アゼルバイジャンのサッカーに触れるちゃ

アゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノ・カラバフを巡って軍事衝突しとるちゃね…。相当長い間、険悪な両国で何度も凄惨な戦争をしとるがいちゃ。いろんな国が絡み合っている状況下では、本当にややこしいがし、外野から突っ込むのも複雑な心境になるがいど、オラ個人としちゃ、停戦してほしいと願うちゃ。

前回はアルメニアやったがで、今回はアゼルバイジャンやちゃ。

アトレティコのスポンサーになったことあるちゃ

アゼルバイジャンとサッカーの関わりで一番思い浮かぶのちゃ、アトレティコ・マドリーの胸スポンサーを務めたことがあるところが出てくるかのう。

安定したスポンサー獲得に苦心しとったアトレティコがよぉ、2013年に契約を結んだのが、なんとアゼルバイジャン政府やったがやね。石油、天然ガスの産出国でよぉ、経済成長が著しくて、今や「第二のドバイ」と呼ばれとる国やけど、今のところは知名度があまり高くないがやね。そこでアゼルバイジャン政府が「イメージ向上」のためにアトレティコの胸スポンサーをやっとったがいちゃ。

今やF1やヨーロッパリーグ決勝を誘致してよぉ、各スポーツの国際大会とか万博とかの誘致に力入れとって、えらい活発なアゼルバイジャンは、各種スポーツのスポンサーをやることで、えらいアピールしとんがやね。しかも6万人収容の立派なスタジアムもあるしのう。こういう発想はなかなか日本には出てくるものやないやろう。

アゼルバイジャン代表

日本代表とは2012年5月にアゼルバイジャン代表と国際親善試合しとるちゃね。その時は日本は2-0でアゼルバイジャンに勝利しとるちゃ。

今のアゼルバイジャンのFIFAランキングは112位であんまし奮っていないがいど、去年はEURO2020予選でクロアチアと引き分けとるがで、侮ってかかるわけにはいかない相手ながやね。

直近の代表招集メンバーを見とると、トルコ、スイス、ドイツ、アメリカ、ギリシャなどでプレーしとる選手は多いがやけど、ほとんどの選手は国内でプレーする傾向が強いちゃね。国内組が多い代表は、どれぐらいの力があるのか分かりづらいしよぉ、実際そういう国はリーグ自体が結構カネかけとることが多いがやけど、これはアゼルバイジャンにも言えるのかもしれんのう。UAEとかカタールとかもそういう傾向があるしのう。

カラバフ

アゼルバイジャンで有名なクラブといっちゃ、2017-2018シーズンのUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグを戦った「カラバフFK」やろう。

2013-2014シーズンからカラバフはリーグ7連覇中の絶対王者ながいちゃ。昨シーズンは2位のネフチ・バクーに対して、勝ち点8差をつけて優勝しとんがやね。そんで今シーズンは、CL予選こそは負けたがいど、EL予選プレーオフでポーランドの強豪レギア・ワルシャワに3-0で勝って、3シーズン連続でEL本戦出場しとるちゃね。安定した強さを誇るチームやちゃ。

このカラバフちゃ、元々ナゴルノ・カラバフ地方にある、アグダムをホームとしていたチームやけど、1990年前後のナゴルノ・カラバフ戦争によって、アグダムがゴーストタウンになってしまったがで、今は首都のバクーで活動しとるがいちゃ。アグダムちゃ、今は軍事衝突の最中にあるとこやしのう。

改めて平和を祈るがやけど、同時にサッカーのとこを掘り下げてみると、アルメニアにしてもアゼルバイジャンにしても、どこか歴史問題とリンクするところはあるもんやちゃね。改めて勉強になったじゃ。

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