前回の続きやちゃ。

後半を振り返るちゃ
攻め方を変えてきた千葉
カターレにとっては後半開始からの15分が鬼門になっとるちゃね。

全失点の半数近くが後半の立ち上がりの失点やけど、この時間帯で千葉が攻め方を変えてきたがよ。

中央を3センターにすることによって、中盤で数的優位を作っていって、状況を打開しようと試みていたがよ。品田愛斗が最終ラインを助ける形で下がってくることもあって、カターレのハイプレスはやや効きづらい状況になっていって、流れは若干千葉に傾きかけてきた感はあったじゃ。
速やかに選手交代するカターレ
この状況を見て、安達亮監督の動きが非常に早くて、後半入ってわずか5分で2トップを入れ替えたじゃ。

このシステム変更によって、FWは2トップ横並びというよりも、武颯と吉平翼が縦関係になるような感じになったのう。品田愛斗に対しては、吉平翼と瀬良俊太が2人で潰しにかかるような戦いっぷりになってよぉ、再びカターレが流れを引き寄せていったじゃ。

この交代から更に積極的に中央突破を狙っていってたのう。武颯と吉平翼の縦関係がかなり良くなっていて、いい感じにゴール前まで迫っていたじゃ。相手に防がれていても、瀬良俊太や布施谷翔などが徹底的ボールを拾っていって攻撃を継続していったのう。
吉平キャプテン翼、値千金のゴールやちゃ
そして、75分にゲームが動くちゃ。

右サイドから展開していって、濱託巳が対面の椿と前貴之を引き寄せたところで中に折り返すと、髙橋馨希がそのまま武颯に出すがよ。そして武颯がターンで鈴木大輔を躱すとスルーパス。タイミングよく走り込んできた吉平翼が抜け出して、シュートを決めて先制ゴールやちゃ。
2トップを変えてから継続的に行っていた中央突破がようやく結果を残せた瞬間やったのう。ゴールを決めた吉平翼が見事であるのは間違いないがやけど、武颯がターンで鈴木大輔を躱したところで勝負ありという感じやちゃね。元日本代表の実力者相手にこれをやるとはタケちゃんマンさすがやちゃ。
5バックにして逃げ切りやちゃ
その後、千葉は呉屋大翔や米倉恒貴などを次々と起用してよぉ、攻撃へのギアをあげていったじゃ。カターレとしては耐えどころやったし、相手の個の強さで突破されて、かなり厳しい時間帯やったがやけど、田川知樹のビッグセーブ連発などで凌いでいたがよ。
そしたら、カターレは最後の交代カードを切るちゃ。

末木裕也と伊藤拓巳を下げて、椎名伸志と竹内豊を起用するちゃ。椎名はインサイドハーフに入って、河井陽介と髙橋馨希と3センターを形成して、竹内豊はセンターバックに入って5バックにするがよ。これでガチガチな体制になるちゃ。
それでも呉屋大翔や林誠道などの身体が強い選手にどんどんボールを放り込んでくる千葉の攻撃は厳しいもんやったけど、カターレの守備陣も粘り強い守備で凌いでいたじゃ。この5バックへの移行によって、カウンターから髙橋馨希や椎名伸志がゴール前に迫る局面を作れていたがで、逆に追加点を狙っていける展開にもなっていたのう。
試合は1-0でカターレが勝利やちゃ。17試合ぶりの勝利やちゃね。
雑感
ファーストディフェンスの修正が大きいちゃ
内容にも優れた勝利やったがやけど、その大きなポイントはやはり前線からの守備がかなり整備されていたことやちゃね。ボールを失った後でも瀬良俊太がきっちり詰めていたし、チームとしていかに取り戻していくのかをきっちり見直していたのが明確やったじゃ。
オラとしては「今までやってきたことちゃんとやってから攻撃やろげ」という考えやったし、監督交代してからもそれは常々書いていたがやけど、スライドをきっちりするとかそういうとこよりも、まずは高い位置から見直していくところはオラとしては盲点やったなーと思わざるを得ないちゃ。こればっかしはオラが反省せんなんちゃ。
その前線からの守備でキーマンになっていたのは、古川真人やったり瀬良俊太やったり、これまであまりチャンスに恵まれなかった選手達やろう。2人共、球際でしっかり戦える選手やし、そういうとこを徹底することで、チームの全体の戦い方がどうであるべきかを示していけたかとオラは思うちゃ。今後の試合にも期待したいちゃ。

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