは全天候型にする…という流れになったみたいやちゃ。

全天候型となると、日本では北海道コンサドーレ札幌がホームとしている「札幌ドーム」がそうなってくるもんやけど、あそこは芝生可動式のスタジアムながいちゃね。サッカーの試合になったら芝生が中に入れていくというシステムを取っているちゃね。

秋田で構想が上がっとるのちゃ、収容人数が10000人クラスのもので、4万人以上収容できる札幌ドームから比較したら、かなり規模の抑えたものになるちゃね。そんで将来的にJ1に昇格ということになったら、15000人まで拡張できるものになるみたいやちゃ。

世界的に珍しいちゃね

このスタイルのスタジアムについてはよぉ、いろいろ調べてみたがやけど、世界的に見たら、かなり珍しいタイプになるちゃね。

挙げてみるとこんな感じやちゃ。

  • ヘルレドーム(オランダ/アーネム) 1998年開場
  • 札幌ドーム(日本/札幌) 2001年開場
  • アレナ・アウフシャルケ(ドイツ/ゲルゼンキルヘン) 2002年開場
  • ステートファームスタジアム(アメリカ/アリゾナ州グレンデール) 2006年開場
  • クレストフスキー・スタジアム(ロシア/サンクトペテルブルク) 2017年開場
  • トットナム・ホットスパー・スタジアム(イングランド/ロンドン) 2019年開場
  • アレジアント・スタジアム(アメリカ/ネバダ州ラスベガス) 2020年開場

世界的に見ても、これぐらいしかなかったりするちゃ。その中で完全密閉のスタジアムは札幌ドームくらいで、あとは開閉式のスタジアムやちゃ。

あらゆるところを見た感じやと、開閉式の方がトレンドであって、芝生を動かす方は珍しい部類かなーと思ったじゃ。開閉式ならば、日本でもノエビアスタジアム神戸とか豊田スタジアムとかあるがやけど、建設費は結構上がるみたいやし、開閉式の部分で結構な経費がかかるみたいやちゃね。そう考えたら、秋田の場合は「芝生を動かそう」ということになったのかもしれんちゃ。

この7つのスタジアムの中でよぉ、最も収容人数が少ないのは、オランダのフィテッセ・アーネムがホームスタジアムとしているヘルレドームの21000人やけど、他は4万人以上のものになるがでよぉ、外旭川で計画されているものに関しては、1万人収容と非常にコンパクトなスタジアムになるちゃね。

そう考えたらよぉ、このスタジアムそのものが観光資源になっていく可能性もあるやろう。シャルケのアウフシャルケとか、スパーズの新スタジアムなど世界的なスタジアムとともに「珍しい例」として、秋田のスタジアムが挙げられるのちゃ、結構な効果があるんやないかのう?

「多目的スタジアム」でありサッカーはオマケ

しっかし、このスタジアムのいいところちゃ、やはり「全天候型」であるところやちゃね。

「サッカースタジアム」という観点になってくると、どうしてもサッカーやラグビーと言った球技が中心になっていくもんやし、陸上競技場よりは利用率が落ちてくる点はあるちゃ。それに天然芝のピッチコンディションを保つことを考慮したら、一般開放するのがリスキーな面はやはり避けられないやろう。

ただよぉ、これが芝生可動式になってくるとそういった心配がないのが大きいちゃね。芝生を移動さえさせておけば、サッカーのことは気にすることなく、ライブイベントとかショールームとかもどんどん入れることができるちゃ。

それによぉ、秋田ぐらいの規模のところやったら、1万人収容規模なら、ライブイベントをやるがにしても、空席が多くなるようなリスクは小さくなるがやし、イベント会社の立場からしたら、他のでっかい箱でやるよりも経費は安く開催できることも考えられるちゃね。

そのように考えていったらよぉ、年間ホームゲーム20試合程度のブラウブリッツ秋田の試合より、イベント開催の比率のほうが多くなっていく可能性はあるちゃね。

それにBリーグの「秋田ノーザンハピネッツ」もこのスタジアムで試合すりゃいいわけでのう。

当然、仙台でやっとるようなビッグなイベントは秋田でも開催できるようになってくるやろうし、逆に仙台へ行っていた客層を秋田に引っ張ってこれる可能性もあるがで、多目的スタジアムにおいての経済効果はかなり大きくなるかと考えられるちゃ。

このスタジアムに関する報道は、ブラウブリッツ秋田のJリーグライセンスが深く関わっているだけに、どうしても「サッカースタジアム」というように報道されがちやけど、実際のところは「多目的スタジアム」と見るのが妥当ではないかと思うちゃね。

