カターレ富山を強くするための極めて単純かつ明快な方法

ごく当たり前やけど、富山の人達は「プロスポーツ」への理解が足りないようやから、ブログに書いておくちゃ。

目次

カネのあるチームが上に立つちゃ

カターレのことを触れる前によぉ、リーガ・エスパニョーラについて触れるちゃ。

今から10年も前のツイートから引っ張ってくるのはどうかと思うところやけど、これは2012-2013シーズンのリーガ・エスパニョーラの各チームの予算ながやね。

見ての通り、スペインはレアル・マドリーとバルセロナの2強が圧倒しとるがやね。3番手のアトレティコになると、1/4くらいの規模になってしまうがいちゃ。下位の方になると、そのアトレティコの1/4にも満たないような規模のクラブが出てくるちゃね。

ちなみにオラが好きなセルタ・デ・ビーゴは、この当時では下から半分くらいながやね…。

リーガはこれほど極端な資金格差の中でリーグ戦が行われとるがいど、リーグ優勝はほとんどはレアル・マドリーかバルセロナのどちらかながやね。たまーにアトレティコが優勝することはあるがいど、だいたいは3位に落ち着いてるのが実情と言えるやろう。

このシーズンに関しては、資金力が最低のラージョ・バジェカーノが中位で終了していたりするがで、多少の資金力があっても、主力選手が怪我したり、チームの完成度自体の良し悪しで、多少は前後してくるもんやけど、順位的にも割と順当に決まっていくとも言えるちゃ。

資金力からして「J2復帰」は背伸びした目標やちゃ

そこでよぉ、今季のJ3の各チームの予算について、参考になるツイートを見つけたがで、引用してみるちゃ。

これを見ると明らかやけどよぉ、J2から落ちてきたクラブが割と資金力を持っていることが分かるちゃね。

中でもよぉ、J1に2度の昇格経験があってよぉ、屈指の集客力を誇る松本山雅の規模の大きさちゃ、ひときわ目立つちゃね。2位のギラヴァンツ北九州から見ても倍ながいちゃ。

それに対してカターレはよぉ、去年のデータでいうと、5.4億円程度でよぉ、これはJ3水準で言ってもトップとは言い難い数字やちゃね。それ以上に資金力を持つチームといっちゃ、20億近くの規模を誇る松本山雅を始めに、北九州、岐阜、今治、愛媛、鹿児島、いわき、長野といるわけやちゃ。

2022年になってよぉ、各チームの資金に関しては、いろいろ変動はあったとは考えられるところやけど、カターレは営業とか頑張ってスポンサーを増やしたり、はたまた1億円規模の赤字経営をした上で、現状は6億程度と考慮したとしても、せいぜい長野を上回るかどうかくらいであって、根本的に上位陣に及ぶまでのところまで至らないのが現状ながいちゃね。降格4チームには「降格救済金」が支給されていることも考慮入れると、いくら左伴繁雄社長が優秀であったとしても、なかなかJ3におけるクラブの規模まで、そう簡単に上位レベルまで肩を並べるのはできるもんやないのが分かるちゃ。

ここから単純によぉ、資金力がそのまんま順位に反映されたとしたら、カターレは9位ぐらいになるちゃね。極端な話、カターレに関しては、J2復帰を果たす方が「大成功」といえるくらいであって、実際は9位ぐらいで終わってもおかしくはないと考えられるわけやちゃ。

カターレは現在5位の成績やけどよぉ、岐阜、北九州などが低迷していることを考慮に入れてもよぉ、むしろ「よく頑張っている」と言えるくらいの成績であることが分かるやろう。石﨑前監督の戦術があーだこーだなど言われたりしたもんやけど、むしろ資金力の面でJ2昇格レベルに至っていないカターレは「身の丈に合った弱者の戦い演じて勝点を拾っている」と考えられるところながいちゃね。

腐す人は見る目がないちゃ

この状況下を考慮するとよぉ、富山県内によくいるような「負けた時にだけ湧いてくる文句だけ言う人」とか「カターレは弱小」など言うような人なんてもんちゃ、はっきし言えば「見る目がない」と言ってもいいやろう。

まあ、カターレオリジナルメンバーである堤健吾さんがこのようなツイートをされとるがいど、J3の中であっても、必ずしも資金力で恵まれているとはいえないカターレでよぉ、「J2復帰」を果たすために努力しとるのちゃ、相当大変なことをしとるもんかと分かるもんやちゃ。

カターレよりも資金力のあるクラブちゃ、それだけ優秀な選手を多く獲得できるということやし、同時に練習環境も素晴らしかったり、アウェーでの選手の移動に関しても、新幹線などを利用できたりして、だいぶ快適に過ごされたりできたりするもんながやね。左伴さんが社長になってからよぉ、アウェー遠征での環境面で改善されたりといろいろやっとるわけやけど、これまでのカターレはJ2時代であっても、バス移動がかなり多かったりして、いろいろケチっていたのは事実ながやね。

