4月6日に開票された秋田県知事選、秋田市長選に少し触れるちゃ。
本当は総合的に考えていくべき選挙やけど、当ブログではサッカースタジアムについて触れてきているがで、サッカースタジアムの観点から振り返ることにするちゃ。
秋田県知事選挙2025 選挙結果(4月6日投票)|NHK
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/local/akita/20814/skh55210.html
秋田市長選挙2025 選挙結果(4月6日投票)|NHK
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/local/akita/20815/skh55211.html
スタジアム整備推進の鈴木健太さんが新県知事やちゃ
秋田県知事選は、前県議会議員の鈴木健太さんが新知事になったじゃ。
現職の佐竹敬久知事が引退するということで、今回の選挙は新人3人の争いになったがやけど、佐竹知事の腹心である副知事の猿田和三候補と、県議会議員の鈴木健太さんとの争いになって、大久保範夫さんはだいぶ差をつけられるような感じやったのう。
スタジアムに関しては、事前アンケートで鈴木健太さんがバリバリの賛成で、猿田和三さんが「どちらとも言えない」で、大久保範夫さんが「反対」という形やったがやけど、当選したのは鈴木健太さんやったじゃ。
選挙はスタジアムだけが争点というわけではないがで、鈴木健太さんに投票した人の中でもスタジアムに関する考え方はそれぞれであるというのを前提ではあるがやけど、そんでもスタジアム推進にはバリッバリな鈴木健太さんが選ばれとるちゃ。
スタジアム以外では人口減少の対策が主なテーマやったがやけど、佐竹敬久知事の腹心である副知事を破っとるところを見とると、秋田の方々は変革を求めていたのかなーと感じさせられるちゃ。
既存設備の改築を標榜する沼谷純さんが新市長やちゃ
新市長は現職の穂積志市長を破った沼谷純さんが新市長になったがやね。
沼谷さんは「ASPスタジアムの改築」を標榜されとる方やちゃね。単純に「すでに既存施設がある」というのが理由としとって、それを上手く活用することを第一とゆっとられるがやね。まあ、既存のものがあるなら、それを作り直していけばいいんやない…というありがちな考え方かと思うちゃ。
オラとしては、ASPスタジアムは2度訪れとるし、周辺も歩き回っとるがで、一応はどんな感じなのかは肌感覚で分かるがやけど、正直言うと沼谷さんの改築案については疑問は多くてよぉ、それよりも「健康広場のとこで建ててしまった方が早そう」という考えやったじゃ。
まあ、オラとしては金沢みたいに元々のスタジアムの隣のとこに新設して、既存の市民サッカー場は新スタジアム完成後に取り壊す…みたいな感じの方が良いんやないかと思ったがいど…。
ただよぉ、選挙後の主要メディア出演での発言を見ていると「整備を進めることは前提」とゆっとったし、反対とは一言もゆっとらんのう。そもそも反対やったら、ASPスタジアムの改築が本当にできないか再調査する発言はしないやろうしのう。それに新設の可能性を捨てているわけでもないがで、状況次第では昨年11月に決定した「八橋地区の健康広場」のところがそのまんまになるのも十分に考えられるやろう。
オラとしては「ひっくり返すべきではない」という考えで、スタジアムを観点で考えるなら穂積さんが良いと思ったがやけど、そもそも10年近くも構想ができてから着工までも決まってない状況を作ったのは、現職が問題であるのは間違いないちゃ。やはり「停滞した政治」を覆すことを考慮したら、沼谷さんの方が優位に動いたのかと考えられるのう。
穂積さんは賛成派として立候補しとったわけやけど、そもそも場所に関しては外旭川やったり、民設から公設へとコロコロ変えていたのはあるがで、こういったとこを見ると、もしかしたら「沼谷さんの方が進む可能性がある」とも考えられるやろう。
いずれにせよ、鈴木健太知事、沼谷純市長ならば、足の引っ張りあいとか放置プレーが目立っていた佐竹&穂積体制よりはスタジアムに関しては積極的な議論が行われるようになり、もっと前向きになるのは期待できるのかなーと思うちゃ。この辺りはどうなっていくのか定点観測していきたいとこやちゃ。
反対派大惨敗やちゃ
この結果ではっきり言えることはこれやちゃ。
スタジアム反対派は大惨敗
県知事選については、とにかく積極的に進めていこうとする鈴木健太さんが県知事になるがやし、市長選については現職も新人も「整備が前提」であり、違うのは「新設か改築か」であったがよ。
要するに市長選はそもそも反対派は立候補していない状態やったがやね。
市長選については、反対を公言して出馬しとるもんがおらん時点で「反対派は不戦敗」であることは明確ながよ。
県知事選に関しては、選挙ドットコムのアンケートで、前副知事の猿田さんが「どちらとも言えない」と回答して、新人の大久保範夫さんが「反対」と回答していたがやけど、結局は◎で賛成していた鈴木健太さんが当選やちゃ。
自分の選択肢が決まっとらん猿田さんはともかくとして、明確に反対とゆっとる大久保さんについては、桁違いで負けているがで、結局は「反対派はノイジーマイノリティ」であることが証明されたんやないかと言えるやろう。つまり、秋田県知事選については「賛成派の大勝利」やちゃ。
反対なら立候補せーま
どっちつかずの態度を取っている猿田和三さんに対して、明確に反対を言っていた大久保さんは、スタジアム反対の人の選択肢になる候補になったがで、オラとしては立候補した大久保さんはリスペクトできる存在かと思うちゃ。スタジアムに関しては、単純に反対だった大久保さんに投票すりゃいいからのう。
ただ、大久保範夫さんの応援を積極的に展開しとるスタジアム反対派の方は、Xではほとんど見られなかったがやね。あれほど明確に言っとらっしゃるがに、スタジアム反対派に応援されていない大久保さんは本当に可哀想やちゃ。
それに対して、秋田市長選は単純に「新設」か「改修」かというのが論点になっとったがやけど、どちらにしても「整備は進める」ということになっとるがで、対立軸が成立しているとも言いがたかったやろう。市長選には「スタジアム建設は白紙」と明言しとる市長候補は立候補さえしてないがで、「反対」という選択肢は存在しとらんということやちゃ。
市長選に関しては「不戦敗」状態になっとるがで、スタジアムに反対なら、供託金100万出して立候補するべきやったのは明確やちゃ。ただ、それさえもしないで、ただネットでギャーギャー騒いどるだけに過ぎんかったがで、結局は「スタジアム反対派はノイジーマイノリティだった」と言わざるを得ないやろう。
本来なら、反対派は県知事選は大久保さんを応援して、市長選は反対派で100万集めて候補者を出すべきやったがいちゃ。

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