開幕まで可能な限り更新していってみるちゃ。他のチームの状況について触れて行ってみるのう。
今季から石﨑監督ながいちゃ
まず最初は北から行くとして、ヴァンラーレ八戸からやちゃね。
新監督は昨シーズン途中までカターレの監督を務めとった石﨑信弘監督ながよ。1995年からNEC山形（現モンテディオ山形）で監督業を始めてからよぉ、約30年近く、ほとんど途切れることなく、どっかの監督を務めとらっしゃるちゃね。
八戸は、昨シーズン途中から志垣良監督が率いて、後半戦に2度の3連勝を飾って、10位で終了しとんがよ。序盤戦は良くなかったがいど、徐々に勝ち星を積み上げていくがで、なかなか厄介な存在やったがいちゃね。カターレも痛い目にあったしのう。ただよぉ、シーズン終了後に志垣監督は退任されたがいちゃ。素晴らしい手腕を持った監督やったがいど、惜しまれながらも退任やちゃね。志垣さんについては、新監督に就任したFC大阪のところで触れていくちゃ。
そんで、八戸は新監督として招いたのは石﨑さんやちゃね。時代によって採用するシステムは異なる方やけど、代名詞である「フィジテク」の通り、フィジカルをきっちり鍛え上げてよぉ、それを前面に出したタフネスのあるチームを作るのが特徴やし、そういったところは本当にブレない指導者やちゃね。
選手の入れ替え激しいのう
しっかし、このチーム、選手の入れ替えが激しいがやね。
加入
GK 大西勝吾（鹿児島）
GK 相澤ピーターコアミ（ラインメール青森）
DF 長谷川雄介（ホンダロック）
DF 加藤慎之介（秋田）
DF 饗庭瑞生（高知ユナイテッド）
DF 三ッ田啓希（松本）
DF 蓑田広大（湘南）
MF 姫野宥弥（富山）
MF 妹尾直哉（鳥取）
MF 山内陸（札幌大学）
FW 佐久間太一（千葉）
FW 宮本拓弥（藤枝）
退団
GK 服部一輝（FC大阪）
GK 小池大喜（FC徳島）
DF 廣瀬智行（TOKYO 2020 FC）
DF 赤松秀哉（ブリオベッカ浦安）
DF 小林大智（高知ユナイテッド）
DF 藤井航大（ジェイリース）
DF 板倉洸（FC大阪）
DF 下堂竜聖（富山）
DF 佐藤和樹
MF 中村太一（岳南モスペリオ）
MF 丸岡悟（ラインメール青森）
MF 野瀬龍世（北九州）
MF 坪井一真（ティアモ枚方）
MF 宮尾孝一
FW 島田拓海（FC大阪）
FW 有間潤（引退）
FW 萱沼優聖（YSCC）
チームの半分は入れ替わっている状態やちゃね。特に守備陣と前線はほぼ総入れ替えに近いちゃ。志垣監督を追って、かんちん、板倉、島田の3人が出て行っとるし、エース格やった萱沼がYSCCへ移籍しとるしのう。
そんで獲得選手を見ると、得点力の高い宮本拓弥が入って来とるのが大きくて、岐阜で活躍しとった三ツ田が加入して、沼津と鹿児島で実績がある大西が入って来とるのがポイントやちゃね。
そんで下堂はカターレにやってきて、カターレから姫野が入った感じやちゃね。
システム予想
そんで予想はこんな感じになるかのう？
石﨑監督の戦術と所属する選手の特性を考えたら、こんな感じになるのかなーと思って作ってみたのがこれやちゃ。
守備陣に関しては、やはり高さのある選手が主体になってくるやろう。古株の近石を中心に、三ツ田と饗庭が入ってくると予想するがいど、石﨑さんは3バックの選手の攻撃参加を好む指導者やから、右CBに小牧を入れてくるのも考えられるかなーと思うちゃ。
中盤に関しては、姫野のポジションがどこになるのかがちょっと読めないところやけど、実績があってキャプテンである山田尚幸は外しがたいと思ったがで、姫野を前列に予想するちゃ。この位置に使うと、姫野の2列目の飛び出しからゴールを狙っていけるパターンも考えられるしのう。そんでサイドは丹羽と小牧にしてみたがいど、右WBに渡邊龍や國分将は考えられるちゃね。シャドーの位置には相田のほかに、前澤、妹尾に「八戸のバンディエラ」こと新井山も考えられるちゃ。
FWに関してやけど、萱沼と島田が抜けたということで、実力的なとこを考慮したら、YSCCで実績がある宮本拓弥に、突破力がある佐藤碧という組み合わせかなーと思うのう。
ハマると厄介やちゃね
それなりに選手は引き抜かれとるチームやし、監督が代わってしまったことを考慮すると、やはり中堅クラスが妥当かなーと思うところやけど、チーム全体的に実績のある選手が結構おることでよぉ、やっぱしややこしいチームである印象は否めないと思うちゃ。
後方の選手は長身の選手が多いことを考慮すると、がっちり引かれる展開になってしまうと、ゴールを奪っていくのは容易ではないと思うがで、先制点を奪われてしまって、こちらがボールを持たされる立場になってくると、非常にやりにくいやろうなあ…というのは想像できるとこかのう。ほんじゃから、シーズン通して守備面は結構きっちりしてくるんやないかと思うちゃ。
このチームのカギになるところちゃ、アタッカー陣がポイントになってきそうやちゃね。新加入の宮本拓弥には期待がかかるがいど、ここ2シーズンは3，4点程度で、あまり奪えていないのが現状やちゃね。攻撃の展開を考えると、自分で仕掛けられる佐藤碧にかかる期待は大きいと考えられるところやけど、千葉から加入した184㎝の佐久間太一に、前十字靭帯損傷から復帰する佐々木快あたりにも期待がかかってくるやろう。
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