【J2】ライバルチェック2025 Vol.9 ヴァンフォーレ甲府

9回目のライバルチェックやちゃ。Xでの投票で多かったヴァンフォーレ甲府にするちゃ。

目次

終始低迷。14位で終了

2022年は天皇杯を優勝して、2023年はACLも戦いながらのシーズンやったがやけど、終盤までプレーオフ争いを演じていたヴァンフォーレ甲府やけど、昨シーズンは苦戦を強いられることになったのう。

アダイウトン、ウタカ、三平和司などのアタッカー陣の得点力は非常に高くて、シーズン54ゴールを記録しとる一方で、失点も57失点と多かったがで、得点力が相殺されるような感じになってしまったじゃ。シーズン途中には篠田善之監督の解任を決断して、大塚真司コーチが昇格してシステムも3バックに変更して戦っていたがやけど、成績はあまり向上することなく、結局は14位で終了してしまったがよ、昇格争いを演じるべきチームの一つやけど、本当に不本意なシーズンになったやろう。

今シーズンは大塚真司監督が開幕から率いることになって、かつての主力選手の柏好文、小出悠太が復帰して、心機一転のシーズンになるちゃ。

カターレとの対戦

https://soccer-db.net/compare/h2h/1019/1022

選手が行き来しとって、結構縁が深いクラブでありながら、実は対戦は7回しかないちゃ。

カターレが勝利したのは、2009年の試合だけで、あとは勝利を収めてないちゃ。甲府は2011年はJ1におって、2013年からしばらくJ1におったこともあって、結局は3シーズンしか戦っとらんがやね。負けた試合は0-5、1-4、0-3と派手にやられた試合が多い傾向があるちゃ。

甲府とカターレの絡みと言えば、2009年に甲府を率いていた安間貴義元監督が、カターレで4シーズン率いていたこともあって、大西容平、池端陽介、鶴田達也、木村勝太、國吉貴博、秋本倫孝、そして現在はプロフェッショナルレフェリーの御厨貴文さんが両チームでプレーしとったじゃ。その後も窪田良、黒木聖仁、田中佑昌、林堂眞、松本孝平が両チームでプレーして、今シーズンは2016年にプレーしていた大島康樹、2021年にプレーした中山陸、2021年から4シーズンプレーしたマテウス・レイリアが在籍しとるがよ。あと、GKコーチには中川雄二さんがおられるちゃね。

ちなみにカターレ側には、ユース出身の末木裕也、2020年にプレーしていた松田力、そして昨シーズン在籍していたコ・ボンジョが所属しとるがよ。なんか相変わらずちゃね。

今冬の移籍

加入

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Po名前前所属備考
GK石川慧ガンバ大阪
GK東ジョン名古屋グランパス昨シーズンはFC琉球に所属
DF小出悠太ベガルタ仙台
DF佐藤恵介日本体育大
DF一瀬大寿山梨学院大
MF柏好文サンフレッチェ広島
MF田中雄大ファジアーノ岡山期限付き移籍
MF土屋巧柏レイソル期限付き移籍
MF平塚悠知アビスパ福岡
MF遠藤光テゲバジャーロ宮崎育成型期限付き移籍期間満了により復帰
MF保坂知希ヴァンフォーレ甲府U-18
MF熊倉弘達日本大
FW🇧🇷マテウス・レイリアカターレ富山
FW大島康樹栃木SC

放出

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Po名前移籍先備考
GK渋谷飛翔横浜FC
GK🇰🇷コ・ボンジョサガン鳥栖期限付き移籍期間満了により復帰
→今シーズンはカターレ富山に所属
GK山内康太鹿児島ユナイテッドFC期限付き移籍
DF関口正大V・ファーレン長崎
DF大和優槻FC琉球期限付き移籍
DF神谷凱士FC琉球
DF飯田貴敬京都サンガFC期限付き移籍期間満了により復帰
→水戸ホーリーホックへ完全移籍
MF武富孝介おこしやす京都AC(関西2部)
MF木村卓斗横浜F・マリノス期限付き移籍期間満了により復帰
MF🇧🇷アダイウトン🇧🇷クルーベ・ド・レモ
MF三沢直人レノファ山口FC
FW飯島陸福島ユナイテッドFC期限付き移籍
FW水野颯太高知ユナイテッドSC期限付き移籍
FW松本孝平FC大阪※昨シーズンはカターレ富山へ期限付き移籍
FW🇧🇷マクーラ🇲🇹グジーラ・ユナイテッド期限付き移籍期間満了により復帰
FW🇳🇬ピーター・ウタカ

選手の行き来が激しいオフになっとるちゃね。前線の核であるアダイウトン、ピーター・ウタカを放出しとるし、キャプテンを務めていた関口正大がV・ファーレン長崎、GKの渋谷飛翔が横浜FCへ移籍してしまっとって、全体的に再編を求められる陣容になったじゃ。

今シーズンに甲府に加入した選手は、柏好文が11シーズンぶり、小出悠太が6シーズンぶりに復帰してきとるちゃ。攻撃陣はカターレにも所属していたマテウス・レイリアと大島康樹が加入しとるがよ。タレントだけを見ていると、結構パワーダウンしとるような印象は感じるがやけど、昨シーズンは個に依存しとるようなチームやったみたいながで、スリムになったチームで再び結束を固めたいところやちゃね。

フォーメーション

大塚真司監督が採用しとるのは[3-4-2-1]ながで、おそらく今シーズンもそのように戦っていくやろう。

飯田貴敬、関口正大が抜けたポジションには、柏好文、小出悠太の復帰組が入ってきて、GKは琉球で1シーズンレギュラーを張っていた東ジョンが入ると考えられるやろう。要所要所で渋い人材で埋めていく感じやちゃね。

アダイウトン、ウタカが抜けた攻撃陣がどうなっていくのか気になるところやけど、基本的には大ベテランの三平和司に、10番の鳥海芳樹が中心に展開していくのは間違いないやろう。そこにマテウス・レイリア、大島康樹、熊倉弘達らが関わっていくと考えられるところかのう?

カターレのサポとしては、マテウス・レイリアが非常に気になるがやけど、スピードと球際と献身性が特徴の選手だけに、執拗な裏抜けは敵に回すと非常に厄介やと感じるちゃ。ただ、スペースを作らせなかったら、あまり存在感を発揮させられなかったことも多々あったがで、引かれる展開になると甲府の戦い方は難しくなるのかもしれんちゃ。

なんのせ環境が変わったマテウスがどんなプレーするのかが非常に気になるところやちゃね。

懸念材料は、J2全体から見ると、かなり年齢が高いところは気になるところやちゃね。チームの顔である山本英臣をはじめに、35歳を超えたベテランが多くて、メンタル面での強さはありそうな感じやけど、フィジカルコンディションとか夏場の疲労などでどこまで対応できるのか気になるところやちゃ。今シーズンは大卒、ユースからの昇格と若い選手がおるだけに、そういった選手たちがどこまで底上げしていくのか、大きなポイントになりそうやちゃ。

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この記事を書いた人

とれぱん先生のアバター とれぱん先生 ブログ管理人

富山県の入善町に在住やちゃ。
2019年までプレーしていたハンガリー代表GKガボール・キラーイを応援しとったがいちゃ。今は地元のJリーグチーム、カターレ富山を中心に、いろんなスポーツを見とんがよ。バレーボール(KUROBEアクアフェアリーズ)、ハンドボール(アランマーレ富山)なども応援しとって、最近はクリケットもチェックしとるちゃ。料理、ギター、イラスト、温泉・サウナめぐりなども好きやちゃ。やわやわと頼んますちゃー

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