松本山雅の「最終戦に向けて」のリリースがもはや怪文書やちゃね…

松本山雅の最終節に向けてのリリース文が、あんまりの出来で、話題になっとるちゃね。

よそのクラブのことやから、オラが取り上げるのもどーかなーと思ったところやったがいど、なんか松本山雅のサポーターが、カターレのJ2復帰消滅後のリリース文を称賛していたがでよぉ、どういうもんながやろうかと思って見てみたがいど、思わず「うわっ」と声が出てしまったじゃ。

最終戦に向けて

日頃より松本山雅FCに多大なるご声援をいただきありがとうございます。

先日行われたテゲバジャーロ宮崎戦を終えて、皆様のご期待に応えられずJ2昇格が限りなく難しい状況となりました。

可能性がわずかでも残されている限り最後の瞬間までチャレンジする想いに変わりはありませんが、松本山雅を信じて応援いただいた皆様には本当に申し訳なく思っております。

11月20日にSC相模原との2022シーズン最終戦を迎えます。

それまでの期間をどのような姿勢で向き合っていけるか。この一戦に対してシーズン当初に掲げた「勝利・パフォーマンス・姿勢」へのこだわりを持って取り組んでいけるか。クラブにとっても「松本山雅とはどうあるべきか」が問われる非常に重要な試合であると捉えています。

勝利の喜びも、敗戦の悔しさも、全てを共有しながら今シーズンも共に歩んでいただいた皆様と最後の瞬間まで闘い抜きたいと思っていますし、苦しい時でも常に支えていただいた皆様への感謝の想いを最終戦のピッチで表現できるように、クラブ一同、気持ちを1つにこの試合に全力で取り組んでまいります。

この試合が未来への新たな一歩となりますように、どうか今シーズンの集大成として大切な試合に挑む選手たちと共に最後まで闘っていただければと思います。

引き続き松本山雅FCへご声援の程、よろしくお願いいたします。

株式会社 松本山雅

https://www.yamaga-fc.com/archives/324559
目次

まだ可能性はゼロやないがやから…

いやあ、これは最初から最後までツッコミどころやちゃね…。

まず、最終節前の段階で、完全に松本山雅のJ2昇格が消滅したわけやないがに、冒頭から「J2昇格が限りなく難しい状況になってきました」なんて書いてしまっとるがやね…。

>先日行われたテゲバジャーロ宮崎戦を終えて、皆様のご期待に応えられずJ2昇格が限りなく難しい状況となりました。

いやいや…一応昇格の可能性が完全にゼロやないがやから、そこは「僅かな可能性でも最後まで諦めることなく戦っていく」と書いていったほうがいいんやないかと思ったのう。フロントとしては「J2昇格無理!」なんて思っていて、このリリース文は正直ながかもしれんねど、これやと熱心に応援しとるサポーターのテンションを下げるだけにしかなってないがで、まあ「客を見て仕事してない」としか見えんかったがやね。

あまりにも抽象的やちゃね…

これ、カターレの左伴繁雄社長のリリース文を見た後やと、本当に痛感するがやけど、最初から最後までよぉ、具体性が全くなくて、本当に何を言いたいのかよくわからないもんになっとんがやね。

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本来なら「補強した選手の稼働率が低かった」とか「柔軟性が足らんかった」とか「勝敗を分けてしまうようなミスがあった」など、もっと細かく分析できるところやけど、そういう分析が全くされてなくて、ただ「勝利・パフォーマンス・姿勢」のこだわりを見せていくのか…という感じで、取って付けたような言葉を並べた感じがすごいしてくるがやね…。

いやあ、きっと松本山雅のサポーターとか「勝利・パフォーマンス・姿勢にこだわっていく」という言葉よりは、むしろ「勝利に向けてどうこだわりを見せているのか」という中身を知りたいところやと思うがやけど、そういうの全然触れていないのが、まーなんか「事務的やねー」としか思えんかったりするちゃ。

これ、カターレの左伴繁雄社長のリリース文を見た後に、これを見られた山雅サポーターのもんちゃ、頭抱えたんやないかなーと容易に想像ができるところやちゃ。

筆者の名前を書かんなんまい

もう一つやけど、最後によぉ、「株式会社松本山雅」という社名だけで締めとんがやね。

本来、こういうリリース文を書くときちゃ、まず「誰が書いたのか」というのは結構重要ながやけど、代表取締役社長の名前を書くのが、本来のあるべき姿やないかなーと思うところやちゃね。

これを名前を書かないでリリースしているというのちゃ、フロントの中の人は、誰も責任を取りたがらないのかなーと勘ぐってしまうちゃ。これは責任の所在を曖昧にするだけであって、こういうのは発表しないほうがマシに思えるくらい、関係者の感情を逆なでにしていないかなーと感じるちゃ。

日本は中身のない発言をする人は重宝されやすいとこあるちゃね

山雅の話から、ちょっこし脱線することになるがいど、こういう松本山雅の「取って付けたような言葉を並べただけのリリース文」というのちゃ、残念ながら松本山雅だけやなくて、いろんなプロスポーツクラブや、いろんな会社に見られたりすんがやね。

これはJFAの田嶋幸三会長なんか特にそうやけど、耳の聞こえがいい「ジャパンズウェイ」などといった言葉を使って、なんかカッコつけたような発言をする割にはよぉ、具体性を問われたときには、これといって説明することはなくて、モヤッとすることが結構あったりするがいちゃね。

オラみたいなもんやと、逆に「よくこれほど取って付けたような言葉を並べて、意味不明なことを言えるなー」と思ってしまうがいど、日本という国は、こういうのが意外と許される空気感があるかなーと感じてしまうことがあるちゃ。

なんか不思議やなーとか思うところではあるがいど、松本山雅のあのリリース文を見ていたら、カターレの左伴繁雄社長のような「具体性のあるリリース文」というものには、アレルギーを持ってしまうような人はおって、逆に松本山雅のような「まともな説明にもなっていない意味不明で無責任な怪文書」というのちゃ、何かしら需要があるもんながやね。

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