先日のギラヴァンツ北九州戦に勝利したがやけど、2位の藤枝MYFCが勝利したためによぉ、今シーズンでのJ2復帰が消滅してしまったことを受けてよぉ、左伴繁雄社長がカターレ公式HPで声明文を出しとるちゃ。
J2復帰は叶いませんでしたが…
日頃より弊社並びに弊社トップ チームを応援いただき厚く御礼申し上げます 。本日は、弊社が今季最重点目標に掲げておりました「J2復帰(リーグ戦2位以内)」が、昨日の試合結果をもちまして叶わなくなってしまったことのご報告をさせていただきます。先ずは本結果となってしまったことを、社を代表して深くお詫び申し上げます。
昨季過去最高順位となる4位となったものの、復帰には届かなかったことを踏まえ、今季は「先ずは復帰ありき」を最優先課題に据えて 、J2時代を凌ぐ強化予算を組み 、懸案となっておりました「 基本技術と攻撃力向上 」を図る補強を行いました。また、2年目となる石﨑監督体制の下でチームとしての成熟度向上を図って参りました。その甲斐もあって、クラブレコードとなる6連勝やホームゲーム11戦連続無敗の達成、そしてJ3年間最高勝点となる60を勝ち獲ることができました。
しかしながら、補強した選手の稼働率が期待通りとなっていないことや、怪我による主力の離脱、勝敗を分けてしまうミス、加えて昨季からの懸案である攻撃にかける人数やバリエーションが欠乏しておりました。こうした状況を打開すべくシーズン終盤で監督交代にも踏み切り、選手の一部入れ替えと、攻撃にシフトしたサッカーにもチャレンジいたしましたが、残念ながら復帰圏内に順位を上げていくまでには至りませんでした。結果、2年連続でミッションを果たせなかった責任を痛感しております。かかる事態に鑑み、代表たる私の進退につきましては、あらためて取締役会に委ねる所存です。
一方、特に監督交代以降、前監督が築き上げてくれた強靭なフィジカルをベースに、アイデア豊かな攻撃の場面が増えてきており、少しずつではありますが見ていてワクワクするサッカーに変容してきております。また地元選手や若手の台頭により、来シーズンの浮揚に向けたポジティブな変化も見えてきております。
また 、スタジアムで応援していただいているファン 、サポー ターの皆様も変わってきているように感じております。応援を最後まで諦めずにやり切ってくれる…どんなに失点をしても、逆に激励の声援や拍手が強くなり、敗戦しても席を立つ人も少なく、選手達がロッカールームに消えていくまで力強い叱咤激励を飛ばしてくれる試合も少なくありませんでした 。「 出来が 悪いからといって我が子を見放 す親はいない 」 … スタンドからの声援を見ていて 、チームを我が子のように鼓舞している様は、まさに「自分ごと」として喜怒哀楽を共にしてくれているようで胸が熱くなった次第です。ならばなおさら県民クラブとしての重責を果たさんと、チームも奮起していくしかないでしょう。
この皆様との強い絆をエネルギーに換えて、今オフは前述した課題にじっくり取り組み、来季新体制発表までにそれをチーム編成に落とし込んだ上で、何度でもJ2復帰にチャレンジして参ります。
最後に 、カターレ富山は皆様の人肌の温もりを大事にして、それに応え続けるクラブでありたいとの想いでおります 。その想いをより強く胸に刻み 、今季最終戦を渾身の力で戦って参りますので 、今後ともどうかよろ しくお願い申し上げます。
株式会社 カターレ富山
J2復帰は叶いませんでしたが… | カターレ富山公式ウェブサイト
代表取締役社長 左伴 繁雄
まずはよぉ、誰よりも心苦しいであろう左伴繁雄社長がよぉ、今シーズンをしっかり総括された文章を書いてらっしゃることに敬意を示したいところやちゃね。それも自分の言葉で、これまでのことも振り返ってよぉ、しっかりこれまでの意思決定について、きっちり説明をされとるのが印象に残るちゃ。これはよくあるような形だけそれっぽく見せた「テンプレート」といったもんやなくて、サポーターサイドにとっても非常に分かりやすくて、イメージしやすい文章になっていると感じさせられたもんやちゃ。
左伴繁雄社長が就任してからのカターレに関しちゃ、あらゆるものを「可視化」されるのが非常に印象に残ってよぉ、経営面では四半期決算や試合ごとでの収支報告、営業アカウントでの報告、スクールの活動、SNSでの発信などをいろいろ行ってきて、あらゆるものをオープンに見せていく姿勢が感じられるちゃね。こういう声明文を出せるというのは、常に情報をオープンに見せ続けて、常に情報を発信してきたスタンスの現れではないかと感じさせられるちゃ。
それにサポーターサイドから見ていると、やはり「気持ちを乗せる」のがうまい文章を書くなあ…と感じさせられるがで、しがないブロガーであるオラにとっても、非常に見習う部分が大きいと感じさせられたところやのう。クラブのトップに立つものが、こういう姿勢を見せてくれると、目標のJ2復帰をのがしたとしてもよぉ、ネガティブな気持ちになることはなく、ポジティブに「来季も頑張ろう」と思うようになっていくかなーと思ったじゃ。
やはりこういうのこそ「スポーツ」「エンタメ」として、あるべきスタンスかなーと感じさせられたじゃ。
まあ、さすがに社長は自ら辞任することはないちゃね。確か清水の社長の頃も、自ら辞任したわけやなくて、取締役会で社長交代されたらしいがで、おっしゃる通り、自ら退任されるときは「信頼を失ったと感じたとき」と徹底されとるがやね。
カターレとしては目標のJ2復帰は果たせんかったがいど、J3に降格してからは最高の勝ち点に到達してよぉ、クラブ新記録の6連勝を達成しとんがやね。いろいろ言われたりしとったがいど、実際問題はかなりの勝点をあげているのは間違いないことやしのう。それに営業面でも新規スポンサーを獲得したり、富山駅前や地鉄のラッピングなどで、カターレを積極的にアピールしていくようになっていって、スタジアムの雰囲気も「お祭り感」が出て良くなった部分は多くなったがいちゃ。
まあ、攻めの経営に出ているだけあって、実際1億円ほどの赤字が出ていたりしとるがいど、それは1月の決算を見てから判断するのが良いやろう。カターレ富山の「ステークホルダー」であるクラブ、選手、スポンサー、サポーターにとっての満足というのは、常に黒字を出していく健全経営よりは、「チームが勝つこと」「カターレを楽しいと思ってもらえること」「よりカターレが好きになってくれる人が増えること」というところにあることは忘れられんのう。クラブの持続性が担保されるがなら、多少の赤字も許されるもんかとオラは思うがいど、このあたりはどう株主が判断するのか気になるところではあるちゃね。
左伴繁雄社長の進退は株主総会に委ねられるがやけど、オラとしては、やはり左伴繁雄社長には引き続きカターレの社長であって欲しいと強く願うちゃ。左伴さんが来られてから、カターレはずっと楽しいクラブになったと思うしよぉ、カターレに対して、これまで以上にポジティブな気持ちを持てるようになっているのは違いないからのう。
それに社長に頼るだけやなくて、オラもオラのできることで、カターレに貢献していきたいもんやちゃ。
モナゲ(tipmona)ってなに？
そもそもMonacoinってなに？
コメント