過激派ヴィーガンを殺してハムにして売った肉屋を描いた映画「ヴィーガンズ・ハム」を見たじゃ

こないだよぉ、とある映画を見たがいちゃ

2021年のフランス映画「ヴィーガンズ・ハム」やちゃ。

フランス語では「Barbaque」で、英語では「Some Like it Rare」というタイトルやけど、日本語のタイトルでは「ヴィーガンズ・ハム」というタイトルになっとるちゃね。

コメディアン出身のファブリス・エブエが監督と主演を務めとるブラックコメディやちゃね。

(以下ネタバレあり)

結婚30年を迎えた肉屋の夫婦のヴァンサンとソフィーがよぉ、経営難に陥っていたがいちゃ。そこでよぉ、追い打ちをかけるように過激派ヴィーガン活動家に荒らされてしまって、廃業の危機に陥っていたがいちゃ。

そういうときによぉ、ヴァンサンが1人のヴィーガン活動家を殺してしまったがいちゃ。

警察に素直に白状しようとしたがやけどよぉ、車の中には猟銃があって、しかもお酒を飲んでいたこともあってよぉ、確実に犯罪者になるということで、奥さんに止められたがいちゃね。そんでよぉ、そのヴィーガン活動家の死体を自分の家に持ち帰って、証拠隠滅しようとしたがいちゃ。

そんでよぉ、証拠隠滅のために、ヴァンサンは死体をバラバラにしとったがいちゃ。そんでよぉ、ばらばらになった死体を翌日に捨てようとしとったがいちゃ。

しかしよぉ、奥さんのソフィーがよぉ、バラバラにしてしまったヴィーガンの肉を間違って店においてしまったがいちゃ。そしたらよぉ、ヴィーガンの肉が大人気商品になってしまったがよ。

バラバラにした本人であるヴァンサンは戸惑ったがやけどよぉ、そんでも売れるもんやから「イランの農場から豚肉を仕入れた」と嘘をついて、ヴィーガンの肉を「イラン豚」と名付けて、そのまま売り出していたがいちゃ。

あまりの美味しさのあまり、イラン豚のおかげでよぉ、店がえらい繁盛して、かつての活気を取り戻したがいちゃね。そんでお店が持っていた借金も返せるようになってきたがよ。

通称「イラン豚」がなくなってきつつあるころによぉ、戸惑っていた夫はやめようとしとったがいど、完全にサイコパスになってしまっとった奥さんは「イラン豚がなくなったら元通りだ」ということで、ヴィーガン狩りを画策するようになってくるがいちゃ。

そしたら、動物を狩猟するように、どんどんヴィーガンを狩っていくようになっていくちゃね。

そんで殺したヴィーガンの死体をバラバラにして、肉をどんどんハムにしていってよぉ、「イラン豚」として売りまくって行ったがいちゃね。あまりの美味しさから、周りの住民から、警察までどんどん買っていくがで、まあえらいことになっていくちゃ。

しまいには、ヴィーガンの肉が好物になってしまったペットがよぉ、ヴィーガン探知機になってしまって、どんどんエスカレートしていくがいちゃね。ヴィーガンの集まっている店とか、ヴィーガンの集まっているフェスティバルとかに行っては、どんどん狩猟していくがいちゃ。

どう考えても頭がおかしい映画やけど、ヴィーガン狩りをしとる場面では、えらいコミカルな音楽を流していってよぉ、どんどんやっちゃってしまっとんがやね。しかもよぉ、太ったヴィーガンを「霜降り肉」に見立ててしまうし、セリフの一つ一つが乾いた笑いを誘っていく内容やちゃ。

しかも、ヴィーガン狩りに失敗したときに「神は偉大なり」とイスラム過激派を装ってしまったりしとるがで、本当にやっとることが下品で最低ながいちゃ。

…凄まじく趣味が悪い映画やちゃね。

いろんな方向へ喧嘩を売っている感じとか、人殺している描写がえらい明るい割には、解体しているところがグロかったりと、皮肉とブラックユーモアがたっぷり込められた作品やちゃね。

よかったら見るといいちゃ。乾いた笑いが出ること間違いないちゃ。

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