「謎の未承認国家」沿ドニエストル共和国のシェリフ・ティラスポリがCLに出場しとるちゃね

今シーズンもよぉ、UEFAチャンピオンズリーグが始まっとるちゃね。

シェリフ・ティラスポリが初出場やちゃ

このブログはいっつもマニアックなところを引っ張ってくるもんやけど、オラの注目しとるクラブは、シェリフ・ティラスポリやちゃね。

CL予選に勝ち上がってよぉ、最終プレーオフではクロアチアの強豪ディナモ・ザグレブに勝利して、モルドバ勢初のチャンピオンズリーグ出場を果たしたがいちゃ。

本戦初出場のシェリフ・ティラスポリはよぉ、レアル・マドリー、インテル、シャフタール・ドネツクと同じ組になったじゃ。どこも欧州カップ戦の常連の名門チームやちゃね。

そんで初戦をホームの「スポーツ・コンプレックス・シェリフ」によぉ、シャフタール・ドネツクを迎えて、ほとんど守勢やったがいど、2-0で勝利しとんがやね。これは驚いたじゃ。

ホームは沿ドニエストル共和国やちゃ

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“謎のクラブ”がCL参戦!モルドバ王者シェリフとは何者なのか? - footballista | フットボリスタ CL予選1回戦から登場したモルドバ王者のシェリフ・ティラスポリが次々と勝ち上がり、プレーオフではディナモ・ザグ

オラも寄稿したことがある「footballista」によぉ、クロアチアの取材で有名な長束恭行さんの記事があったがいど、彼の著書「東欧サッカークロニクル」にディナモ・ザグレブのサポーターグループとともに、シェリフ・ティラスポリのアウェー戦へ遠征した話があるがいちゃね。

このチームのホームはティラスポリながいど、ここはモルドバからの分離独立を主張しとる「沿ドニエストル共和国」をホームとしとんがやね。

ソ連崩壊後によぉ、モルドバが独立するがいど、沿ドニエストル共和国がある「トランスニストリア」というところちゃ、歴史的にはモルダビア共和国に入ってなくて、ロシア系とウクライナ系が多い地域ということもあって、1992年に分離独立を巡って戦争(トランスニストリア紛争)が起きてよぉ、ロシア軍のバックアップを受けた沿ドニエストル共和国が勝利で終わったがいちゃ。

国際的には沿ドニエストル共和国を支援したロシアを含めて、どこも独立は認められとらんがやけど、独自の政府、議会、軍隊、通貨(沿ドニエストル・ルーブル)、郵便を持っていて、事実上の独立国家ながいちゃね。

これはソソられるちゃ…

海外旅行が好きで、コロナ以前はロシア、ウクライナへ旅行しとったオラにとっちゃ、以前からモルドバもいつか行ってみたいとか思っていたがいど、やっぱしいつ見ても異質な感じが漂う沿ドニエストル共和国へ行ってみたかったがいちゃね。

建物の雰囲気からして、ソ連みたいな感じでよぉ、いかにも「自称ソ連」ながいちゃね。町中はプロパガンダポスターがいっぱいあって、建物もスターリン建築っぽいのがたくさん残っているみたいやちゃね。これはおもしいのう。

ディナモ・ザグレブの悪名高きサポーターグループの「BBB(バッドブルーボーイズ)」と一緒によぉ、モルドバ国内の未承認国家「沿ドニエストル共和国」まで3000kmの旅をしてしまう話とか、頭のおかしいとしか思えない内容ながで、これはみなさん読んでほしいところやちゃね。

潤沢な資金力あるみたいやちゃ

このシェリフ・ティラスポリちゃ、独立してからは19回リーグ優勝しとんがやね。独立当初はジンブル・キシナウの方が強かったがいど、1996年にティラスポリの財閥「シェリフ」が買収してからよぉ、メキメキと力をつけて、絶対王者になっとんがやね。

環境面が凄まじいちゃね…。

12000人収容の最新鋭のスタジアムによぉ、陸上トラックつきのサブスタジアムによぉ、室内競技場があって、練習用のピッチは8面持っとるがやぜ。なんちゅうとこながよ。

選手に関しちゃ、自国のモルドバ人の選手は少ないがやけど、外国人がほとんどでよぉ、南米、アフリカ、東欧圏など、15カ国ほどの選手が集まっとんがやね。チャンピオンズリーグのシャフタール・ドネツク戦はよぉ、自国(?)モルドバの選手は一人もおらんかったがいちゃ。

本当にいつかは行ってみたいところやちゃね。

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