【SVリーグ】KUROBEアクアフェアリーズ – 群馬グリーンウイングス[観戦記] / アクア好調やちゃ!

2月9日に魚津市のありそドームで開催されていたSVリーグ「KUROBEアクアフェアリーズ – 群馬グリーンウイングス」の試合観に行ったじゃ。

目次

群馬グリーンウイングス戦やちゃ

今週もありそドームへ行って、SVリーグを観に行ったじゃ。

KUROBEアクアフェアリーズのホーム戦やけど、今回の相手は群馬グリーンウイングスやちゃね。土曜の試合は3-0(25-12, 29-27, 25-23)で勝利したがやね。

そんで第2戦目が9日に行われたがやけど、ありそドームへ行ったら、駐車場が満車になっとったがで、この日は海の駅蜃気楼に車を停めて、そっからシャトルバスに乗って行くことになったじゃ。

…ありそドームで何回か試合観に行っとるがやけど、こんなのは初めてやじゃ。

群馬が相手ということやけど、群馬にはこの選手がおられるのが大きいちゃ。

美人アスリートと知られる白岩蘭奈選手と道下ひなの選手がおられるがやね。

この2人、元々アクアの選手やったがいちゃ。中心選手として活躍されとったけど、1年位で退団されて、その後に2人共群馬でプレーすることになったがやね。白岩さんのデビュー戦観たがやけど、えらいキレイな方やなーと思っていたら、今ではかなりの人気になっとって、最近はオールスターゲームに出場しとったがやね。

まさかこの2人が来られるということで、オラは海の駅蜃気楼へ車を停めることになったがやろうか…?

ストレート勝利やちゃ

試合はよぉ、序盤は群馬の方が立ち上がりがよくて、アクアはあんまし波に乗れていない展開やったじゃ。頼みのレーナ・シュティグロート、アイリス・ショールテンのスパイクも結構拾われたし、群馬のレシーブが結構良かったこともあって、1セット目は10-16で6点差もつけられてしまって、群馬のほうがペースが良い展開やったのう。

ただ、アクアは古市梨乃選手を起用して、そこから一気に7連続ポイントを奪っていったじゃ。なんかいきなり火がついた感じになったのう。バレーボールは試合の流れが非常に大切なスポーツやけど、いきなりガッツリ変わっていくとはびっくりしたもんやちゃ。最後はシュティグロート選手の3連続ポイントで1セット目を25-22でアクアが取ったがよ。

そんで一度引き寄せた流れを、そのまんま維持して、終始ゲームを圧倒する流れになったのう。第2セットはシュティグロート選手、山口真季選手のアタックが決まってリードする展開に持って行くがよ。その後に群馬が粘りを見せて4連続ポイントを奪われてしまうがやけど、そこで山口真季選手の得意のブロックが群馬の流れを断ち切って引き離しにかかるがよ。そんでアクアが2セット目も奪ったじゃ。

第3セット目はそのまんまの勢いでアクアが流れを掴んでいくちゃ。群馬も選手交代を繰り返してどうにか引き寄せようとするがやけど、そんでも変わらんちゃ。アクアは途中でシュティグロート、山口真季などの主力選手を下げて、フィリピン人のマドレーヌ・マダヤグ選手、住田帆志乃選手、梅津憂里選手を起用していって、メンバーを入れ替えながら第3セットも奪ってストレート勝利を収めたじゃ。

群馬がどうにかしようと抵抗していたがやけど、実力的には差があったなあと感じさせられる試合やったじゃ。全敗で苦しい群馬には心苦しいものはあるがやけど、アクアは姫路、東レ滋賀、Astemo茨城に勝利していて自信をつけているだけに、このあたりの差は大きいように思えたじゃ。

チャンピオンシップに向けて充実やちゃ

これでアクアは12勝やちゃね。トップリーグに所属してからは、22-23シーズンの10勝が最高やったがで、今シーズンの12勝は過去最多の勝利数になるちゃ。今シーズンから就任した川北元ヘッドコーチの手腕の高さを改めて感じさせられるちゃ。さすが日本代表の眞鍋政義監督の右腕だっただけあるちゃ。