反対派の方々は「サッカースタジアム」として主張されとるようやけど、ここは「多目的スタジアム」ということで扱うべきではないかと思うちゃ。

あらたなライフスタイルの確立に期待できるちゃ

この計画のおもっしいところちゃ、大型のショッピングモールと同じ敷地内にできるということやちゃね。

ディベロッパーとして、イオンが入ることが決定しとるちゃね。

イオンモールに関しては、高岡と砺波にあるがやけど、週末に高岡のイオンへ行くと、いつも親子連れが歩いているちゃね。それに同級生と一緒にイオンで遊んでいる子供たちも結構おるがいちゃ。地方都市になるとよく「年寄しかいない」なんて言われるもんやけど、ショッピングモールへ行くと、年齢層がかなり若くなってくるちゃね。

イオンへ行けば、いろんな店は揃っとるし、映画館も取り揃えているもんやしよぉ、どうやら外旭川の計画によるとeスポーツとかラウンドワンみたいな体を動かすタイプのゲームセンターなどができてくるみたいやから、こういうところに秋田県内の若い子たちが集まってくるやろうなあと思うちゃ。

そう考えたらよぉ、「映画&ブラウブリッツ秋田の試合」みたいな感じで、そんなに無かったであろうライフスタイルを楽しんでいけることは考えられるのう。Jリーグの試合やと、サッカーの試合だけで完結してしまいがちなところがあって、割と熱心な人しか集まらないような感じになっとるところは多いと思うがやけど、こういうところになるとライトな客層を集めやすくなるのは考えられるちゃね。

「サッカーのために出かける」という感じになっとるところから、イオンと一緒になることで「ついでにサッカーも見に行くかー」みたいになっていけるのちゃ、この構想でないとできないことかなーと思うちゃ。

こういうライフスタイルを確立していくことで、より興味深いところは、スポーツ観戦でどうしても発生しがちな渋滞を緩和しやすいところにあるちゃね。「サッカーだけ見て帰宅する」という形やなくてよぉ、ショッピングモールへ遊んだり、映画を見たり、ゲームセンターなどへ行くことで、行き来するタイミングをズラしていけるのが想定できるちゃ。

しかもよぉ、全天候型のスタジアムだけに、スタジアムへ行く行かないの判断に「天候」が省かれづらくなるのは大きいちゃね。

もっと理想的なことを言えば、スタジアムとショッピングモールを地下通路などで繋がっていれば、施設に入った時点で雨に濡れる心配が一切なくなるがで、そう考えるとサッカー界においても革命的な出来事になるかと思うちゃ。

ブラウブリッツ秋田が東北一のクラブになるかもしれん

このように考えていったらよぉ、イオンの客層とか丸々ブラウブリッツ秋田に引き込むこともできるようになってくると考えられるわけやし、ライト層に対する訴求力がすごすぎて、安定的な集客を見込めるんやないかなーと考えられるちゃ。

イオンモールは、家族連れが多くて、学生も多いのを考慮したら、客層もだいぶ若くなってくるもんやし、ブラウブリッツ秋田のサポーター層の若返りも期待できるやろう。

それによぉ、イオンモールに入居している販売店などが、みんなブラウブリッツ秋田のスポンサーに名前を連ねていくことも考えられるがで、営業収益としては今まで以上のものになっていくのは期待できるかと思うちゃ。

スタジアムへやってきたアウェー客がよぉ、スタジアムで見たスポンサーバナーを見て、試合後にショッピングを楽しんでいく…という流れも発生していくこともあるやろう。スポンサーバナーが直接的にショッピングに繋がっていく流れになるのちゃ、外旭川の計画だからこそ可能ではないかなーとオラは感じるところやちゃ。

秋田からJリーグが変革する可能性はあるちゃ

この計画、非常に興味深いがやけど、これは上手くいったらよぉ、現状の秋田と同じように問題を抱えているクラブにとって、大きな活力になっていくのは考えられるちゃね。

秋田はオラにとっては、オラのかーちゃんの故郷であり、かーちゃんの親戚一同が住んでいる地域ながいちゃ。そういうこともあって、オラの地元のカターレについで、動向を気にしているクラブながよ。

ただよぉ、今の外旭川の動きに関しては、カターレ富山のサポーターであるオラの立場であっても、本当に上手くいってほしいなあと願うちゃ。これが上手くいったらよぉ、富山にも同じような多目的スタジアムを建設していく流れにもなっていく可能性はあるやろう。期待するちゃ。

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