【第4節】カターレ富山 – ジュビロ磐田[レビュー・前編] / ミスを誘って先制ゴールやちゃ

前節はヴァンフォーレ甲府相手に2-0で勝利したカターレはよぉ、再びホーム戦やちゃ。相手は11年ぶりの対戦となるジュビロ磐田とのホームゲームやちゃ。

目次

フォーメーション

カターレは前節とスタメンもベンチ入りメンバーも変更なしやちゃ。

対するジュビロ磐田やけど、前節に負傷退場している川口尚紀に代わって植村洋斗が右SBでスタメン入りしとるがよ。

試合を振り返るちゃ

サイド攻撃で圧力をかける磐田

立ち上がりは磐田のペースやったがやね。

立ち上がりの磐田やけど、両サイドの個の力をベースに攻めてきていたじゃ。190cmの高さが武器のマテウス・ペイショットに、高速クロスを得意とするベルギー人のジョルディ・クルークス、そして快速サイドアタッカーの倍井謙の3トップが脅威やちゃ。とにかくサイドの2人から圧力をかけていって攻めていたがやね。

なかなかダヤなってくる攻めで、クリアボールも相手に拾われ続ける展開になっとって、結構大変やったがいちゃ。実際、セットプレーから1回、クロスから1回決定機があって、結構きつかったがやけど、田川知樹のビッグセーブでなんとか防いで失点を防げたじゃ。我慢を強いられたがやけど、マテウス・ペイショットはいつもニアにポジションを取っていたがで、着地点を取らせなかったのは結構大きいちゃね。

ハーフスペースに入ってくる選手への対応がどうするのか…というところやったがやけど、そこは髙橋馨希がピッタリとマンマークをつくような形にしとったがやね。松原后が偽SBの動きをしていこうと、キックオフ直後からちょくちょく顔を出していたがやけど、割り切ってマンマークすることで持ち味を消していったじゃ。これによって倍井謙の存在感も徐々に薄れていったじゃ。

プレスを剥がして裏を狙うカターレ

守備の修正が一定の効果を奏して、カターレは徐々にボールを落ち着いて回せる時間を作れるようになったじゃ。そこでこの試合では前節とはちょっこし違う形でビルドアップしていたのう。

この試合、竹中元汰が最終ライン付近までポジションを下げまくってたがやね。そんでよぉ、下がってボールを受けると、最終ラインの裏のスペーにボールを入れていって、2トップやサイドハーフをガンガン走らせとったじゃ。

立ち上がりから、前線から圧力をかけて、ハーフコート状態にまでしようとするまでの磐田のサッカーやったがやけど、実はあまりプレスが整備されているとは言い難い状況やったじゃ。最終ラインでボールを回すと、ペイショットや佐藤凌我が寄ってくるし、サイドにボールを回せば両ウイングが寄ってくるようになってくるがやけど、後ろの選手があまりついてきている状態とは言いがたかったじゃ。

そこでよぉ、相手のFWと中盤の間のポジションのところに、竹中元汰が降りて使っていくがやけど、高精度ロングパスが相当効果を発揮しとってよぉ、磐田の最終ラインを慌てさせることに成功したじゃ。

竹中元汰が前に出ているときは、植田啓太が下がるわけやけど、その植田啓太も高精度のパスを得意としとるため、磐田としてはこの2人に翻弄される形になるわけやちゃ。スカウティング不足なのかわからんがやけど、おもしいくらいにハマっていたのう。

このあたりからカターレがいい感じでゲームを進めていくがやね。

ビルドアップのミスを誘って先制やちゃ

そんでよぉ、カターレがいい感じにゲームを進めている中で、34分にゲームが動くちゃ。

前節に引き続きGIF動画を作ってみたじゃ。

相手のゴールキックからのリスタートやけど、川島永嗣がセンターハーフの上原力也にパス出したがよ。その上原力也に対して植田啓太がプレスをかけると、上原は川島に戻したがいちゃ。そしたら、植田がスピードを落とさずにそのまま川島にプレスをかけると、川島が右へ蹴ったボールを武颯がカットするちゃ。そして武が中央の松田力へパスを出すと、松田力がGK川島の動きを冷静に見てから冷静にゴールに流し込んで、カターレが先制ゴールを決めたじゃ。

積極的に前からプレスをかけるカターレの積極性が良くて、川島が窮屈な状態にさせることを成功していたじゃ。ポゼッションサッカーを標榜しているジョン・ハッチンソン監督のジュビロ磐田やけど、その基礎となるビルドアップを潰せたのは大きいちゃ。

カターレのプレス以前に磐田のビルドアップが悪くて、川島のパスミスはもちろんやけど、そのまま返した上原力也にしても、サポートしていると言い難いポジションを取っている江崎巧朗やリカルド・グラッサのポジショニングも変な感じで、こりゃ磐田があまり上手く行ってないのを露呈した感じやちゃね。

先制点を奪われた磐田は、裏を取られるのを警戒して下がりだしたりしたがやけど、前線がそれに応えてくれるわけやないがで、どんどん間延びしていくわけやちゃ。そこでよぉ、竹中元汰が何度もミドルを放って行って追加点を奪っていけるムードを作っていくわけやちゃ。

前半はカターレが1-0でリードで折り返すちゃ。

後編へ続くちゃ。よかったら投げ銭頼んますちゃ。



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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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