バレーボールのフォーメーションは、サーブが回ってくるたびに時計回りにローテーションしていくがいちゃ。前衛3人、後衛3人になっていくがやけど、基本的にアタッカー2枚(もしくはセッター+アタッカー1枚ずつ)とブロックを主に担当するミドルブロッカー1人の組み合わせになるがよ。

ただ、アクアのやり方はちょっこし変わっていて、本職のミドルブロッカーは山口真季さんだけ起用していて、対角にいる選手をスパイカーの浮島杏加子さんが入っとるがやね。

本来なら、前衛に必ず1人はブロッカーがいるのがバレーボールのセオリーながやけど、このチームはそういう感じになっとらんがいちゃ。スパイカーを数多く入れて、相手のブロックの的を絞らせないチームになっとるがよ。

これ、10年以上前に眞鍋政義監督が採用しとった「MB1」というやつやけど、眞鍋さんの右腕であった川北元さんは取り入れとるがやね。ミドルブロッカー不足の代表事情に考慮して編み出された戦術やったけど、一時期よく使っとったがいちゃ。これをアクアでやっとんがやね。

ただ、代表の頃と違うのは、アクアはセッターの安田美南選手が179cmと身長が高いがで、ブロックに参加できるのが大きいがやね。ほんじゃから常にブロックに参加できる選手は多いチームやから、ミドルブロッカー1枚減らして、アタッカーを増やせる…という感じながよ。それにショールテン選手は190cm、シュティグロート選手は184cmあって、他の選手も高さが十分にあるがで、ミドルブロッカー1人体制もやれるやろうなあとオラは思うちゃ。

アクアと言えば、チームの古株である浮島杏加子選手がおって、彼女は貴重な左利きということもあって、彼女を上手く使いたいがやね。なんせ左サイドからアウトサイドからスパイクできるがで、相手のブロックの的を外しやすいみたいがで、その特性は上手く使っていきたかったがよ。パワーヒッターのショールテン選手、万能型のシュティグロート選手を加えると、多彩な攻撃を仕掛けられるのは大きいのう。

じっくり試合を観ていて思ったがやけど、本当に興味深いバレーしとると思ったじゃ。3セット目はマダヤグ選手を入れて、従来のミドルブロッカー2枚にしていたし、戦術の多様性は魅力的ながやろうと感じるちゃ。

あと、アクアはオールスターゲームに参加したセッターの安田美南選手と、この日は最多得点を挙げたミドルブロッカーの山口真季選手の2人が大きな軸になっとるのが感じられたのう。

安田選手はセッターということで、トスを上げていく「司令塔」という立場ながやけど、このポジションにしては大きい179cmの身長が魅力的やちゃ。トスの位置が高いから、アタッカーは高い打点からボール打ちやすくなるがで、この試合は相手のブロックの上からスパイクを打ててしまうシーンがあってすごかったのう。あと、トスの位置が高いから、状況次第でツーアタックを狙えるのが強いちゃ。

https://twitter.com/vking_jp/status/1888944760380940602

そんで、山口真季さんがやっぱし頼れるちゃ。とにかくブロックで止めまくるがよ。しかも、直近の試合でブロックポイントを伸ばしまくっていて、今リーグで2位になっとるちゃね…。

今シーズンのアクアは本当にブロックが良い印象が強くて、相手のスパイカーもなかなか思うように打てないのが目立っているがやけど、核になっているミドルブロッカーの山口さんの存在が本当に大きいのかと感じさせられるちゃ。しかも、彼女はクイックの切れ味がめちゃくちゃいいしのう…。

今のアクア、本当に強くなっとるし、格上の相手にも結構勝利を収められるようになっとるしよぉ、今後の試合次第ではチャンピオンシップの出場権になる8位以内も狙えるやろう。チームの歴史的な偉業を果たすためにも、是非とも今の調子を維持して、必ずや8位以内に入って、行けるところまで行って欲しいちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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