とれぱんふっとぼーる

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「秋田はサッカーをしない」と見出しにつけたゲキサカこそ「アンチフットボール」やちゃ

2021/06/07

こんな記事が上がってたじゃ。

ちょっこし前までJ3やった両チームの対戦やけど、FC琉球の樋口靖洋監督のインタビューがよぉ、ゲキサカで取り上げられて、なんかちょっこしプチ炎上みたいなことになっとんがやね。

秋田はサッカーしてないがけ?

こういうときはメディアの情報よりも、実際に何を話したのか、DAZNで確認するのがいいでしょう。見出しだけ見てよぉ、頭がカーっと来てしまうような脊髄反射なんてするもんやないしのう。

「サッカーをしないというか、前に蹴って、そこでファールをもらったり、スローインを取ったりと、ぶつ切りの試合ですよね」という感じやし、前半は同じリズムでサッカーをしたことと、後半は自分たちのリズムでサッカーをしたことを振り返って話されとんがやね。

まあ「サッカーをしない」という表現については、多少の語弊はあるがいど、ただ樋口監督の意図には、ブラウブリッツ秋田のサッカー自体を否定する意図は感じさせられるもんではないやろう。

そんでも試合終わった直後やったし、劇的な展開やった…ということもあって、このインタビューに関しては、樋口監督も悔しさを隠しきれなかったかな…と思わせるインタビューやったのう。おそらく本音はよぉ、ブラウブリッツ秋田のスタイルは樋口監督本人はあまり好きなタイプやないのは確かやろうしのう。

ただ、1つ言えることは「サッカーをしない=相手が悪い」みたいな意図ではないのは、DAZNのインタビューを振り返ると明らかやちゃね。

ブラウに惹かれる人もいるちゃね

Twitterを見ているとよぉ、実際問題「秋田のサッカーはつまらない」というツイートを見ることが結構あったりすんがやね。

ブラウブリッツ秋田のスタイルちゃ、単純にゴール前での密度が高いサッカーにこだわりを持っててよぉ、守備ではペナルティエリア内で4-4のブロックを敷いて堅陣を敷いてよぉ、攻撃ではセットプレーを取っていって、強靭なフィジカルを持った選手を何人も上げてって、これまたゴール前で圧力をかけていくスタイルながやね。

そんで攻撃面はとにかく強靭なFWに向けて、ひたすらロングボールを蹴っていくもんやし、そこでマイボールになるかならんかは関係なく、全員の走力でボールに向かっていくというサッカーながやね。攻撃にしても守備にしてもよぉ、ものすごくシンプルなサッカーをしとるし、それを90分間貫いていく「ひたむき」が光るサッカーながやね。

吉田謙監督が毎試合のように「ひたむきさ」を強調しとる通りのパフォーマンスやけど、それを貫いていこうとする姿勢には、共感を持っているサッカーファンもよぉ、Twitterを見ている感じやと、結構いたりすんがやね。

非保持前提で戦えるからこそ魅力があるちゃ

ブラウブリッツ秋田とか、あとJ2やと栃木SCなんかがそういうチームになるもんやけど、両チームとも「ボールを保持しないことを前提に戦う」というのをベースにあるチームながやね。

これはサッカーというスポーツの多様性を表しているといえるちゃね。ボールポゼッションが高いほうが勝つとは限らないスポーツであって、この2チームに関しちゃ、逆に「ボールを持つことが展開を悪くする」というところが特徴的ながいちゃね。

サッカーというスポーツちゃ、ピッチ上にボールが1つしかない以上はよぉ、どちらかがボールを保持したら、反対側のチームはボールを保持できないスポーツであることは、第一前提にあるちゃね。

一見、ボールを握っている方が有利に見えるもんやけど、それは必ずしもそう言えるもんやないがやね。

なんでかと言ったら、サッカーとは、ボールポゼッションで競うスポーツやなくて、「相手よりもゴールマウスにボールを入れるスポーツ」であるからながやね。

つまりそういうのを考えたらよぉ、ボールを繋いでゴールを目指すとか、ボールポゼッションを上げていくというのちゃ、ただの「手段」に過ぎないということながやね。

ブラウブリッツ秋田のようなチームになってくると、ボールを握っている時間を長くすることよりも、ボールを持った瞬間によぉ、自分たちの持っているパワーを全部注ぎこむのを重視しとる…と考えるといいやろう。

「ボールを長く持つんやなくて、ボールを持った瞬間で全力を込める」

「相手よりもゴールマウスにボールを入れる」というのがサッカーというスポーツの根幹ながいど、そのためは多様な手段があるのが、サッカーというスポーツの面白さを表しているもんやなかろうか…とオラは思うがいちゃ。

特にブラウブリッツ秋田のようなチームやと、他のチームが4,5本のパスを繋いでゴールに向かっていこうとするところを、1本の長いボールで一気に攻めようとする…ということやちゃね。

例えその1本が通る確率が高くなくてもよぉ、通ればビッグチャンスやし、通らなかったら持ち前の走力で奪いに行く…ということやちゃ。

こういうサッカーをよぉ、よく「弱者のスタイル」「身の丈に合わせたやり方」「超守備的なやり方」など言われがちやけど、オラが吉田謙監督のサッカーを沼津時代から今まで見ている感じやと、決して「弱者のスタイル」「守備偏重」と言い切れるもんやないちゃね。

むしろ日々鍛え上げられているフィジカルがあって、戦術を徹底的に練習を重ねてきたからこそ実現できるスタイルやし、昨シーズンのJ3で最多得点を記録しとるように、得点のこともしっかりデザインしているチームであることは、彼らのやり方を追っとったら分かることやちゃね。

ゲキサカこそアンチフットボール

それにしても、やっぱしゲキサカの切り取り方が酷いちゃねえ。

まあ、切り取られることを前提として考えた場合、樋口監督はもう少し言葉使いを考えた方が良かったのかもしれんがやけど、サッカーメディアというのちゃ、あくまでも選手や監督の言葉を正確に伝えるべきであってよぉ、意図と異なるような情報発信は避けるべきやちゃね。

選手や監督、チームを批判する意図があるがなら、それはそれでやってもいいがやけど、最低限は正確な情報を発信することが前提になければダメやろう。

ゲキサカがやっとることなんて、取材した上でしっかりとした記事を書いて、そのクオリティで勝負しとるようなもんやなくて、現場の意図なんて捻じ曲げてもいいから、目に入りやすい見出しだけを強調して、ニュース記事へのアクセスが伸びればいい…というように考えているようにしか見えんちゃね。

そういうことを考えたらよぉ、ゲキサカに関しては、プロのサッカーメディアとしては、プロフェッショナルとしての意識は低いしよぉ、選手や監督の意図を正確に伝えることよりもアクセスを優先しているなんて、そりゃ「ゲキサカはアンチフットボール」と言ってもいいやろう。

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