30歳を越えると、引退が見えてくるサッカーというスポーツにおいてよぉ、選手たちは限られた選手生命の中で、少しでも多くのカネを稼ぎたいがやし、そのためには1年でも1ヶ月でも早くステップアップしていきたいもんながやね。これが「プロスポーツの現実」ながいど、カターレを腐している人達には、こういった「プロスポーツの当たり前」すらも理解できてもないがに、えらそうなことを言っとられるがやね。

県内メディアは怠慢やちゃ

しかしよぉ、カターレを取り巻く環境に関してはよぉ、正直言って、県内のマスコミも決して協力的とは言い難いと思えるところながやね。

あわせて読みたい
北日本新聞「カターレ昇格・経営正念場 リーグ戦残り3分の1」についてやちゃ なんやら木曜日の北日本新聞のカターレ富山の記事が話題になっとんがやね。 https://twitter.com/shatyoo/status/1567672021072625666?s=20&t=VWKGIXGE0H1BpZog77XW...

こないだの北日本新聞の記事がそうやったがいど、1億円の赤字を出していることを強調しとってよぉ、カターレが「なぜ身の丈を越えるリスクを背負ってチャレンジしているのか?」というとこには触れようとしとらんがやね。

これは上にも書いたとおり、他のチームが多くの予算で戦っていることが大きいところながやね。プロスポーツにおいて重要な要素は「資金力」であり、資金力のあるなしによって、成績もほぼ比例している状況ながいちゃ。ほんじゃから、カターレは、松本山雅の18億レベルとまでは言わなくても、少しでも多くの資金力をつけておきたいところながやね。

多少背伸びしてでも多くの予算をつけることに関しちゃ、これまで左伴繁雄社長が何度も何度も説明してきとるがやけど、北日本新聞を始めに、富山のマスコミのみなさんちゃ、そこをすっ飛ばした報道をしとるがで、オラからしたら「富山のマスコミはカターレを取材してないも同然」にしか見えてこないもんやちゃ。

どんなスポーツにも言えることやけど、スポーツは「相手がいて成立」するがやね。そうである以上は、昇格していくことを前提に考えたらよぉ、やはりカターレ以外のライバルチームの状況はハッキリ知られるべきやし、同時に「他チームとの比較からは逃れられん」がやね。

ほんじゃから、近視眼的な報道を続ける富山県内のメディアに関しては、相手に打ち勝っていかなければいけないスポーツの基礎的な部分ですら、完全に抜け落ちたまんまやないかと思うちゃ。

強くあって欲しいならカネを出さんまいけ?

こういう状況から考えたらよぉ、カターレがずーっとJ3にい続けているのちゃ、カターレの戦術がどうこうとか、選手のクオリティがどうこうとかの話の前によぉ、一つ大きな「要素」が見えてくるちゃね。

単純によぉ、多くの人がスタジアムに足を運んでよぉ、県内の企業がこぞってスポンサーとしてカネを出していくことが、最も大切であるがいちゃ。

つまりよぉ、カターレがいつまでもJ3におるというのちゃ、カターレにカネを出していかない人達の責任でもあるしよぉ、ただただ「カネも出さないのに口は出すようなクレーマー気質」の人達に、そのまんま刺さってしまうんやないかと考えられるわけやちゃ。

オラはこういう状況が肌でも感じられるだけあって、カターレに対しては、時折厳しいことを言うことはあったりするもんやけど、基本的には「勝ったら大きく喜ぶ」ようにはしてくしよぉ、同時にチームに対しては「まずは肯定的に考える」ように心がけていたりするちゃね。

資金格差が厳しくてよぉ、その中で奮闘しているチームに対しては、過剰に厳しく当たるのは「パワハラ気質の人」としか思えんし、オラはカターレに対しては、サポーターである以前に、人としてリスペクトする気持ちを持って、カターレの名誉を傷つけるような発言は避けるように考えるちゃ。何よりも「地元にあるものに対して卑屈な態度で接する」こと自体、地元自体を傷つける行為やというのを気づいた方がいいやろう。

最後によぉ、県内のマスコミに関しては、プロスポーツにおける定説である「資金力で立ち位置がきまる」ということは、しっかり報道していくべきやないかと思うちゃね。これがなければ、カターレの立ち位置も見えなければ、プロスポーツの根底すらも見えてこない、ただ薄っぺらい報道にしかならんからのう。

「カターレが強くあって欲しいなら、口より先にカネをだそう」

そう考えたらよぉ、思い切ってこう言ってもいいのかもしれんちゃ。

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